🗨️「台風25号、和歌山にいちばん近づくのはいつ?」
和歌山地方気象台が20日5時3分に出した解説情報では、台風25号が最も近づくのは21日の朝から昼前です。関東より半日ほど早い時間帯になります。ただしこの情報は「台風第25号」ではなく「高波」という名前で出されていて、雨と風の予想は1つも入っていません。南部の波だけが20日・21日とも6メートルです。
[災害] この記事の要点
2026年9月20日 発表
- 南部の海沿いで20日夜から21日の午前を過ごす人
- 21日に船を出す予定の人、釣り・サーフィンの予定がある人
- 沿岸の施設・係留している船を管理している人
情報の名前が「台風第25号」ではない
各地の気象台が出す解説情報には、何についての情報かという名前が付いています。今回の朝の発表を並べると、和歌山だけ違いました。
| 気象台 | 情報の名前 | 入っている予想 |
|---|---|---|
| 甲府(山梨) | 山梨県気象解説情報(台風第25号) | 雨 |
| 仙台(宮城) | 宮城県気象解説情報(台風第25号) | 雨・風・波 |
| 盛岡(岩手) | 岩手県気象解説情報(台風第25号) | 雨・風・波 |
| 和歌山 | 和歌山県気象解説情報(高波) | 波だけ |
和歌山は雨の欄も風の欄も空です。気象台が県民に伝えたいことを高波1つに絞った、という意味になります。台風は近づくけれど、県内で警戒がいるのは海だという判断です。
台風シーズンが始まる前に、家へ置いておくもの
風で割れるのは窓、家に入ってくるのは水です。この2つは、進路が決まってから買いに走っても店の棚から消えています。
窓が割れるのを防ぐ道具ではありません。割れたあとの破片を膜で押さえるものです。飛散率を約1%まで落とせるのは防災安全合わせガラスですが、そちらは発注から施工まで日数がかかって台風の前には間に合いません。今日のうちに手を動かせるのはこちらです。貼るのは室内側です。
土のうは砂を詰める前提の道具ですが、住宅街ではその砂が手に入りません。水で膨らむ型なら平たいまま棚にしまえて、玄関の段差にも、下水が逆流してくる風呂・トイレの排水口の上にも置けます。
一から集めると抜けが出ます。まずセットで用意して、家族の人数分と常備薬だけ足すのが早いです。
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近づくのは21日の朝から昼前
大型で強い台風第25号は、20日3時には日本の南を北西に進んでいます。台風は21日朝から昼前にかけて和歌山県に最も近づく見込みです。(和歌山地方気象台「和歌山県気象解説情報(高波)」2026年9月20日5時3分発表)
| 県 | 最も近づく・接近するのは |
|---|---|
| 和歌山 | 21日朝から昼前 |
| 山梨 | 21日午後 |
| 宮城・岩手 | 21日から22日にかけて |
同じ台風でも、和歌山は関東より半日、東北より1日ちかく早く山場が来ます。連休の予定を組むときに効くのはここで、21日の午前が和歌山の山場、午後には通り過ぎているという順番になります。
6メートルは「大しけ」の入り口
| 波の高さ | 海の状態 |
|---|---|
| 3メートル | しける |
| 4〜6メートル | 非常にしける |
| 6〜9メートル | 大しけ |
| 9メートル超 | 猛烈にしける |
南部の予想は20日・21日とも6メートルで、ちょうど「大しけ」に入ります。気象台も防災事項に「大しけとなる見込みです」と書いています。
高波でやっかいなのは、うねりが風より先に来て、風がやんだあとも残ることです。台風本体がまだ遠い20日の夜からすでに大しけの時間帯に入り、21日の昼前まで続きます。空が晴れていても海だけ荒れる、という状態になります。
雨と風の欄が無いことをどう読むか
「雨の予想が書かれていない=雨が降らない」ではありません。解説情報は、その時点で気象台がとくに呼びかけたい事項をまとめたものです。雨や風について警報級の見通しが立っていないので、高波1本に絞られた、と読むのが正確です。
したがって、和歌山で雨の量や風の強さを知りたいときは、この解説情報ではなく県内の天気予報と警報・注意報のページを見る必要があります。20日16時頃に次の解説情報が出る予定なので、そこで雨や風の欄が追加されるかどうかも目安になります。
この住所は浸水しやすい場所ですか?
住所を入れるだけ。ハザードマップの指定(浸水・土砂・津波)と地盤の強さが5秒で出ます。会員登録も電話番号も要りません。
20日の日中にやること
高波の警戒時間は20日の夜のはじめ頃からです。動けるのは20日の日中だけ、と考えておくと間違いがありません。係留している船、浜に置いたままの道具、海沿いの資材は、明るいうちに動かします。
21日の朝から昼前は、釣りも磯遊びも見物も避ける時間帯です。波を見に行って足をすくわれる事故は、台風が最接近する前後の数時間に集中します。午後になって台風が離れてからでも、海は間に合います。
生活・仕事にどう効くか
- 波:南部で予想される波の高さは20日・21日とも6メートル。20日夜のはじめ頃から21日昼前にかけて大しけとなる見込み。北部の波の予想は今回の解説情報に入っていない。
- 時間:台風が最も近づくのは21日朝から昼前。同じ朝に出た解説情報では、山梨が21日午後、宮城と岩手が21日から22日にかけての接近としており、和歌山がいちばん早い。
- 雨と風:今回の和歌山県の解説情報には、雨の予想も風の予想も入っていない。警戒の対象が高波に絞られている。
結局どうすればよいか
- 20日の日中のうちに、係留している船と浜辺に置いた道具を移動させる
- 21日の朝から昼前は、堤防・岸壁・磯に近づかない。うねりは風がやんでも残るので、波が落ち着いて見えても午後まで待つ
- 雨と風の情報が必要なら、20日16時頃に出る次の解説情報と、和歌山県の天気予報・警報を別に確認する
公式出典
- 気象庁 和歌山県気象解説情報(高波)和歌山地方気象台 2026年9月20日5時3分発表(2026年9月20日発表)
- 気象庁 台風情報(2026年9月20日発表)
更新履歴
- 2026年9月20日 初版を公開
※本記事は2026年9月20日時点で公表されている情報にもとづきます。数値・制度・進路などは今後変わる可能性があるため、最新の内容は各公式発表をご確認ください。
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