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圏央道の千葉の穴がこの秋に開きます ところが秋に通じるのは3kmだけ

🗨️「圏央道の千葉のつながっていないところ、この秋に開通するって本当?」

「秋頃」と書かれているのは、大栄ジャンクションから圏央成田インターチェンジまでの3kmだけです。その先の多古インターチェンジ、松尾横芝インターチェンジまでは「令和8年度」で、しかも資材の調達が順調ならば、という条件が付いています。

[交通] この記事の要点

何が起きたか

圏央道の千葉県区間、大栄JCT〜松尾横芝IC(約28km)の開通が近づいている。NEXCO東日本の開通予定ページでは、このうち大栄JCT〜圏央成田ICの3kmが「R8年秋頃」、圏央成田IC〜多古ICの6kmと多古IC〜松尾横芝の9kmは「R8年度」の開通見込みと区分されている。あわせて同社関東支社は2026年8月17日、この新設事業に伴う標識工事などのため下総IC〜大栄JCTを9月14日から2夜間、夜間通行止めにすると発表した。

発表日・更新日

2026年8月26日 発表

影響を受ける人
  • 成田空港へ車で行き来する人
  • 多古町・芝山町・横芝光町・成田市で家や土地を探している人
  • 九十九里方面と埼玉・神奈川を車で往復している人
目次

この記事でわかること

  • 「秋」と書かれているのはどの区間か
  • 多古IC・松尾横芝ICまでの見込みと、付いている条件
  • 開通する前の沿線4市町の地価

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渋滞と通行止めで動けなくなったときに要るもの

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渋滞と通行止めで動けなくなったとき、いちばん先に困るのがトイレです。高速道路上ではパーキングまで降りられないので、車に積んでおくものの中では優先度が高い1つです。

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「秋頃」と書かれているのは、3kmの区間だけです

圏央道は千葉県の内陸で途切れています。大栄ジャンクションから松尾横芝インターチェンジまでの約28kmが、まだ通じていません。ここが開くと、成田空港のあたりから九十九里へ、そして埼玉・神奈川方面へと外側を回れるようになります。

この区間について、NEXCO東日本の開通予定ページには次のように区分されています。

区間距離状況開通予定
稲敷IC〜神崎IC11km営業中H26.4.12開通
神崎IC〜大栄JCT10km営業中H27.6.7開通
大栄JCT〜圏央成田IC3km工事中R8年秋頃
圏央成田IC〜多古IC6km工事中R8年度(見込み)
多古IC〜松尾横芝IC9km工事中R8年度(見込み)

「秋頃」が付いているのは、いちばん上の3kmだけです。残りの15kmには「R8年度」と書かれていて、そこには「資機材の調達等が順調な場合」という条件が添えられています。

読者

ニュースでは「9キロが秋に開く」と読んだ気がするのですが。

おかあさん

そのとおりの報道もあります。2026年7月27日に現地が報道公開されたときは、大栄JCT〜多古ICの9.1kmが秋ごろ、と伝えられました。一致しているのは「大栄JCT〜圏央成田ICの3kmは秋」という一点なので、そこだけを確かなものとして持っておくのが安全です。

i 「R8年度」は令和8年度、つまり2027年3月末までという意味です。「秋」と「年度内」では、半年ちがうことがあります。

準備工事はもう動いています

開通が近いことは、別のお知らせからも読み取れます。NEXCO東日本 関東支社は2026年8月17日、圏央道の下総インターチェンジから大栄ジャンクションの間を、9月14日から2夜間にわたって通行止めにすると発表しました。各日20時から翌朝5時までです。

理由として挙げられているのが、大栄JCT〜松尾横芝IC間の新設事業に伴う標識工事・舗装工事です。まだ開いていない先の区間のために、いま開いている区間を夜に止めて看板を替える。これは開通日が視野に入った段階でしか起きない工事です。

この2夜間は、千葉豪雨で長く塞がっていた区間が8月17日朝に全解除された、そのちょうど1か月後にあたります。開いたと思ったら、また夜だけ閉まる。沿線で車を使う人にとっては、続けて予定を組み直すことになります。

