🗨️「松江市の給食の食中毒、どこの学校で何人?」
東出雲町にある小学校3校と東出雲中学校の4校で、児童・生徒と教職員の計307人です。10月29日の給食に出たハマチが原因の、ヒスタミンによる食中毒でした。4校の給食をつくる東出雲学校給食センターは11月3日まで営業停止で、4校の給食は当面出ません。
[事件・事故] この記事の要点
2026年10月31日 発表
- 松江市東出雲町の小学校3校・東出雲中学校に子どもを通わせる家庭
- 家で青魚・赤身の魚を調理する人
4校で307人
松江市教育委員会と松江市が10月30日に発表した内容を、山陰中央新報が伝えています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 学校 | 東出雲町内の小学校3校、東出雲中学校 |
| 患者 | 児童・生徒と教職員の計307人 |
| 給食の日 | 10月29日 |
| 原因食品 | ハマチ |
| 原因物質 | ヒスタミン |
| 調理した施設 | 東出雲学校給食センター |
| 処分 | 松江保健所が5日間の営業停止(11月3日まで) |
東出雲町は、2011年に松江市と合併した旧東出雲町の地域です。4校の給食はすべて東出雲学校給食センターが調理しています。このため、市教委は当面の間、4校での給食の提供を取りやめるとしています。再開の時期は、記事の時点では示されていません。
市教委は、調理から配食までの流れには現段階で問題は見つかっていないとしています。ハマチがどの段階でヒスタミンを多く含むようになったのかは、保健所の調べを待つ必要があります。仕入れから調理までのどこかで、魚が常温に置かれた時間がなかったかが焦点になります。
あすからの給食は
営業停止は11月3日まで、4校の給食は「当面」止まります。対象の学校に通う子どもがいる家庭は、学校からの連絡で、お弁当を持たせる期間を確かめてください。給食が出ない間の昼食の扱いは、学校ごとに案内されるはずです。
今回の患者数307人は、厚生労働省の集計で令和5年の1年間に全国で出たヒスタミン食中毒の患者77人の約4倍にあたります。1つの給食センターが複数の学校の給食を一度につくるため、原因の食材が1つでも患者が多くなりました。

焼いても防げない食中毒
ヒスタミン食中毒は、ハマチ(ブリ)やマグロ、サバ、イワシなどの赤身の魚で起きます。魚に多く含まれるヒスチジンというアミノ酸が、常温に置かれている間に細菌の働きでヒスタミンに変わるためです。
「給食の魚はちゃんと焼いてあるのに、なぜ?」と思った保護者もいるはずです。ところが、ヒスタミンは熱に強く、焼いても煮ても消えません。給食の魚にしっかり火が通っていても起きる食中毒です。島根県の資料では、食べてから数分から数時間で、顔の赤み、かゆみ、じんま疹、頭痛などが出るとされています。
家庭で魚を買ったときも同じことが起きます。原因になる魚、家での防ぎ方はヒスタミン食中毒 魚/焼いても消えないにまとめました。
結局どうすればよいか
- 東出雲町の4校に通う子どもの家庭は、学校からの連絡でお弁当が必要な期間を確かめる
- 家で赤身の魚を買ったら常温に置かず、すぐ冷蔵庫へ入れる
- 魚を食べてくちびるや舌がピリピリしたら、それ以上食べない
公式出典
更新履歴
- 2026年10月31日
※本記事は2026年10月31日時点で公表されている情報にもとづきます。数値・制度・進路などは今後変わる可能性があるため、最新の内容は各公式発表をご確認ください。
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