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大雪警報 基準/地域で何cmかが違う

東京23区の大雪警報は、12時間に10cmの雪が降ると予想されたときに出ます。新潟県の十日町市(とおかまちし)なら、同じ大雪警報でも12時間に60cmです。「大雪警報」という名前は同じでも、基準の数字は地域で6倍ちがいます。

「大雪警報 基準 mm」と調べる人も多いのですが、雪の基準は雨のようなミリではありません。積もった雪の深さをcmで決めています。この記事では、気象庁が市町村ごとに出している基準を、県庁所在地を中心に並べました。

i基準は気象庁「特別警報の指標及び危険警報・警報・注意報発表基準一覧表」(令和8年5月28日現在)から取りました。同じ市でも平地と山地で基準が分かれていることがあり、表は平地の値です。2026年10月31日に確認しました。
目次

県庁所在地の基準一覧

47の県庁所在地(東京は23区の千代田区)の、大雪警報と大雪注意報の基準です。とくに書いていないものは「12時間に降る雪の深さ」です。

都道府県 都市 大雪警報 大雪注意報
北海道 札幌市 6時間30cmか12時間40cm 20cm
青森県 青森市 35cm 15cm
岩手県 盛岡市 40cm 15cm
宮城県 仙台市 20cm 10cm
秋田県 秋田市 6時間25cmか12時間35cm 15cm
山形県 山形市 30cm 15cm
福島県 福島市 25cm 10cm
茨城県 水戸市 10cm 5cm
栃木県 宇都宮市 15cm 5cm
群馬県 前橋市 20cm 5cm
埼玉県 さいたま市 10cm 5cm
千葉県 千葉市 10cm 5cm
東京都 東京23区(千代田区) 10cm 5cm
神奈川県 横浜市 10cm 5cm
新潟県 新潟市 6時間30cm 6時間15cm
富山県 富山市 6時間30cm 6時間15cm
石川県 金沢市 25cm 15cm
福井県 福井市 30cm 15cm
山梨県 甲府市 15cm 5cm
長野県 長野市 25cm 15cm
岐阜県 岐阜市 20cm 10cm
静岡県 静岡市 10cm 5cm
愛知県 名古屋市 10cm 5cm
三重県 津市 10cm 5cm
滋賀県 大津市 30cm 10cm
京都府 京都市 15cm 5cm
大阪府 大阪市 10cm 5cm
兵庫県 神戸市 10cm 5cm
奈良県 奈良市 10cm 5cm
和歌山県 和歌山市 15cm 5cm
鳥取県 鳥取市 25cm 15cm
島根県 松江市 25cm 15cm
岡山県 岡山市 10cm 5cm
広島県 広島市 20cm 10cm
山口県 山口市 10cm 5cm
徳島県 徳島市 10cm 5cm
香川県 高松市 15cm 5cm
愛媛県 松山市 10cm 5cm
高知県 高知市 10cm 5cm
福岡県 福岡市 10cm 3cm
佐賀県 佐賀市 10cm 3cm
長崎県 長崎市 10cm 3cm
熊本県 熊本市 10cm 3cm
大分県 大分市 10cm 3cm
宮崎県 宮崎市 10cm 3cm
鹿児島県 鹿児島市 10cm 3cm
沖縄県 那覇市 基準なし 基準なし

出典:気象庁「発表基準一覧表」の全市町村CSVから作成。静岡市・津市・大津市・奈良市・鳥取市・仙台市・横浜市・富山市は市の中で区域が分かれており、市街地を含む側(静岡南部・津東部・大津南部・奈良西部・鳥取北部・仙台東部・横浜北部・富山平地)の値です。札幌市・富山市・新潟市・秋田市は6時間の基準です。

気象庁の発表基準一覧表のうち東京都千代田区の警報欄。大雪警報の基準は降雪の深さ「12時間降雪の深さ10cm」
東京都千代田区の基準一覧表のうち警報欄。大雪は「12時間降雪の深さ10cm」(気象庁のPDFから切り出し)

関東と九州・四国の多くの都市は、警報が10cmです。九州7県の県庁所在地は、注意報がわずか3cmです。いっぽう盛岡は40cm、青森と秋田は35cmで、雪の多い都市ほど数字が大きくなっています。

渋滞と通行止めで動けなくなったときに要るもの

迂回路を調べるにも、その場で待つにも、要るのはトイレと電源の2つです。車に積みっぱなしにできる小さいものだけ挙げます。

セイワ 携帯トイレ 3枚入×3個セット(前掛けシート付き・600cc)

