🗨️「今日地震があったのに緊急地震速報が鳴らなかったのはなぜですか?震度3でも鳴るのに」
多くは、スマホの故障ではなく「その地域には出ていなかった」ケースです。緊急地震速報(警報)は、最大震度5弱以上などが予想された地震で、震度4以上が予想される地域にだけ出ます。予想には±1階級ほどの誤差があるので、震度3の地域で鳴ることも、震度4で鳴らないこともあります。Jアラートも、日本の領土・領海に落ちたり上空を通ったりする可能性がなければ使われません。
[災害] この記事の要点
2026年10月3日 発表
- 地震やミサイルのときにスマホが鳴らず、不安になった人
- 格安SIM(シム)や他社のスマホを使っていて、届くか分からない人
- マナーモードのまま寝ていることが多い人
まず「出ていたか」を確かめる
スマホの緊急速報は、送り主がひとつではありません。地震は気象庁、ミサイルは国、避難の呼びかけは市町村です。それぞれに「出す条件」があり、条件に当たらない地域には最初から何も送られません。
| 情報 | 送り主 | 出る条件 |
|---|---|---|
| 緊急地震速報(警報) | 気象庁 | 最大震度5弱以上か長周期地震動階級3以上が予想された地震で、震度4以上が予想される地域 |
| ミサイル(Jアラート) | 国 | 日本の領土・領海に落下、または上空を通過する可能性があるとき |
| 避難情報 | 市町村 | 高齢者等避難・避難指示などを出した地域 |
| 津波警報・特別警報 | 気象庁 | 警報や特別警報が出た地域 |
知恵袋には「震度3でも鳴るのに、それ以上でも鳴りませんでした」という質問があります。気象庁は、予想震度には±1階級程度の誤差があると説明しています。予想が震度4で実際は3だった地域では鳴り、予想が3で実際は4だった地域では鳴りません。さらに、震源に近い場所には「原理的に間に合いません」とも書いています。
ミサイルも同じです。内閣官房の「よくある質問」では、日本の領土・領海に落ちる可能性も、上空を通る可能性もないと判断したときは「Jアラートは使用しません」とし、EEZ(排他的経済水域)に落ちる可能性があるだけでも使わないと書いています。2026年10月3日朝の北朝鮮のミサイルは、防衛省の発表でEEZの外に落ちたと推定されています。この日、Jアラートが鳴らなかったのは、誰のスマホにも送られていなかったからです。

停電でスマホを生かすための電源
設定で節約しても、数日の停電では足りません。充電の出どころを2系統以上にするのが現実的です。
災害時に多いつまずきが「ケーブルが見つからない・端子が合わない」です。本体にケーブルが付いている型だとそこで止まりません。20000mAhでスマホ数回分。
停電下で扇風機とスマホを動かせるかどうかが、夏の避難生活の体感を大きく変えます。大型より、避難所や車まで持ち運べる重さのほうが実際に使えます。
手回しは常用の充電手段にはなりません。電源が尽きたあとに情報を得る最後の一手として、そしてスマホの電池を情報収集で使い切らないための道具として持ちます。
停電時は懐中電灯より、部屋全体を照らせるランタンの方が使えます。電池でも充電でも点くものだと、どちらが尽きても止まりません。
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届いていないケース
自分の地域に出ていたのに鳴らなかったなら、次はスマホが受け取れる状態だったかです。携帯各社の注意書きをまとめると、受け取れないのは次のようなときです。
- 電源が切れている、機内モードになっている
- トンネルや地下など、電波が届かない・弱い場所にいる
- 通話中や通信中(ソフトバンクは「受信することができません」と明記)
- 受信に対応していない機種や、対応が確認されていない格安SIMの組み合わせ
格安SIMについて、相模原市は消防庁の資料をもとに、iPhoneは基本的に受信できる一方、Androidは「大手の携帯会社が売った端末を同じ系列の格安SIMで使う場合」か「格安SIMの会社が受信を確認している場合」に受信できる、と案内しています。ネットで買った海外メーカーのスマホに別の会社のSIMを入れている人は、契約先の案内を一度見ておくと確実です。
なお、エリアメールは市町村単位で配信されます。スマホの位置情報の設定で届く・届かないが決まる仕組みではありません。ドコモは、電波の状況によって市町村より広い範囲に届くことがある、とも書いています。
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