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栗の皮むき器「栗くり坊主Ⅱ」と新型の違い

栗の皮むき器「栗くり坊主Ⅱ」と「新型栗くり坊主」は、諏訪田製作所の公式価格がどちらも税込3,190円です。違いは刃の手入れで、Ⅱは丸洗いと食洗器に対応していて、刃は替えられません。新型は刃を替えられますが、水洗いができません。

ただ、どちらを買っても、むく前に栗を水に浸けておくかどうかで手間が変わります。道具の記事は下処理を書かず、レシピの記事は道具を書かないので、この記事では両方を1本にまとめました。

運営者はこの皮むき器を買っていません。使い心地は、実際に使った価格.comマガジンの筆者や販売店の記述として紹介します。仕様は諏訪田製作所の公式サイトと公式オンラインショップで確かめました。

諏訪田製作所(SUWADA)

栗の皮むき鋏 栗くり坊主Ⅱ

栗の皮むき鋏 栗くり坊主Ⅱ

ステンレス刃食洗器対応約60g

ギザ刃で栗を押さえ、切刃で鬼皮と渋皮をむくハサミ型の道具です。

画像:Amazon.co.jp の商品ページより(クリックでAmazonの商品ページが開きます)

この記事で確かめたこと

  • ✓ Ⅱは丸洗いと食洗器に対応し、刃の付け替えはできません。新型は替刃式で、水洗いができません。
  • ✓ むく前に水へ半日から一晩浸けると、鬼皮がやわらかくなります。50〜60℃のお湯なら2〜3時間です。
  • ✓ 価格.comマガジンの筆者は、包丁で1個約3分30秒かかった栗を、1分ちょっとでむいたと書いています。

\丸洗いできるステンレス刃/

栗くり坊主Ⅱを見る ›

刃の付け替えはできないモデルです。

※ 本記事には広告(アフィリエイトリンク)が含まれます。紹介している商品は、記事の内容に関連するものを編集方針にもとづいて選んでいます。Amazonのアソシエイトとして、おかあさんのおうちは適格販売により収入を得ています。

目次

栗くり坊主Ⅱと新型栗くり坊主の違い

諏訪田製作所は新潟県三条市の刃物メーカーで、栗くり坊主は平成元年に発売しました。いま公式サイトに並んでいるのは「新型栗くり坊主」と「栗くり坊主Ⅱ」の2つで、価格はどちらも税込3,190円です。

  • 栗くり坊主Ⅱ:刃はステンレス。丸洗いでき、食洗器にも対応しています。刃の付け替えはできません。
  • 新型栗くり坊主:刃を付け替えて長く使えます。替刃セットは税込770円です。水洗いはできません。

公式オンラインショップは、新型について「水洗いができないのが弱点でした」と書き、水洗いをしたい人にⅡを勧めています。むき方は同じで、Ⅱの商品ページの動画も新型のものだと断っています。

この迷いは昔からあります。2007年のYahoo!知恵袋には、こんな質問が載っていました。

Ⅱのほうがだんぜんいいのでしょうか? すぐほしいのですが普通の栗くり坊主しか近所になくて。。。

Yahoo!知恵袋(2007年10月3日)

ベストアンサーは、手入れが楽なのはステンレスのⅡ、刃を替えて長く使えるのは鋼の旧型、と分けて答えていました。当時の旧型はいまの新型とは別の品ですが、「洗いやすさを取るか、刃の交換を取るか」という分かれ目は今も同じです。

?

読者

結局、どっちを選べばいいの?

おかあさん

栗の汁やアクをすぐ洗い流したいならⅡ、毎年たくさんむいて刃を替えながら使いたいなら新型、という分け方になります。

むく前の下処理で手間が変わる

皮むき器があっても、鬼皮がかたいままだと手に力が入ります。農林水産省は、茨城県の笠間市農業公社に聞いた鬼皮のむき方として、生栗を熱湯に10分つけてから切り込みを入れる手順を紹介しています。

キッコーマンのホームクッキングでは、料理家の江口恵子さんが、栗がひたる量の水に入れて冷蔵庫で半日から一晩おく下処理を勧めています。水ではなく50〜60℃のお湯を使うと、つけておく時間は2〜3時間に縮むそうです。

芝生の上で開いたイガから栗の実がのぞいている様子
写真:Pexels。栗は傷みやすく、農林水産省はチルド室でも保存は1週間程度としています。

ゆで栗で食べるなら、皮はむかずにゆでます。キッコーマンの記事は、皮をむいてからゆでると水っぽくなるので、基本は鬼皮付きのままゆでると書いています。皮むき器の出番は、栗ご飯や渋皮煮のように生のままむきたいときです。

むく前に、傷んだ栗をよけておくと無駄が出ません。農林水産省は、虫に食べられた栗や病気の栗は表面が白っぽくなったり、座(底の部分)が黒くなったりすると説明しています。

取り上げたきっかけ

北村氏は、包丁で生栗をむくと1個に約3分30秒かかり、栗ご飯の分をむくだけで1時間コースになると書いています。栗くり坊主Ⅱでは「だいたい1分ちょっとでむくことができました」とのことです。

