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メールアドレス 流出チェック/無料の方法

🗨️「自分のメールアドレスが流出していないか、無料で調べられますか。調べて何も出なければ、安心していいですか。」

無料で調べられます。代表的なのは、メールアドレスを入れて調べるHave I Been Pwned(ハブ・アイ・ビーン・ポーンド)です。ただ、何も出なくても、安全とは言い切れません。ニュースになった会社の流出も、必ず載るとは限りません。見つかったときは、そのサービスと、同じパスワードを使っている先を変えるのが先です。

[IT・ネット] この記事の要点

発表日・更新日

2026年10月11日 発表

影響を受ける人
  • 流出のニュースを見て、自分は大丈夫かと思った人
  • 同じメールアドレスとパスワードを、複数のサービスで使っている人
目次

調べる手段は4つ

会社の発表や個別の通知を待たなくても、自分のメールアドレスやパスワードが、すでに公開された流出データに入っていないかを調べる手段があります。何が分かって、何が分からないかで並べます。

手段調べられるもの調べられないもの使う場所
Have I Been Pwned(ハブ・アイ・ビーン・ポーンド)メールアドレスが、公開された流出データに含まれているか公開されていない流出ブラウザ。運営元は「無料のサービス」と説明
Mozilla Monitor(モジラ・モニター)既知の流出データの中に自分のメールアドレスがあるか。新しい流出が見つかったときの通知公開されていない流出ブラウザ。トップページで漏えい監視は「いつでも無料」と案内
iPhoneの「パスワード」アプリ保存したパスワードが、安全性が低い、または流出したものでないかメールアドレス単体iPhone(iOS(アイオーエス)18以降)
Googleのパスワード チェックアップGoogleに保存したパスワードが、漏洩・脆弱・使い回しの状態でないかメールアドレス単体Chrome(クローム)などのブラウザ

Googleには「ダークウェブレポート」というメールアドレスの検査機能がありましたが、終了しています。Google公式の案内では、2026年1月15日に新しい流出のスキャンが終わり、2026年2月16日に利用できなくなりました。2024年の解説記事の中には、終了前のこの機能を勧めたまま残っているものがあります。

無料サイトで調べる

Have I Been Pwned(ハブ・アイ・ビーン・ポーンド)は、公開された流出データを集めたサイトです。使い方は、ブラウザでサイトを開き、トップの検索欄に調べたいメールアドレスを入れるだけです。偽サイトに入らないよう、アドレスは自分で打つか、ブックマークから開きます。

電話番号やユーザー名での検索は、2025年5月の刷新で、サイトの画面からはできなくなりました(運営者の発表)。調べられるのはメールアドレスです。

入れて安全かどうかについて、運営元のFAQ(よくある質問)は、検索したメールアドレスは記録せず、通信は暗号化していると説明しています。一方で、サイトの意図や安全性が心配なら使わなくてよい、とも書いています。メールアドレスだけでは、アカウントには入れないという説明も添えられています。

通知も無料です。メールアドレスを登録して、送られてくる確認用のリンクを押すと、あとからそのアドレスが新しい流出に入ったときに知らせが届きます。

私は、パスワードそのものを打ち込む窓口は、端末の中で完結する仕組みに限るのがよいと考えます。同じサイトには、パスワードを調べる別の機能もあり、運営元は、パスワードを端末で変換して先頭の5文字分だけを送る方式で、元のパスワードは送らないと説明しています。それでも、iPhoneのパスワードアプリやChromeのチェックアップのほうが、入力する場面がそもそもありません。

出ない・消えない・載らない

結果の読み違いが、3つあります。

  1. 何も出なくても、安全とは限りません。運営元のFAQは、メールアドレスが見つからなかったときに「流出していない」と言い切れるかという問いに、いいえと答えています。サイトが持つのは流出記録の一部で、見つからないことは、流出していない証拠にならないという説明です。
  2. パスワードを変えても、結果は消えません。流出に含まれたという事実は、過去に起きたこととしてあとから変えられない、とFAQにあります。パスワードを変えたのに結果が変わらず戸惑う質問は、Yahoo!知恵袋に2020年から出ています。結果が残るのは正常で、変更の効果は、そのパスワードで不正ログインされにくくなる点に出ます。
  3. ニュースになった会社が、載っているとは限りません。下の表のドメインで照会すると、2026年10月11日の時点では、どれも該当なしでした。
会社・サービス(照会したドメイン)Have I Been Pwnedの結果(2026年10月11日)
スカイチケット(skyticket.jp、skyticket.com)該当なし
ブックオフ(bookoff.co.jp)該当なし
えきねっと(eki-net.com)該当なし
ローソン(lawson.co.jp)該当なし

