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日経平均 下落 11日の朝は一時2,062円安の63,208円 ところが住宅ローンの目安になる10年国債は、2.9%台のまま動いていません

目次

それで、住宅ローンはどうなるのか

ここが本題です。結論から言うと、日経平均が2,000円下げても、返済予定表の金額は1円も変わりません。住宅ローンの金利は、株価ではなく次の2つを見ています。

  • 変動金利……短期プライムレート(各銀行が決める最優遇の短期金利)が目安。日本銀行の政策金利の影響を受けます
  • 長期の固定金利……日本の10年国債利回り(長期金利)が目安。フラット35は毎月見直されます

その長期金利が、いまどうなっているか。財務省が公表している国債金利情報の実数です。

日付10年20年30年
9月1日2.987%
9月9日2.891%
9月10日2.920%3.754%3.995%

9月に入ってから2.9%前後で行ったり来たりしていて、株価のような荒い動きにはなっていません。11日分は当日の夕方に公表されます。米国の長期金利は上がり、日本の長期金利はほぼ横ばい——この差が、今回の株安が「日本発ではない」と言われる理由です。

先に効くのは、株より原油です

家計への影響という意味では、株価より原油のほうが直接的です。WTIが100ドル台に乗せたことは、ガソリン・灯油・電気・ガスの料金に数週間から数か月かけて効いてきます。株価の下落が家計の支出を増やすことはありませんが、燃料価格の上昇は必ず支出を増やします。

この夜には米国の8月の消費者物価指数(CPI)の発表があり、来週には米国のFOMCと日本銀行の金融政策決定会合が控えています。金利が動くとすれば、株価の値動きではなくこちらのほうです。

今日やることは、たぶん何もありません

株価が2,000円動いた日に、住宅ローンや家の売買で急いで決めるべきことは基本的にありません。確かめるとすれば、自分のローンが変動か固定か、そしてこれから借りる予定があるなら金利が「申込時点」と「実行時点」のどちらで決まる契約か、の2点です。どちらも返済予定表と金銭消費貸借契約書に書いてあります。

生活・仕事にどう効くか

  • 毎月の住宅ローン返済:株価が下がっても返済額は変わらない。変動金利は短期プライムレート、固定金利は長期金利(10年国債利回り)が目安になる。
  • これから借りる人:フラット35など長期固定の金利は毎月見直されるため、月をまたぐと条件が変わりうる。事前審査の金利は申込時点のものではなく、実行時点のものが適用されるのが一般的。
  • 家計:WTI原油先物が1バレル100ドル台に乗せた。ガソリンや灯油、電気・ガス料金には数週間から数か月遅れて効いてくる。

結局どうすればよいか

  • 自分のローンが変動か固定かを、返済予定表で確認する。株価に連動する項目は1つもない
  • これから借りるなら、金利が「申込時点」か「実行時点」のどちらで決まるかを金融機関に確認する
  • 積立投資をしている人は、1日の値動きで積立額を変えない。売買の判断は、生活費の何か月分が現金で残っているかで決める

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公式出典

更新履歴

  • 2026年9月11日 初版を公開(11日午前の値。終値は同日15時に確定します)

※本記事は2026年9月11日時点で公表されている情報にもとづきます。数値・制度・進路などは今後変わる可能性があるため、最新の内容は各公式発表をご確認ください。

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この記事を書いた人

ハウスメーカー2社で営業職を経験し、不動産・建築の基礎を習得。
その後、地域密着型の不動産会社にて営業事務として勤務し、
契約書作成、ポータルサイト管理、物件情報の入力・更新など、
実務全般に携わってきました。

特に、ポータルサイトを「より魅力的に見せる工夫」や、
反響につながる「分かりやすい間取り図作成」を得意としています。
自分が関わった物件に反響があった時の喜びが、今の原動力です。

現在は子育てのため一線を退いていますが、
これまでの実務経験を活かし、
フリーランスとして不動産会社様向けの
バックオフィスサポート業務を開始しました。

現場目線を大切にしながら、
「早く・正確に・伝わる」業務サポートを心がけています。

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