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東京 通行止め 雨/閉まる国道は1本だけ

🗨️「台風25号の雨で、東京都内の国道は閉まるの?」

国が管理する国道のうち、東京都内で雨量による事前通行規制がかかるのは国道20号の1区間だけです。八王子市南浅川町から相模原市緑区千木良までで、基準は連続雨量150ミリ。20日11時39分の時点で7ミリでした。千葉県と茨城県には対象区間が1つもありません。都内で国道が閉まるとしたら、雨量の基準ではなく冠水や倒木といった別の理由になります。

[交通] この記事の要点

発表日・更新日

2026年9月20日 発表

影響を受ける人
  • 21日から22日に東京都内から山梨・長野方面へ車で移動する予定の人
  • 八王子・相模原の山側を通勤・通学で使っている人
  • 台風の日に「国道なら通れるだろう」と考えている人
目次

東京都内は国道20号の1か所だけ

国土交通省は「道路事前通行規制情報」で、雨が一定量を超えたら閉める区間と、その区間でいま何ミリ降っているかを路線ごとに出しています。20日11時39分に関東地方整備局の8路線を見たところ、東京都内にあるのは国道20号の1か所でした。

区間規制条件20日11時39分の連続雨量
八王子市南浅川町〜相模原市緑区千木良連続雨量150ミリ7ミリ
八王子市南浅川〜相模原市緑区千木良予防的通行規制区間(数値の表示なし)

ほぼ同じ場所に2行あるのは、区分が違うからです。上は「連続雨量が150ミリに達したら閉める」という数値の基準がある区間。下は「予防的通行規制区間」で、このページには雨量の基準値が表示されません。数字が出ていない=安全、ではありません。数字を待たずに閉める運用があるという意味です。

裏を返すと、都内の平地を通る直轄国道には、この仕組みの対象区間がありません。事前通行規制は、斜面が崩れて道がふさがるおそれのある山の区間にかけるものだからです。つまり台風で都内の国道が閉まるとしたら、それは雨量の基準に達したからではなく、冠水・倒木・事故といった別の理由になります。

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数値の基準がある区間は、関東で10か所

8路線ぜんぶを見て、雨量の数値が出ている区間だけを抜き出すと10か所でした。現在値は20日11時39分のものです。

路線区間規制条件現在値
国道20号東京 八王子市南浅川町〜神奈川 相模原市緑区千木良150ミリ7ミリ
国道20号神奈川 相模原市緑区与瀬〜吉野150ミリ2ミリ
国道20号山梨 上野原市四方津〜大月市梁川町新倉200ミリ0ミリ
国道20号山梨 甲州市大和町鶴瀬〜勝沼町柏尾200ミリ0ミリ
国道20号山梨 上野原市井戸尻〜腰巻300ミリ/250ミリかつ時間50ミリ0ミリ
国道20号山梨 大月市大月町真木〜初狩町下初狩300ミリ/250ミリかつ時間60ミリ2ミリ
国道20号長野 富士見町下蔦木〜富士見150ミリ0ミリ
国道18号群馬 安中市松井田町横川〜長野 軽井沢町長倉150ミリ1ミリ
国道18号長野 長野市豊野町川谷〜飯綱町倉井150ミリ0ミリ
国道17号群馬 みなかみ町猿ケ京温泉〜新潟 湯沢町三国150ミリ0ミリ

10か所のうち7か所が国道20号です。残りの区間は「予防的通行規制区間」として名前だけが並び、数値は出ません。埼玉県の3区間(国道16号の入間市小谷田2丁目〜河原町、川越市脇田新町〜小仙波、国道17号の行田市持田)も全部この区分で、数字を見て判断する道ではありません。

そして千葉県と茨城県は、数値のある区間も予防的な区間も0件でした。今回の台風で雨量の予想がいちばん大きいのは千葉県南部(21日6時から22日6時までの24時間で400ミリ)ですが、直轄国道に「何ミリで閉める」という仕組み自体が置かれていない、ということになります。

