亀山市安坂山町の鬼ヶ牙(おにがきば)で10月29日昼過ぎ、ロッククライミング中の男性が岩場の壁面から転落し、けがを負いました。三重県警が30日に公表した山岳遭難で、転落の高さやけがの程度は発表されていません。
[事件・事故] この記事の要点
2026年10月30日 確認 (2026年10月31日 更新)
- 亀山市の鬼ヶ牙での事故情報を確認する人
- 鈴鹿山系南部で登山やクライミングを予定する人
県警が公表した内容
| 項目 | 公表された内容 |
|---|---|
| 発生 | 10月29日昼過ぎ |
| 場所 | 亀山市安坂山町・鬼ヶ牙の岩場 |
| 行動 | ロッククライミング |
| 県警の説明 | 壁面から転落してけが |
| 公表 | 10月30日・亀山署の山岳遭難 |
県警の短い発表で確認できるのは、岩場でクライミングをしていた際の転落と、けがを負ったことです。落下した高さ、使っていた装備、救助の方法、けがの重さは載っていません。「山での転落だから登山道の事故」とは限りません。今回の発表は岩場でのロッククライミング中の事故で、装備の不備を示す記載もありません。

画像の出典
Pexels/ペクセルズ利用規約。今回の現場・関係者・目撃個体を撮影した写真ではありません。御在所岳の事故とは別
同じ三重県警の一覧には、10月27日に菰野町の御在所岳藤内壁でクライミング中の男性が滑落したという、10月28日付の公表もあります。その別事案には肋骨骨折の記載がありますが、鬼ヶ牙の発表に同じ負傷内容は記載されていません。
一覧は複数の日、複数の警察署の事案をまとめたページです。場所が近い山岳遭難でも、山名、発生日、公表日が違えば別の情報として扱います。今回の事故に、御在所岳の負傷内容や救助情報を合わせることはできません。
登山道の状況を確かめる
鬼ヶ牙は、亀山市が登山イベントの案内で標高488メートルと紹介した山です。同市の「亀山7座トレイルの最新情報」では、市域の山は標高が低くても急な上り下りや岩場、キレットがあり、登山道が細く不明瞭な場所もあると説明しています。
市の注意事項は地域の登山道全般の案内で、今回のクライミング事故の原因を示した調査結果ではありません。今回の発表だけから、山の全ルートが閉鎖された、あるいは全て通れると判断することもできません。
亀山市は登山道の詳しい状況を、市の地図情報サービスなどで確かめるよう案内しています。過去の登山記録の歩行時間や写真だけを、そのまま現在のルートの状態として使わず、予定する道の案内を確認してください。
他の岩場で公表された事例は小川山 滑落事故/廻り目平で今月2件目で整理しています。時期や場所を分けた山岳情報として、富士山 閉山期/遭難は7年で79人も掲載しています。いずれも鬼ヶ牙の転落原因を説明する資料ではありません。
結局どうすればよいか
- 亀山市の登山道の案内で予定ルートの状況を確認する
- 過去の登山記録だけで現在の通行状況を判断しない
- 事故の原因や装備を推測して広めない
出典の閲覧確認日:2026年10月31日。
公式出典
更新履歴
- 2026年10月31日 公式発表を確認して初版を公開
※掲載内容は出典に記載された時点の情報です。現在の安全情報は自治体・警察・消防・道路管理者の公式案内をご確認ください。
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