秋になると、街路樹や神社のイチョウが黄色に変わります。「見ごろはいつごろ?」と思ったときに目安になるのが、気象庁が毎年記録している「いちょうの黄葉日(こうようび)」です。
全国の気象台が観測した日付をもとに、平年の黄葉日と去年の日付を都市ごとにまとめました。
黄葉日は「大部分が黄色」になった最初の日
気象庁は、気象台の敷地などに観測用のイチョウ(標本木)を決めて、毎年同じ木を見ています。木の全体を眺めて、大部分の葉が黄色に変わった最初の日を黄葉日として記録します。色づき始めた日ではなく、木全体が黄色く見えるようになった日です。
気象庁によると、イチョウの黄葉は10月下旬に北海道の太平洋側の東部や東北の太平洋側から始まります。11月10日ごろに北海道と東北の日本海側、11月20日ごろに北陸から東海へ進み、11月の終わりから12月はじめに、関東から東海の太平洋沿岸と近畿・中国・四国・九州に届きます。

イベントに出かける日の持ち物
イベントの日に先に限界が来るのは、スマホの電池と脚です。どちらも会場に着いてからでは手当てしにくいので、出かける前に用意しておくと当日が楽になります。
電子チケットも、地図も、写真も、待ち合わせの連絡も、出かけた日は全部スマホです。人の多い場所では電池の減りも早くなるので、帰り道まで1台で持たせる前提で持って行きます。本体にケーブルが付いている型なら、ケーブルを忘れても困りません。
歩き回ったり、列に並んで立って待ったりする時間が長い日は、夕方になると脚が重くなります。そのだるさを軽くする目的で、出かける朝から履いておくものです。
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2026年は盛岡と金沢で観測
2026年11月4日の時点で、今年の黄葉日が出ているのは2か所です。
| 地点 | 2026年の黄葉日 | 平年とくらべて | 去年とくらべて |
|---|---|---|---|
| 金沢 | 10月26日 | 15日早い | 9日早い |
| 盛岡 | 11月2日 | 3日遅い | 5日早い |
ほかの地点はまだ観測されていません。気象庁は、黄葉日をいつになるか前もって予想する発表はしていないので、平年の日付と去年の日付を目安にします。
都市ごとの平年の黄葉日
平年の日付は、1991年から2020年までの30年の平均です。気象庁の表にある2025年の観測日と「平年との差」から計算しました。
| 地方 | 地点 | 平年の黄葉日 | 2025年の黄葉日 |
|---|---|---|---|
| 北海道 | 札幌 | 11月4日 | 11月7日 |
| 函館 | 11月2日 | 11月6日 | |
| 東北 | 青森 | 11月2日 | 11月5日 |
| 盛岡 | 10月30日 | 11月7日 | |
| 仙台 | 11月23日 | 11月21日 | |
| 関東 | 宇都宮 | 11月29日 | 11月28日 |
| 東京 | 11月23日 | 11月22日 | |
| 横浜 | 11月30日 | 11月28日 | |
| 北陸・甲信 | 新潟 | 11月13日 | 11月14日 |
| 金沢 | 11月10日 | 11月4日 | |
| 長野 | 11月10日 | 11月12日 | |
| 東海 | 名古屋 | 11月18日 | 11月10日 |
| 静岡 | 11月25日 | 11月21日 | |
| 近畿 | 京都 | 11月24日 | 11月25日 |
| 大阪 | 11月22日 | 11月25日 | |
| 神戸 | 11月13日 | 11月21日 | |
| 中国 | 鳥取 | 11月27日 | 11月27日 |
| 岡山 | 11月22日 | 11月30日 | |
| 広島 | 11月15日 | 11月21日 | |
| 四国 | 高松 | 11月26日 | 11月26日 |
| 高知 | 11月15日 | 11月25日 | |
| 九州 | 福岡 | 11月20日 | 12月6日 |
| 熊本 | 11月27日 | 12月12日 | |
| 鹿児島 | 11月25日 | 12月2日 |
同じ地方でも、日付はかなり違います。たとえば神戸は11月13日ですが、すぐ近くの大阪は11月22日です。黄葉日は気象台ごとに決めた標本木で観測するので、近くの公園や街路樹のイチョウとは、色づく日がずれることがあります。
去年(2025年)は、福岡で平年より16日、熊本で15日遅くなりました。埼玉県の熊谷は12月16日で、平年より18日遅れています。年によって2週間以上ずれることもあります。
見に行く日を決めるときのコツ
- 平年の日付と去年の日付の両方を見て、早い年と遅い年の幅をつかんでおく
- 近くの気象台で今年の黄葉日が観測されると、気象庁の表に日付が入る
- 街路樹や神社の木は標本木と育つ場所が違うので、日付どおりとは限らない
- 気象庁はイチョウの「落葉日」も記録している。落ち葉のじゅうたんを見たいなら黄葉日のあと
鳥取県日南町では、旧日野上小学校の大イチョウを校舎の2階から見る催しが11月14日・15日にあります。日にちと予約の締め切りは日野上イチョウの記事にまとめています。新潟県弥彦村の大イチョウのライトアップは弥彦菊まつりの記事で紹介しています。
読者
カエデの紅葉日とは違うの?
そうなの。気象庁はカエデの赤い紅葉と、イチョウの黄色い黄葉を、別々に記録しているのよ。カエデのほうは紅葉日の記事にまとめてあるから、あわせて見てね。
出典:気象庁「いちょうの黄葉日(2025年−2026年)」、気象庁「いちょうの黄葉日」(観測方法と平年の等期日線図)。いずれも2026年11月4日に確認。平年の黄葉日は、2025年の観測日と平年差から計算した。
アイキャッチ写真の出典
イチョウ並木(イメージ。特定の観測地点ではありません)。撮影 Takuya Matsuyama(マツヤマ タクヤ)/CC BY 3.0(ウィキメディア・コモンズ)。
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