同じ国道20号でも、区間ごとに閉まる雨量が違う

上の表をもう一度、東京側から山梨・長野へ向かう順に読むと分かります。東京・神奈川側は150ミリで閉まるのに、山梨県内の一部は300ミリまで開いています。

理由は斜面の状態や過去の災害の履歴が区間ごとに違うからで、「国道20号は何ミリで閉まる」と1つの数字で覚えることはできません。大月市の真木〜下初狩は300ミリですが、同じ大月市を抜けた先の上野原市四方津〜梁川町新倉は200ミリです。自分が通る区間を見るしかない、というのが結論になります。

なお「250ミリかつ時間雨量50ミリ」のような条件が付いている区間は、総量が基準に届いていなくても、短時間に強く降れば閉まります。台風のように一気に降る雨では、こちらの条件のほうが先に当たります。

雨の夕暮れに車を運転している様子
閉まるかどうかは、出発してからでは調べられません。判断は家を出る前に済ませます。

連続雨量は24時間降水量とは別もの

ここを取り違えると判断を誤ります。気象庁が出す「21日6時から22日6時までの24時間降水量は200ミリ」という予想と、道路の「連続雨量150ミリ」は数え方が違います。

連続雨量(道路)24時間降水量(気象庁)
数え方降り始めからの積算決まった24時間の合計
リセット雨が止んで一定時間たつと0に戻る期間が変われば入れ替わる
使いみちその区間を閉めるかどうかの判定どれくらい降るかの予想

だから「予想200ミリだから150ミリの基準を超える」とは単純に言えません。逆に、弱い雨が何日も続いて連続雨量だけが積み上がることもあります。確実なのは、出る前にその区間の現在値を見ることです。国土交通省のページは路線ごとに分かれていて、区間名・現在の連続雨量・規制条件・理由が1行ずつ並んでいます。

高速道路は、この事前通行規制とはまた別の基準で止まります。連続雨量ではなく時間雨量や風速で決まる区間があり、考え方が違うので、高速を使うなら基準を別に見る必要があります。

生活・仕事にどう効くか

  • 東京都内:雨量の数値基準が出ている区間は国道20号(八王子市南浅川町〜相模原市緑区千木良)の1つだけ。基準は連続雨量150ミリで、20日11時39分は7ミリだった。
  • 千葉県・茨城県:この8路線では両県に事前通行規制区間が1つも設定されていない。閉まるかどうかは高速道路と県道のほうで決まる。
  • 山梨県・長野県:同じ国道20号でも、山梨県内には連続雨量200ミリ・300ミリの区間がある。1つの数字で「20号は何ミリで閉まる」とは覚えられない。

結局どうすればよいか

  • 出る前に国土交通省の道路事前通行規制情報で、通る区間の連続雨量の現在値と規制条件を見る
  • 東京都内は国道より高速道路のほうが先に閉まる可能性がある。高速の規制基準は別記事にまとめてある
  • 山梨・長野へ抜けるなら、国道20号は区間ごとに基準が150ミリ・200ミリ・300ミリと違うことを頭に入れておく
  • 「予防的通行規制区間」には雨量の数値が出ない。数字が無い区間は、数字を待たずに閉まることがある

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公式出典

更新履歴

  • 2026年9月20日 初版を公開

※本記事は2026年9月20日時点で公表されている情報にもとづきます。数値・制度・進路などは今後変わる可能性があるため、最新の内容は各公式発表をご確認ください。

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この記事を書いた人

ハウスメーカー2社で営業職を経験し、不動産・建築の基礎を習得。
その後、地域密着型の不動産会社にて営業事務として勤務し、
契約書作成、ポータルサイト管理、物件情報の入力・更新など、
実務全般に携わってきました。

特に、ポータルサイトを「より魅力的に見せる工夫」や、
反響につながる「分かりやすい間取り図作成」を得意としています。
自分が関わった物件に反響があった時の喜びが、今の原動力です。

現在は子育てのため一線を退いていますが、
これまでの実務経験を活かし、
フリーランスとして不動産会社様向けの
バックオフィスサポート業務を開始しました。

現場目線を大切にしながら、
「早く・正確に・伝わる」業務サポートを心がけています。

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