🗨️「シルバーウィークの台風は、結局どこへ来るんですか」
16日3時の気象庁の予報で、5日先の21日午前9時までの位置が出ました。予想は北緯33.4度・東経139.5度、中心気圧970ヘクトパスカル、最大風速35メートルです。ただし21日の予報円は半径およそ519キロあり、この時点で場所を1つに決めることはできません。
[災害] この記事の要点
2026年9月16日 発表
- 9月19日から23日の連休に本州で移動の予定がある人
- 伊豆諸島・小笠原へ船や飛行機で向かう予定の人
- 連休中に屋外のイベントや作業を予定している人
前の日は20日朝まで、16日は21日朝まで
気象庁の5日先予報は、毎回そのときの1時点しか先が見えません。15日の時点で出ていたのは20日朝までで、連休の後半がまだ予報の外にありました。16日3時の発表で、その先の21日午前9時が加わっています。
| 時刻 | 予想される中心の位置 | 中心気圧 | 最大風速 |
|---|---|---|---|
| 16日3時(実況) | 北緯15.5度・東経148.8度(マリアナ諸島) | 1000hPa | 15m/s |
| 16日15時 | 北緯17.6度・東経150.2度(南鳥島近海) | 998hPa | 18m/s |
| 18日9時 | 北緯24.7度・東経145.1度 | 985hPa | 25m/s |
| 19日9時 | 北緯26.2度・東経140.6度 | 975hPa | 30m/s |
| 20日9時 | 北緯29.0度・東経138.4度 | 975hPa | 30m/s |
| 21日9時 | 北緯33.4度・東経139.5度 | 970hPa | 35m/s |
16日3時の時点ではまだ熱帯低気圧で、台風になるのは16日午後3時ごろの見込みです。中心気圧は5日で1000から970ヘクトパスカルまで30下がる予想になっています。
台風シーズンが始まる前に、家へ置いておくもの
風で割れるのは窓、家に入ってくるのは水です。この2つは、進路が決まってから買いに走っても店の棚から消えています。
窓が割れるのを防ぐ道具ではありません。割れたあとの破片を膜で押さえるものです。飛散率を約1%まで落とせるのは防災安全合わせガラスですが、そちらは発注から施工まで日数がかかって台風の前には間に合いません。今日のうちに手を動かせるのはこちらです。貼るのは室内側です。
土のうは砂を詰める前提の道具ですが、住宅街ではその砂が手に入りません。水で膨らむ型なら平たいまま棚にしまえて、玄関の段差にも、下水が逆流してくる風呂・トイレの排水口の上にも置けます。
一から集めると抜けが出ます。まずセットで用意して、家族の人数分と常備薬だけ足すのが早いです。
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21日の予報円は、半径およそ519キロある
予報円は「その時刻に中心が入る確率が70パーセントの範囲」です。先に行くほど大きくなります。
| 時刻 | 予報円の半径 |
|---|---|
| 18日9時 | 約204キロ |
| 19日9時 | 約259キロ |
| 20日9時 | 約333キロ |
| 21日9時 | 約519キロ |
半径519キロは、東京から岡山までとほぼ同じ距離です。21日の位置が北緯33.4度・東経139.5度と出ていても、その点にピンを刺して予定を決められる段階ではありません。円が縮むのは18日から19日ごろです。
「強い」に入るのは最大風速33メートルから
気象庁は台風の強さを最大風速で区切っています。
| 階級 | 最大風速 |
|---|---|
| (階級なし) | 17.2m/s以上33m/s未満 |
| 強い | 33m/s以上44m/s未満 |
| 非常に強い | 44m/s以上54m/s未満 |
| 猛烈な | 54m/s以上 |
21日の予想が35メートルなので、この予報どおりに進めば「強い台風」として本州の南に来ることになります。最大瞬間風速は50メートルの予想です。
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16日は、台風とは別の雨が降っている
この台風とは関係なく、16日はすでに雨です。気象庁が16日4時41分に出した東京地方の予報にはこう書かれています。
前線が東海道沖から伊豆諸島付近を通って日本の東にのびています。関東甲信地方は、湿った空気の影響を受けています。16日は、前線が伊豆諸島付近を南下し、上空の寒気や湿った空気の影響を受ける見込みです。このため、雨で昼過ぎから夕方は雷を伴い激しく降る所があるでしょう。
東京地方の降水確率は6時・12時が80パーセント、18時・24時が70パーセントです。台風の話と、今日の雨の話は別々に見る必要があります。
いま決められること、決められないこと
連休は19日(土)から23日(水・秋分の日)です。予報の形からいうと、19日と20日は台風がまだ本州から遠く、21日以降が本番という並びになります。
ただし予報円が519キロある以上、21日に上陸するのか、東へそれるのかは今日の時点では決まりません。予定を動かすかどうかの判断は18日まで待ち、今日やるのは物の片づけだけにしておくと、二度手間になりにくくなります。
ベランダの植木鉢、物干し竿、自転車のカバー、雨どいの落ち葉。これらは台風が来ても来なくても、片づけて損がないものです。
生活・仕事にどう効くか
- 移動:21日の予報円は半径約519キロ。進路が決まるのは18日から19日ごろで、いま予定を確定させる材料はまだない。
- 住まい:最大風速35メートルは、気象庁の階級で「強い」に入る大きさ。接近の前に、ベランダと雨どいの片づけが要る水準になる。
結局どうすればよいか
- 19日の予定を動かすかどうかは、18日の予報を見てから決める
- 連休前の平日のうちに、ベランダの飛びやすいものを室内へ入れておく
- 船や飛行機の予約があるなら、欠航時の払い戻し条件を先に確認しておく
公式出典
- 気象庁 台風情報(TC2630 進路予報)(2026年9月16日発表)
- 気象庁 台風の強さ・大きさの階級表(2026年9月16日発表)
- 気象庁 東京地方の天気予報(16日4時41分発表)(2026年9月16日発表)
更新履歴
- 2026年9月16日 初版を公開。
※本記事は2026年9月16日時点で公表されている情報にもとづきます。数値・制度・進路などは今後変わる可能性があるため、最新の内容は各公式発表をご確認ください。
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