サイトに登録された1,043件の流出のうち、ドメインが「.jp」か、説明文に「Japan(ジャパン)」とあるものは7件でした(当サイトの集計)。会社が公表した流出が、すぐにこのサイトへ載るわけではありません。載っていなくても、会社の発表と個別の通知が先です。

スマホとブラウザで調べる

iPhoneは、iOS 18以降なら「パスワード」アプリを開き、「セキュリティ」をタップします。アカウントのパスワードの安全性が低いか、侵害されていれば、問題を説明するメッセージが出ます。アカウントをタップして、案内に沿って変更します。通知は、設定の「アプリ」から「パスワード」を開き、「漏洩の危険があるパスワードを検出」で入り切りできます。

机の上のノートパソコンの前で、手に持ったスマートフォンの画面に鍵のマークが出ている
保存したパスワードの検査は、スマホやブラウザの中だけで終わります(写真はイメージ)(写真: Dan Nelson(ダン・ネルソン)/ Pexels)

Chromeは、右上のメニューから「パスワードと自動入力」、「Google パスワード マネージャー」と進み、左の「チェックアップ」を選びます。Chromeを使っていないときは、ブラウザで passwords.google.com を開き、「パスワード チェックアップに移動」から「パスワードを確認」を選びます。結果は、漏洩している、脆弱である、複数のアカウントで使われている、の3つの状態で出ます。

どちらも調べるのは保存したパスワードで、メールアドレス単体ではありません。メールアドレスの検査には、上の無料サイトを使います。

見つかったときの順番

  1. そのサービスのパスワードを変えます。警察庁は、自分のアカウント情報が流出した疑いが生じたら、パスワードを変更するよう呼びかけています。
  2. 同じパスワードを使っている他のサービスも変えます。総務省は、流出したアカウント情報で、他のサービスへの不正ログインを試す手口が知られているとして、使い回さないよう求めています。
  3. メールや銀行・証券など、重要なサービスから先に、多要素認証かパスキーを設定します。
  4. 「流出のお知らせ」を装った連絡は疑います。警察庁は、公式サイトをブックマークに入れておくか、公式アプリを使うよう勧めています。

何も出なかった、または心当たりのないサービスだったときは、パスワードを変える必要はありません。総務省は、流出した事実がなければ定期的に変える必要はなく、サービスごとに固有のパスワードを使うことが求められるとしています。

流出したときの詳しい順番はハッシュ値 流出/パスワードは見られる?に、メールを開いてしまったときは不審なメール 開いてしまった/押した所で変わる対処にあります。なぜ今こうした流出が続くのかは、サイバー攻撃 なぜ日本が標的に/理由は3つで整理しています。

※アイキャッチはスマートフォンと錠前のイメージ写真です。写真:Towfiqu(トウフィク)barbhuiya(バルブイヤ)/ Pexels(ペクセルズ)。

生活・仕事にどう効くか

  • 調べて何も出なかったとき:運営元は、見つからないことは流出していない証拠にならないと説明しています。安心して使い回しを続けないことが先です。
  • 調べて結果が出たとき:そのサービスと、同じパスワードを使っている先を変えます。パスワードを変えても、結果の表示は消えません。

結局どうすればよいか

  • メールアドレスは Have I Been Pwned か Mozilla Monitor、保存したパスワードは iPhone のパスワードアプリか Chrome のチェックアップで調べる
  • 結果が出たら、そのサービスと同じパスワードを使っている先を、別々のものに変える
  • 何も出なくても、使い回しを見直し、重要なサービスに多要素認証かパスキーを設定する

公式出典

更新履歴

  • 2026年10月11日 初版を公開

※本記事は2026年10月11日時点で公表されている情報にもとづきます。数値・制度・進路などは今後変わる可能性があるため、最新の内容は各公式発表をご確認ください。

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この記事を書いた人

ハウスメーカー2社で営業職を経験し、不動産・建築の基礎を習得。
その後、地域密着型の不動産会社にて営業事務として勤務し、
契約書作成、ポータルサイト管理、物件情報の入力・更新など、
実務全般に携わってきました。

特に、ポータルサイトを「より魅力的に見せる工夫」や、
反響につながる「分かりやすい間取り図作成」を得意としています。
自分が関わった物件に反響があった時の喜びが、今の原動力です。

現在は子育てのため一線を退いていますが、
これまでの実務経験を活かし、
フリーランスとして不動産会社様向けの
バックオフィスサポート業務を開始しました。

現場目線を大切にしながら、
「早く・正確に・伝わる」業務サポートを心がけています。

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