感染する時期は「発症の1日前」から
県の資料の裏面に、はしかの基礎知識がまとまっています。この1行が、なぜ9月13日が公表されたのかを説明しています。
感染する時期は、発症の1日前から解熱後3日後まで、感染経路は、空気感染、飛沫感染、接触感染などで、感染力は非常に強いと言われている。(熊本県 報道資料「麻しん(はしか)患者の発生について」令和8年9月19日)
| 日付 | 資料に書かれている経過 |
|---|---|
| 9月13日 | 発熱の症状が出現(この日にバスと商業施設を利用) |
| 9月15日 | 症状が続くため管内の医療機関を受診 |
| 9月17日 | 発疹の症状が出現し、管内の別の医療機関を受診 |
| 9月18日 | 患者本人が保健所へ連絡し、検査を実施 |
| 9月19日 | 検査の結果、陽性を確認 |
発熱が出たその日に移動していたので、13日はすでに人にうつしうる時期に入っていたことになります。熱が出るまでは自分でも分かりません。ここが、かぜとの大きな違いです。
熊本県は5年間ゼロだった
同じ資料に、患者報告数の推移の表が付いています。熊本県で起きていることの珍しさが、ここで分かります。
| 年次 | 熊本県 | 全国 |
|---|---|---|
| 平成30年 | 1 | 279 |
| 令和元年 | 2 | 744 |
| 令和2年〜令和6年 | 0(5年連続) | 10/6/6/28/45 |
| 令和7年 | 1 | 265 |
| 令和8年 | 3(今回を含む) | 558(第37週時点) |
全国の558件は、令和7年の265件の約2.1倍です。令和4年の6件と比べると93倍になります。熊本県は令和2年から令和6年まで5年続けてゼロで、令和7年に1件、令和8年は今回を入れて3件。5年間ゼロだった県で、1年のうちに3件出ているという状況です。
電話する先は施設ではない
施設へのお問い合わせは、控えてください。(熊本県 健康危機管理課「麻しん(はしか)患者の発生について(令和8年9月19日)」)
名前の出た施設に「うちの子は大丈夫でしょうか」と問い合わせたくなりますが、県はそれをはっきり止めています。施設は医学的な判断ができませんし、問い合わせが集まるほど、本来の業務も止まります。
相談先は最寄りの保健所です。県の窓口は健康危機管理課感染症対策班(096-333-2240)。受診するときは、事前にはしかの疑いがあることを電話で伝え、マスクを着け、公共交通機関を使わないこと。これも県の呼びかけにそのまま書かれています。待合室でうつるのを防ぐための手順です。
生活・仕事にどう効くか
- いつまで気にするか:県は「利用日から21日以内」に症状が出たら保健所へ相談するよう求めている。9月13日に利用した人は2026年10月4日(土)まで。
- 接種していても起きること:県の報道資料に記載された患者の予防接種歴は「2回接種」。定期接種を2回受けていても発症する場合があることになる。
- 連絡先:県は「施設へのお問い合わせは、控えてください」と明記している。相談先は最寄りの保健所。県の窓口は健康危機管理課感染症対策班(096-333-2240)。
結局どうすればよいか
- 自分が9月13日にその3か所のどれかに居たかを確認する。別の日なら県が「感染のおそれはありません」と書いている
- 居合わせていたなら、10月4日まで発熱と発疹に気をつける。出たら施設ではなく最寄りの保健所へ電話する
- 受診するときは、事前にはしかの疑いを電話で伝え、マスクを着け、公共交通機関を使わない(県の呼びかけ)
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くわしく知る(保存版の記事)
公式出典
- 熊本県 報道資料「麻しん(はしか)患者の発生について」令和8年9月19日(2026年9月19日発表)
- 熊本県 健康危機管理課「麻しん(はしか)患者の発生について(令和8年9月19日)」(2026年9月19日発表)
- 熊本市「麻しん(はしか)にご注意ください」(2026年6月25日発表)
更新履歴
- 2026年9月20日 初版を公開
※本記事は2026年9月20日時点で公表されている情報にもとづきます。数値・制度・進路などは今後変わる可能性があるため、最新の内容は各公式発表をご確認ください。
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