🗨️「株が2,000円も下がったって。うちの住宅ローンは大丈夫?」
毎月の返済額は、株価では動きません。動くのは金利です。固定金利の目安になる日本の10年国債の利回りは、9月10日時点で2.920%。9月1日の2.987%から下がっており、株が急落した週も2.9%台のままです。ただし米国の10年国債は9日の4.83%から10日に4.95%へ上がっていて、今回の株安はこちらが引き金と報じられています。
[経済] この記事の要点
2026年9月11日 発表
- 変動金利・固定金利で住宅ローンを返済中の人
- これから家を買うために事前審査を出す人
- NISAやiDeCoで日本株の投資信託を積み立てている人
11日の朝、日経平均に何が起きたか
前日10日の終値は65,270.95円で、前日比128.17円の値上がりでした。ところが11日は寄り付きから994.13円安の64,276.82円で始まり、9時1分に付けた高値64,312.02円がその日の高値のまま、9時20分には63,208.63円まで下げています。前日終値からの差は2,062.32円です。
ここで押さえておきたいのは、上の数字がすべて「朝の値」だということです。終値が決まるのは15時なので、この記事を読んでいる時刻によっては、もっと戻していることも、もっと下げていることもあります。速報の見出しにある「一時2,000円超の下落」は、1日の結果ではなく途中経過です。
きっかけは前の日のアメリカです
10日の米国市場は主要指数がそろって下げました。あわせて、日本の株価に効くとされる3つの数字が同じ方向に動いています。
| 9月10日(米国) | 水準 | 前日比 |
|---|---|---|
| ダウ工業株30種平均 | 52,064.10ドル | −316.56 |
| ナスダック総合 | 26,081.73 | −171.61 |
| S&P500 | 7,591.70 | −44.66 |
| 米10年国債利回り | 4.95% | 9日は4.83% |
| 米30年国債利回り | 5.37% | — |
米国債の利回りは、米財務省が毎営業日に公表しているものです。10年物が1日で0.12ポイント上がりました。金利が上がると、金利を生まない株の魅力が相対的に下がるため、株価には逆風になります。
もうひとつはWTI原油先物で、1バレル100ドル台に乗せました。100ドル台は2026年5月以来です。為替は11日朝に1ドル154円40銭ほどで、前日15時30分と比べて約90銭の円安でした。
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