🗨️「小川山でまた事故? どこで起きたの?」
10月28日、長野県川上村の小川山のふもと、廻り目平にある「マラ岩」(標高約1,700m)で、2人でロッククライミングをしていた女性が約10m滑落しました。ドクターヘリで佐久市の病院へ運ばれ、意識がはっきりしない状態と報じられています。廻り目平の岩場では10月13日にも、クライミング中の60代の女性が転落して亡くなっています。
[事件・事故] この記事の要点
2026年10月28日 発表
- 小川山・廻り目平でクライミングや登山をする人
- 秋に長野県の山へ入る人
28日にマラ岩で起きたこと
NBS(エヌビーエス)長野放送とSBC(エスビーシー)信越放送によると、女性は2人でロッククライミングをしている途中、何らかの原因で体勢を崩して約10m滑落しました。運ばれたとき呼吸はあったものの、会話ができない状態だったと伝えています。警察が原因を調べています。
現場は小川山のふもと、廻り目平にある岩場の一つで、標高は約1,700mです。廻り目平の周りには大きな岩が点々とあり、クライミングの場所として知られています。

写真の出典
撮影 Σ64/クリエイティブ・コモンズ 表示-継承 3.0(ウィキメディア・コモンズ)。13日にも屋根岩で転落
長野県のサイトに載る山岳遭難の週報「山岳通信」第467号(10月20日)には、10月13日(火)に南佐久郡川上村の小川山で、2人で廻り目平の屋根岩付近をクライミングしていた60代の女性が、何らかの原因で転落して亡くなったと書かれています。
| 日付 | 場所 | できごと |
|---|---|---|
| 10月13日(火) | 廻り目平の屋根岩付近 | 2人でクライミング中、60代の女性が転落して死亡(山岳通信) |
| 10月28日(水) | 廻り目平のマラ岩(標高約1,700m) | 2人でクライミング中、女性が約10m滑落しドクターヘリで搬送(報道) |
28日の事故は、10月27日に出た第468号にはまだ載っていません。
長野県の山の事故は今年330件
山岳通信の第468号によると、長野県の山岳遭難は2026年1月1日から10月25日までに330件ありました。前の年の同じ時期より17件少ない一方、亡くなった人は52人で4人多くなっています。
| 区分 | 2026年(10月25日まで) | 前年の同じ時期 |
|---|---|---|
| 発生件数 | 330件 | 347件 |
| 亡くなった人 | 52人 | 48人 |
| 行方不明 | 5人 | 4人 |
| けがをした人 | 155人 | 166人 |
| 無事に救出 | 149人 | 163人 |
起きた形で分けると、転落・滑落が92件(27.9%)でいちばん多く、亡くなった52人のうち25人が転落・滑落でした。山域で見ると、北アルプスが183件と全体の半分以上を占めています。
アイキャッチ写真の出典
小川山の岩場(記事の事故現場の写真ではありません)。撮影 Koichi Oda(コウイチ・オダ)/クリエイティブ・コモンズ 表示 2.0(ウィキメディア・コモンズ)。生活・仕事にどう効くか
- 10月の廻り目平:13日に屋根岩付近で60代の女性が転落して死亡、28日にマラ岩で女性が約10m滑落
- 長野県の山岳遭難:2026年は10月25日までに330件・死者52人(前年同期は347件・48人)
- 転落・滑落:330件のうち92件(27.9%)、亡くなった人は25人
結局どうすればよいか
- 入山する前に、どの岩場へ行き何時に下りるかを家族や仲間に残しておく
- 出かける前に、長野県の週報「山岳通信」でその山域の最近の事故を確かめる
- 28日の事故の原因は発表されていないので、続報は警察の発表を待つ
公式出典
更新履歴
- 2026年10月28日 初版を公開
※本記事は2026年10月28日時点で公表されている情報にもとづきます。数値・制度・進路などは今後変わる可能性があるため、最新の内容は各公式発表をご確認ください。
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