🗨️「リコールになった製品なら、もう火事にはならないの?」
そうはなっていません。消費者庁は9月1日から11日までのあいだに、重大製品事故を6回公表しています。そのうち「リコール製品で火災等」として挙がったものには、充電式スピーカーが9月1日・8日・11日の3回、高圧洗浄機(充電式)が9月4日・11日の2回、繰り返し出てきます。回収の告知が出たあとも、家に残っている製品が燃えているということです。自分の家のものが対象かどうかは、消費者庁のリコール情報サイトで型番から調べられます。
[事件・事故] この記事の要点
2026年9月13日 発表
- 充電式のスピーカーやモバイル機器を家に置いている人
- 高圧洗浄機や電動アシスト自転車を持っている人
- 何年も前に買った家電を使い続けている家庭
9月の11日間で6回、公表されている
消費者庁の公表資料を、9月1日から11日まで並べます。
| 公表日 | 挙がっているリコール対象製品 |
|---|---|
| 9月1日 | エアコン、スピーカー(充電式) |
| 9月3日 | (製品別の記載なし) |
| 9月4日 | 高圧洗浄機(充電式)、リチウム電池内蔵充電器 |
| 9月8日 | スピーカー(充電式)、空気清浄機 |
| 9月10日 | (製品別の記載なし) |
| 9月11日 | 電気ケトル、スピーカー(充電式)、電動アシスト自転車、高圧洗浄機(充電式) |
充電式スピーカーが3回、充電式の高圧洗浄機が2回。同じ製品が短い間隔で出てきます。
住まいのリスクに対する備え
土地の履歴やリスクを知ったら、次は「起きたときにどうするか」です。最低限そろえておくと動けるものを挙げます。
一から集めると抜けが出ます。まずセットで用意して、家族の人数分と常備薬だけ足すのが早いです。
断水で最初に困るのがトイレです。備蓄で見落とされやすい一方、代用が効きません。
停電時は懐中電灯より、部屋全体を照らせるランタンの方が使えます。電池でも充電でも点くものだと、どちらが尽きても止まりません。
鍵につけて持ち歩けるサイズ。停電や夜道、内見での床下確認にも使えます。備えは「持ち歩けるかどうか」で使用率が変わります。
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「リコール製品で火災等」という見出しの意味
9月8日の公表には、この言葉が題名に入っています。つまりすでに回収が告知されている製品で、また火災等が起きたということです。
回収されているのに、なぜ燃えるんですか
回収は「返してください」という呼びかけであって、家から自動で消えるわけではありません。告知を知らない家、知っていても出すのを後回しにしている家に、その製品が残っています
リコールの告知は、メーカーの発表・新聞広告・販売店の掲示で行われます。買ったのが数年前なら、その告知が目に入っていない可能性のほうが高いのが実情です。
自分の家のものを調べる手順
製品名だけでは分かりません。型番で見るのが確実です。
- 製品の裏か底の銘板シールを見て、型番と製造番号を控える
- 消費者庁リコール情報サイトで製品名や型番を検索する
- 対象だったら使うのをやめて、告知に書かれたメーカーの窓口に連絡する
自分で分解したり、電池を外そうとしたりしないでください。リチウムイオン電池は、傷が付くとその場で発熱することがあります。
公表の根拠になっている法律
この公表は、メーカーや輸入業者からの報告にもとづいています。
消費生活用製品安全法第35条第1項の規定に基づき報告のあった重大製品事故
消費者庁の公表資料の表題より
「重大製品事故」とは、死亡・治療に30日以上を要するけが・一酸化炭素中毒・火災といった被害が出たもののことです。ひやりとした程度の不具合は、この公表には出てきません。つまり一覧に並んでいる製品は、すでに実害が出たものだけです。
充電式のものが多いのは偶然ではない
9月の一覧に並んでいるのは、スピーカー・高圧洗浄機・充電器・電動アシスト自転車と、充電式のものばかりです。コンセントにつなぐだけの家電と違い、電池を内側に抱えているぶん、劣化や衝撃が発熱につながります。
家の中で対策できるのは、置き場所と時間帯です。布団や紙の上で充電しない。寝ているあいだ、家を空けているあいだに充電したままにしない。これだけでも、火が出たときに気づけるかどうかが変わります。
公表の回数と対象製品は2026年9月13日時点の消費者庁の公表資料一覧によります。個別の事故の原因は調査中のものが含まれます。
生活・仕事にどう効くか
- 繰り返し出てくる製品:9月1〜11日の6回の公表で、充電式スピーカーが3回、高圧洗浄機(充電式)が2回登場している。
- リコール後の事故:9月8日の公表は「リコール製品で火災等」。回収の告知が出たあとの事故という位置づけ。
- 調べる場所:消費者庁リコール情報サイトで、製品名や型番から対象かどうかを検索できる。
結局どうすればよいか
- 充電式の製品(スピーカー、掃除機、工具、自転車)の型番を控えて、消費者庁リコール情報サイトで検索する
- リコール対象だったら使うのをやめて、メーカーの窓口に連絡する(自分で分解しない)
- 充電はできるだけ人がいる時間に行い、寝るときや外出時に充電したままにしない
公式出典
- 消費者庁「消費生活用製品の重大製品事故(公表資料 2026年度)」(2026年9月13日発表)
- 消費者庁「消費生活用製品の重大製品事故:リコール製品で火災等(スピーカー(充電式)、空気清浄機)」(2026年9月8日発表)
- 消費者庁リコール情報サイト(2026年9月13日発表)
更新履歴
- 2026年9月13日 初版を公開。公表の回数と対象製品は消費者庁の公表資料一覧による。
※本記事は2026年9月13日時点で公表されている情報にもとづきます。数値・制度・進路などは今後変わる可能性があるため、最新の内容は各公式発表をご確認ください。
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