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渋滞と通行止めで動けなくなったとき、いちばん先に困るのがトイレです。高速道路上ではパーキングまで降りられないので、車に積んでおくものの中では優先度が高い1つです。

Anker PowerDrive 2 Alloy(カーチャージャー・2ポート24W)

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渋滞中はナビと地図と渋滞情報でスマホを使い続けるので、電池は思ったより早く減ります。迂回路を調べる段になって充電が無いと、動けるのに動けません。

Anker Zolo Power Bank 20000mAh 45W(USB-Cケーブル内蔵)

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災害時に多いつまずきが「ケーブルが見つからない・端子が合わない」です。本体にケーブルが付いている型だとそこで止まりません。20000mAhでスマホ数回分。

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いちばん少ないのは何cm

全国の市町村などの区域ごとに、12時間の大雪警報の基準(平地と山地があれば低いほう)を数えました。

12時間の警報基準 区域の数
10cm 740
15cm 109
20cm 198
25cm 106
30cm 168
35cm 93
40cm 145
45cm 7
50cm 134
55cm 18
60cm 7

出典:気象庁「発表基準一覧表」の全市町村CSVから集計(12時間の基準がある1,725区域)。いちばん多いのは10cmで、全体の4割をこえます。いちばん大きい60cmは、新潟県の魚沼市(うおぬまし)・南魚沼市・湯沢町・十日町市・津南町(つなんまち)と、柏崎市(かしわざきし)・糸魚川市(いといがわし)の山沿いの7区域です。

沖縄県は大雪警報・注意報の基準そのものがありません。

?

読者

東京は10cmで警報なのに、新潟は60cmなの?

おかあさん

そうなの。雪がよく降る地域ほど、警報になる数字が大きく決めてあるのよ。だから「新潟では警報が出ていないから大したことない」と、東京の感覚で比べないほうがいいわね。

6時間で決める地域

多くの地域は12時間の雪の量で決めますが、6時間で決める地域もあります。札幌市の平地は「6時間に30cmか、12時間に40cm」です。新潟県の平地と富山県の平地は「6時間に30cm」、秋田市の市街地は「6時間に25cmか、12時間に35cm」です。

短い時間にまとまって降る雪も、12時間の合計を待たずに警報の対象にしているということです。どれも雪の多い地域で、6時間の基準も30cm前後と大きめです。

警報の上の特別警報

大雨・土砂災害・氾濫・高潮には、警報と特別警報のあいだに「危険警報」があります。大雪には危険警報はなく、注意報、警報、特別警報の3段階です。

大雪特別警報の目安は全国共通で、「府県程度の広がりをもって50年に一度の積雪深」となり、そのあとも警報級の雪が丸一日ほど続くと予想されるときです。市町村ごとの数字ではなく、広い範囲で記録的な雪になるかどうかで判断します。

大雪のときは、高速道路や国道で予防的な通行止めがかかることがあります。どこで止まりやすいかは、別の記事にまとめました。

自分の市の基準の調べ方

住んでいる市町村の基準は、気象庁のページで3回のクリックで見られます。

  1. 気象庁「発表基準一覧表」のページを開く
  2. 一覧から都道府県(北海道は地方)を選ぶ
  3. 市町村名を押すとPDFが開くので、「警報」の欄の「大雪」を見る

平地と山地で分かれている市は、自宅や通勤の道がどちら側かで基準が変わります。通勤で県境をまたぐ人は、行き先の市の基準も一度見ておくと、警報が出たときに比べやすくなります。

雪の記録の大きさは最深積雪 ランキング/1位は滋賀の伊吹山に、タイヤを替える時期はスタッドレスタイヤ 交換時期/初雪の2〜4週間前にまとめています。

アイキャッチ写真の出典

2014年2月15日、大雪のあとの山梨県甲府市・酒折(さかおり)地区の国道411号。撮影 Sakaori/クリエイティブ・コモンズ 表示 3.0(ウィキメディア・コモンズ)。

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この記事を書いた人

ハウスメーカー2社で営業職を経験し、不動産・建築の基礎を習得。
その後、地域密着型の不動産会社にて営業事務として勤務し、
契約書作成、ポータルサイト管理、物件情報の入力・更新など、
実務全般に携わってきました。

特に、ポータルサイトを「より魅力的に見せる工夫」や、
反響につながる「分かりやすい間取り図作成」を得意としています。
自分が関わった物件に反響があった時の喜びが、今の原動力です。

現在は子育てのため一線を退いていますが、
これまでの実務経験を活かし、
フリーランスとして不動産会社様向けの
バックオフィスサポート業務を開始しました。

現場目線を大切にしながら、
「早く・正確に・伝わる」業務サポートを心がけています。

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