🗨️「台風でフェリーが欠航しそう。先にキャンセルしておいたほうがいい?」
先にやめると損をします。欠航か条件付運航が決まれば取消料は0円ですが、決まる前に自分で取り消すと通常の取消料。種子屋久高速船なら当日60分前から券面額100%です。一方で無連絡だと払い戻し自体を受けられません。
[交通] この記事の要点
2026年9月5日 発表
- 台風や大雨でフェリー・高速船の予約が飛びそうな人
- 船から飛行機・新幹線へ乗り継ぐ予定を組んでいる人
- 早割など割引運賃で予約している人
欠航が決まれば全額戻る。問題はその前の時間
鹿児島と屋久島・種子島を結ぶ種子屋久高速船(トッピー&ロケット)は、よくある質問にこう書いています。
欠航の際、事前にチケットをご購入の場合は全額払い戻しとなります。……なお、欠航が決定する前にお客様の判断で乗船を取りやめる場合は通常の取消し手数料を申し受けます。
前半だけ読むと安心しますが、効くのは後半です。同じページに「各便ともに、最終決定は出港時間の、一時間前となっております」とあります。つまり朝の便なら、決まるのは出港の1時間前。それより早く「どうせ飛ぶだろう」と自分でキャンセルすると、欠航扱いにはなりません。
停電でスマホを生かすための電源
設定で節約しても、数日の停電では足りません。充電の出どころを2系統以上にするのが現実的です。
災害時に多いつまずきが「ケーブルが見つからない・端子が合わない」です。本体にケーブルが付いている型だとそこで止まりません。20000mAhでスマホ数回分。
停電下で扇風機とスマホを動かせるかどうかが、夏の避難生活の体感を大きく変えます。大型より、避難所や車まで持ち運べる重さのほうが実際に使えます。
手回しは常用の充電手段にはなりません。電源が尽きたあとに情報を得る最後の一手として、そしてスマホの電池を情報収集で使い切らないための道具として持ちます。
停電時は懐中電灯より、部屋全体を照らせるランタンの方が使えます。電池でも充電でも点くものだと、どちらが尽きても止まりません。
※ 本記事には広告(アフィリエイトリンク)が含まれます。紹介している商品は、記事の内容に関連するものを編集方針にもとづいて選んでいます。Amazonのアソシエイトとして、おかあさんのおうちは適格販売により収入を得ています。
自分でやめると、いくら取られるか
2026年9月5日時点で各社が公表している取消料です。会社ごとに始まる時期も率も違います。
| 会社・券種 | 取消料 |
|---|---|
| 種子屋久高速船(通常) | 発売日〜乗船日7日前 200円/6日前〜2日前 券面額10%/前日〜当日60分前 30%/当日60分前〜出港後 100% |
| 種子屋久高速船(早割28・屋久島ゴーイング) | 購入日〜乗船日2日前 30%/前日 50%/当日 100% |
| 鹿商海運(フェリーはいびすかす・ぶーげんびりあ) | 乗車日から起算して14日前から発生。14〜8日前 運賃の10%/7〜3日前 30%/前日 50%/当日 100% |
| 折田汽船(フェリー屋久島2) | 乗船券は当日販売のみ。往復券の復路を払い戻すとき、自己都合なら手数料として復路料金より200円(車輌航送は復路料金額より5%) |
2週間前から取消料が発生する会社と、7日前まで200円で済む会社が並んでいます。「フェリーは直前でも大丈夫」という思い込みが、いちばん外れやすいところです。
台風が来ているんだから、事情を話せばまけてもらえませんか?
船が動いている限りは通常の取消料です。まける仕組みではなく、会社が欠航か条件付運航を決めた瞬間に自動で0円になる仕組みなので、待つほうが得なんです。
いちばん損をするのは「連絡しないで行かない」
種子屋久高速船のご予約・ご購入案内には、こう書かれています。
※チケットをお持ちのお客様は指定した便の出港60分前までにお取消・変更等の連絡がない場合、払戻しはいたしません。
取消料100%と、払い戻し自体をしないのは別の話です。連絡さえ入れておけば、あとで欠航になったときに全額戻る側に回れます。行けないと思った時点で、まず電話を入れるのが正解です。
「条件付運航」なら取消料はかからない
見落としやすいのがここです。種子屋久高速船のよくある質問には、こう書いてあります。
※ 悪天候などにより、弊社の運航便が欠航もしくは条件付の場合、キャンセル料(不課税)は不要です。
欠航だけでなく「条件付運航」になった時点でも取消料は0円です。条件付運航とは、出港はするけれど引き返す可能性がある状態のこと。折田汽船はその先の扱いまで明記しています。
条件付出港の場合、引き返した場合は欠航となり、到着できた場合でも遅延の可能性が高くなります。もし遅延や欠航により他の交通機関への乗り継ぎが間に合わない場合の補償は、いたしかねますので ご理解の上でご乗船ください。
船が着いたのに飛行機に間に合わなかった、という場合の航空券は自分持ちです。乗り継ぎの予定があるなら、条件付運航の便に乗るかどうかはそこで判断が分かれます。
掲示が2か所で食い違うことがある
2026年9月5日の屋久島航路が、まさにその状態でした。
- 鹿商海運の運航・予約状況の表(最終更新 9月4日10時21分)では、9月5日18時00分の鹿児島発が「通常運航」
- 同じサイトのトップに出ている緊急情報は「本日9/5(土)18:00鹿児島発は欠航になります」
表のほうが前日更新で、緊急情報のほうが新しい掲示です。日付が入っている情報どうしを見比べて、新しいほうを取るのが確実です。同じ日、種子屋久高速船の便別一覧(9月5日10時5分更新)では屋久島発の6便がすべて欠航、鹿児島発の屋久島行きも6便中5便が欠航で、残る15時45分発は「状況待ち」でした。
生活・仕事にどう効くか
- 取消料:欠航または条件付運航が決まれば0円。決まる前に自分で取り消すと、種子屋久高速船は当日60分前から券面額100%、鹿商海運は当日100%。
- 払い戻しの可否:種子屋久高速船は「出港60分前までに取消・変更の連絡がない場合、払戻しはいたしません」と明記。連絡の有無で0か全額かが分かれる。
- 乗り継ぎ:折田汽船は、遅延や欠航で他の交通機関への乗り継ぎが間に合わない場合の補償はしないと明記している。航空券は自分持ちになる。
結局どうすればよいか
- 行けないと思った時点で、まず船会社へ連絡を入れる(無連絡が最も損)
- 欠航の最終決定は出港1時間前。その時刻をアラームに入れて、それまで自分から取り消さない
- 「条件付運航」でも取消料は0円になる会社があるので、欠航の文字だけを探さない
- 船から飛行機に乗り継ぐ予定なら、条件付運航の便に乗るかどうかを先に決めておく
公式出典
- 種子屋久高速船「よくある質問」(2026年9月5日発表)
- 種子屋久高速船「ご予約・ご購入のご案内」(2026年9月5日発表)
- 種子屋久高速船「運航状況のお知らせ」(2026年9月5日10時5分更新)(2026年9月5日発表)
- 鹿商海運「運航・予約状況」(最終更新 2026年9月4日)(2026年9月4日発表)
- 折田汽船 フェリー屋久島2「よくある質問」(2026年9月5日発表)
更新履歴
- 2026年9月5日 初版を公開(各社サイトの記載を2026年9月5日に確認)
※本記事は2026年9月5日時点で公表されている情報にもとづきます。数値・制度・進路などは今後変わる可能性があるため、最新の内容は各公式発表をご確認ください。


コメント