株式会社MFSは2026年7月13日、AIによる無料マンション査定サービス「CAPS(キャップス)」を発表しました。この記事では、CAPSでできることと、AI査定を使うときに知っておきたい注意点を整理します。
何が起きたか
株式会社MFSのプレスリリースによると、CAPSの概要は次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発表日 | 2026年7月13日 |
| 提供会社 | 株式会社MFS |
| サービス名 | CAPS(Condominium Asset Pricing Service) |
| 対象 | 全国約14.6万棟のマンション(全国の約90%をカバー) |
| 料金 | 無料(個人向け) |
| 精度 | 東京23区でMER(平均誤差率)6.1% |
| 更新頻度 | 月初5営業日を目処に全物件の価格を最新に値洗い |
| 付加機能 | 推定賃料・想定利回りの同時表示、2019年4月まで遡る価格推移グラフ、最大20件のモニタリング |
| 査定時間 | 最短1分 |
出典:株式会社MFS プレスリリース「不動産AI査定サービス『CAPS(キャップス)』をリリース」(2026年7月13日発表)
「MER(平均誤差率)」とは
AI査定の精度を示す指標としてよく使われるのが「MER(Mean Error Rate=平均誤差率)」です。AIが出した推定価格と、実際の成約価格がどれくらいズレていたかを平均した数値で、数字が小さいほど精度が高いことを意味します。CAPSが公表する東京23区でのMER6.1%は、推定価格が実際の成約価格から平均して6.1%程度ズレる可能性がある、という目安になります。
自分の売却・購入検討にどう効くか
- 売却を迷っている段階の人:不動産会社への査定依頼は営業連絡が発生しますが、CAPSのようなAI査定は個人情報の登録なしに相場感をつかめます。まず自分で相場を把握してから、本格的な査定依頼に進む使い方ができます
- 購入を検討している人:気になる物件の推定価格や想定利回りを事前に確認し、売り出し価格が相場と比べて割高か割安かの目安にできます
- 資産管理として保有物件を見ている人:最大20件のモニタリング機能で、複数物件の価格推移を月次で追える点が便利です
AI査定を使うときに注意したいこと
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| あくまで推定値 | AI査定は統計モデルによる推定であり、正式な不動産査定(訪問査定)とは精度が異なります |
| リフォーム・眺望などは反映されにくい | 個別の内装状態や眺望、階数による日照条件などはAI査定に反映されにくい傾向があります |
| 最終判断は複数の査定を比較 | 売却を具体的に進める場合は、AI査定はあくまで参考値とし、複数の不動産会社の査定と比較することが推奨されます |
今やること
営業連絡を気にせず、無料で現在の推定価格を確認できます。
2. 推定価格と実勢の乖離が気になる物件は複数社に査定を依頼する
AI査定はあくまで目安として使い、最終判断は訪問査定と比較しましょう。
3. 価格推移グラフで長期トレンドも確認する
単発の価格だけでなく、2019年以降の推移を見ることで売却タイミングの参考になります。
まとめ
・株式会社MFSが2026年7月13日、AI無料マンション査定サービス「CAPS」を発表
・全国約14.6万棟(全国の約90%)が対象、個人向けに無料で提供
・東京23区での精度はMER(平均誤差率)6.1%、査定は最短1分
・推定賃料・利回り表示、2019年4月からの価格推移グラフ、最大20件のモニタリング機能つき
・AI査定はあくまで推定値。売却を具体的に進める場合は複数の査定と比較するのが安全
不動産実務でのAI活用については紙の重説・契約書をAIが自動整理。「AI Kamigakari」プレリリース、9月正式リリースへ、AI導入の補助金情報は不動産業も対象「デジタル化・AI導入補助金2026」次回締切は8月25日もあわせてご確認ください。
・株式会社MFS プレスリリース「不動産AI査定サービス『CAPS(キャップス)』をリリース」(2026年7月13日発表)
※本記事は2026年7月13日発表時点の公表情報にもとづく解説です。サービス内容・料金・対象物件数は変更される可能性があるため、最新情報は提供会社の公式ページでご確認ください。AI査定はあくまで推定値であり、正式な不動産査定を保証するものではありません。


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