開通する前の値段を、いま控えておく

インターチェンジができる町の土地は、開通の前と後で見比べないと、何が起きたのか分かりません。そこで、国土交通省の地価公示から沿線4市町の住宅地を集計しました。

市町住宅地の標準地中央値(円/m²)平均変動率
成田市27地点52,900+2.2%
芝山町2地点14,300+0.7%
多古町1地点14,2000%
横芝光町3地点10,0000%
(参考)千葉県全体944地点83,050
i 令和5年(2023年)の地価公示のうち、用途が「住宅」の標準地を当サイトで集計したものです。多古町は住宅地の標準地が1地点しかないため、町全体の相場ではなく、その1地点の値段です。

多古町の14,200円は、千葉県全体の中央値83,050円のおよそ6分の1です。そして成田市が+2.2%で動いているのに対し、多古町と横芝光町は0%、つまり横ばいのままでした。インターチェンジができる予定はもう何年も前から公表されているのに、価格はまだ動いていません。

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高速が通れば土地が上がる、とは限りません

ここからは私の見方です。インターチェンジができると聞くと土地が上がる話に見えますが、上の表を見るかぎり、上がっていたのは成田市だけでした。私は、道路が値段を動かすのは「行き先が増えたとき」だけだと考えています。

成田市には空港という行き先があります。多古町や横芝光町にとって圏央道は、行き先が増える道であると同時に、そこを通り過ぎるための道でもあります。通過する車が増えても、住む人が増えるとは限りません。

だから開通のニュースを見て土地を急ぐ必要はありません。むしろ開通の前と後で同じ地点の値段を並べられる人のほうが、あとで判断を間違えません。令和8年度の地価公示は2027年3月に出ます。そのとき、この表と並べて読める形にしておくつもりです。

生活・仕事にどう効くか

  • 空港への足:大栄JCTから圏央成田ICまでが開けば、東関東道を経由しないで圏央道から成田の北側へ直接降りられるようになる。埼玉・神奈川方面から成田空港へ向かう経路の選択肢が1本増える。
  • 住まい探し:多古町の住宅地の公示地価は1平方メートルあたり14,200円(令和5年)で、千葉県全体の中央値83,050円のおよそ6分の1。インターチェンジができる町の土地は、開通の前後で見比べる価値がある。
  • 災害時の逃げ道:2026年8月の千葉豪雨では、圏央道と千葉東金道路が同時に土砂で塞がった。東西に抜ける高速の本数が増えると、片方が止まったときの回り道が短くなる。

結局どうすればよいか

  • 「秋に開く」と読んだ区間が、大栄JCT〜圏央成田ICの3kmのことなのかを確かめる
  • 多古IC・松尾横芝ICの周辺で土地を見ているなら、開通前の今の価格を控えておく
  • 9月14日・15日に圏央道を夜間に使う予定があれば、下総IC〜大栄JCTの通行止めを先に確認する

あわせて読む・調べる

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公式出典

更新履歴

  • 2026年8月26日 初版を公開

※本記事は2026年8月26日時点で公表されている情報にもとづきます。数値・制度・進路などは今後変わる可能性があるため、最新の内容は各公式発表をご確認ください。

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この記事を書いた人

ハウスメーカー2社で営業職を経験し、不動産・建築の基礎を習得。
その後、地域密着型の不動産会社にて営業事務として勤務し、
契約書作成、ポータルサイト管理、物件情報の入力・更新など、
実務全般に携わってきました。

特に、ポータルサイトを「より魅力的に見せる工夫」や、
反響につながる「分かりやすい間取り図作成」を得意としています。
自分が関わった物件に反響があった時の喜びが、今の原動力です。

現在は子育てのため一線を退いていますが、
これまでの実務経験を活かし、
フリーランスとして不動産会社様向けの
バックオフィスサポート業務を開始しました。

現場目線を大切にしながら、
「早く・正確に・伝わる」業務サポートを心がけています。

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