記事では、諏訪田製作所の榎並さんが開発の経緯を話しています。近くの栗園から皮むきの相談を受けたのがきっかけで、栗の季節にしか試作できず、発売まで5年かかったそうです。速さを見せてほしいと頼まれた榎並さんは、こう答えています。

この商品は早くむくというよりは、安全にむくための道具なので、落ち着いて安全に使ってもらいたいです

価格.comマガジン 北村ヂン氏の記事(2017年10月4日)

9月下旬は生栗が店に並ぶ時期です。記事は2017年のものですが、栗くり坊主Ⅱは今も公式オンラインショップで販売されているので取り上げました。

どんな商品か

閉じた状態。片側がギザ刃、もう片側が切刃です。
閉じた状態。片側がギザ刃、もう片側が切刃です。
開いた状態。ハサミのように握って使います。
開いた状態。ハサミのように握って使います。
刃がステンレスなので水洗いできます。
刃がステンレスなので水洗いできます。

画像:Amazon.co.jp の商品ページより

見た目は刃の短いキッチンバサミです。公式オンラインショップは、ギザ刃を栗に食い込ませるようにしてハンドルを握ると、切刃で鬼皮と渋皮を一緒にむけると説明しています。慣れれば渋皮を残してむくこともでき、渋皮煮にも使えるそうです。

主な仕様

全長 約170mm
重さ 約60g
材質 刃部:ステンレス刃物鋼/ハンドル部:ABS樹脂
お手入れ 丸洗いでき、食洗器にも対応
刃の付け替え できません
公式の価格 税込3,190円
型番 11170(公式オンラインショップの表記)
左利きでの使用 確認できませんでした

出典:諏訪田製作所 公式サイト・SUWADA ONLINE SHOP(2026年9月27日閲覧)。手作りのため、サイズと重さには若干の誤差があるとされています。

栗くり坊主の使い方のコツ

キッチン用品店のプロキッチンは、スタッフ6人に栗のむき方を教えた日のことをブログに書いています。講師役の店員が伝えたコツは、ハサミのように両側の刃に力を入れないことでした。

両側から力を入れるとパチンと切れてしまい表面もボコボコになってしまいます。最初は鬼皮だけをはがして渋皮で練習すると慣れてきますよ。

プロキッチン ブログ(2019年10月6日)

同じブログは、人差し指側の刃は栗に当てておくだけにして、親指側のギザギザを進めていくと書いています。1個目に苦戦したスタッフも、2個目、3個目はスムーズにむけるようになったそうです。

?

読者

最初から全部うまくむけるわけじゃないのね。

おかあさん

はい。数個は練習のつもりで、鬼皮から始めるのがよさそうです。下処理で皮をやわらかくしておくと、力もいりにくくなります。

買う前に知っておきたい注意点

1つ目は刃の寿命です。Ⅱは刃を替えられないので、切れ味が落ちたら本体ごと買い替えになります。毎年たくさんむく人は、替刃のある新型と比べて選んだほうがよさそうです。

2つ目は型番です。公式オンラインショップの型番は11170で、Amazonの商品名には11172とあります。色違いなのか別の仕様なのかは確認できませんでした。注文の前に、商品ページの表記を見ておくと安心です。

3つ目は左利きです。Ⅱが左手で使えるかどうかは、公式の説明では確認できませんでした。左利きの人は、販売元に問い合わせてからのほうが確実です。

!
刃物なので、使い終わったら子どもの手の届かない場所にしまってください。ゆでた直後の栗は熱いので、手で触れるくらいまで冷ましてからむきます。

\食洗器で洗える皮むき鋏/

栗くり坊主Ⅱを見る ›

型番の表記を確かめてから注文してください。

こんな人は見てもよさそう

  • 栗ご飯のために、生栗を包丁でむいて手が痛くなった人。
  • 道具は洗ってすぐしまいたく、食洗器を使っている人。
  • 年に数回しか栗をむかず、刃の交換までは考えていない人。

反対に、毎年たくさんの栗を渋皮煮にする人は、刃を替えられる新型のほうが長く使える可能性があります。どちらも公式の価格は同じです。

この記事で確認した情報源

\この秋の栗ご飯に/

栗くり坊主Ⅱを見る ›

ステンレス刃で、使ったあとは丸洗いできます。

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この記事を書いた人

ハウスメーカー2社で営業職を経験し、不動産・建築の基礎を習得。
その後、地域密着型の不動産会社にて営業事務として勤務し、
契約書作成、ポータルサイト管理、物件情報の入力・更新など、
実務全般に携わってきました。

特に、ポータルサイトを「より魅力的に見せる工夫」や、
反響につながる「分かりやすい間取り図作成」を得意としています。
自分が関わった物件に反響があった時の喜びが、今の原動力です。

現在は子育てのため一線を退いていますが、
これまでの実務経験を活かし、
フリーランスとして不動産会社様向けの
バックオフィスサポート業務を開始しました。

現場目線を大切にしながら、
「早く・正確に・伝わる」業務サポートを心がけています。

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