🗨️「北海道でタイヤが外れる事故は、どれくらい起きているの?」
北海道運輸局によると、トラックなど大型車のタイヤが外れた事故は、2025年度に道内で33件ありました。全国128件の約4分の1で、全国でいちばん多い数です。多くは冬タイヤに替えてから1か月以内に起きています。
[暮らし] この記事の要点
2026年10月28日 発表
- 北海道でトラックやバスを運転する人・運送会社
- 自分で冬タイヤに替える人(乗用車も同じ仕組みで緩む)
- 大型車の近くを走る車や、歩道を歩く人
タイヤが外れる事故は、ナットが少しずつ緩んで、最後に車輪ごと外れてしまうものです。北海道運輸局は、外れた車輪が後ろの車や道路わきの施設にぶつかった例もあり、一歩まちがえれば大きな人身事故になると注意をよびかけています。
替えたあとにナットを締め直す「増し締め」がいつ必要かは、タイヤの増し締めの記事に国の資料からまとめました。
北海道はなぜ多いの?
北海道運輸局は、冬にタイヤの交換が集中する地域の特徴があるためだと説明しています。短い期間に多くの車が一度に替えるので、作業も点検も追いつきにくくなります。

| 年度 | 北海道の件数 |
|---|---|
| 2021年度 | 15件 |
| 2022年度 | 24件 |
| 2023年度 | 17件 |
| 2024年度 | 26件 |
| 2025年度 | 33件(全国128件の約26%) |
出典:北海道運輸局(2026年10月8日)。数えているのは、車両の総重量8トン以上のトラックや、定員30人以上のバスです。
渋滞と通行止めで動けなくなったときに要るもの
迂回路を調べるにも、その場で待つにも、要るのはトイレと電源の2つです。車に積みっぱなしにできる小さいものだけ挙げます。
渋滞と通行止めで動けなくなったとき、いちばん先に困るのがトイレです。高速道路上ではパーキングまで降りられないので、車に積んでおくものの中では優先度が高い1つです。
渋滞中はナビと地図と渋滞情報でスマホを使い続けるので、電池は思ったより早く減ります。迂回路を調べる段になって充電が無いと、動けるのに動けません。
災害時に多いつまずきが「ケーブルが見つからない・端子が合わない」です。本体にケーブルが付いている型だとそこで止まりません。20000mAhでスマホ数回分。
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街頭の点検でも見つかっている
運輸局が関係する機関と道ばたで大型車を点検したところ、2025年度は215台のうち3台、2026年度は9月末までに214台のうち1台で、ナットのゆるみが見つかりました。
STV(エスティーブイ)札幌テレビは10月28日、札幌市内のトラックステーションで運輸局の職員らがトラック7台を点検し、2台でナットのゆるみが見つかったと伝えています。北海道ニュースUHB(ユーエイチビー)は同じ日、小樽市で自分で冬タイヤに替えた車の前輪が外れて転がったこと、岩見沢市で前の日にタイヤを替えた大型トラックの後輪2本が外れたことを報じました。岩見沢市の件はけが人はいませんでした。
大型車の話なら、ふつうの車は関係ないのかしら?
数えているのは大型車だけど、ナットがなじんで緩む仕組みはふつうの車も同じなの。運輸局も、道の駅で乗用車のナットを点検しているのよ。自分で替えた人ほど、増し締めを忘れないでね。
全国でも冬と交換直後に集中
国土交通省のまとめでは、2025年度の全国128件のうち約54%がタイヤを替えてから1か月以内、約半分が11月から1月に起きていました。国は、50〜100kmほど走ったころの増し締めと、決められた強さでの締め付けを呼びかけています。
青森市では10月28日に、平年より11日早く初雪を観測しました(青森の初雪の記事)。北日本ではタイヤを替える人がこれから一気に増えます。
問い合わせは、北海道運輸局 自動車技術安全部(事故防止について 011-290-2754、街頭の点検について 011-290-2753)です。
アイキャッチ写真の出典
スタッドレスタイヤ(記事の事故の写真ではありません)。撮影 Lombroso(ロンブローゾ)/パブリックドメイン(ウィキメディア・コモンズ)。生活・仕事にどう効くか
- 道内の件数:2025年度に33件(2021年度15件、2022年度24件、2023年度17件、2024年度26件)
- 起きる時期:多くは冬タイヤに替えてから1か月以内
- 主な原因:増し締めをしていない、締め付けの管理が悪い、ふだんの点検が足りない
結局どうすればよいか
- 冬タイヤに替えたら、50〜100kmほど走ったころに増し締めをする
- 締める強さは車ごとに決まっているので、トルクレンチで締める
- 走っていて異音やハンドルのぶれがあれば、すぐ止まって確かめる
公式出典
更新履歴
- 2026年10月28日 初版を公開(北海道運輸局の10月8日の発表と国土交通省の資料にもとづく)
※本記事は2026年10月28日時点で公表されている情報にもとづきます。数値・制度・進路などは今後変わる可能性があるため、最新の内容は各公式発表をご確認ください。
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