🗨️「ジャワ海で消息を絶った船は、日本を走っていた船なの?」
船舶データベースの登録番号(IMO 8625179)が一致しています。1987年に愛媛で建造され、松山と小倉を結んでいた「フェリーくるしま」が、2025年7月の航路廃止後にインドネシアへ売られ、「ビルゴ・トランスポート8」として運航していました。その船が2026年9月13日未明、東ジャワ州スラバヤからボルネオ島バンジャルマシンへ向かう途中で通信を絶ちました。243人が乗っていたと伝えられています。
[国際] この記事の要点
2026年9月13日 発表
- 松山・小倉航路を使っていた愛媛と北九州の人
- 引退した日本の船がその後どこへ行くのかを気にしている人
- インドネシアの島どうしを船で移動する人
いま分かっていること
数字は当局の発表で動いています。13日時点のものです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| いつ | 2026年9月13日未明 |
| どこ | ジャワ海。バンジャルマシンの埠頭から約150キロの海域で最後に確認 |
| 航路 | 東ジャワ州スラバヤ → ボルネオ島バンジャルマシン |
| 乗っていた人 | 243人 |
| 13日時点 | 死亡1人/救助103人 |
| 状況 | 乗組員は悪天候を報告。沈没・座礁・漂流のいずれかは当局が確認中 |
捜索には救助船「KN SAR ラクスマナ241」などが向かっています。原因はまだ当局の調査中です。
船の登録番号が一致している
船には、建造されたときに割り当てられて生涯変わらない番号があります。IMO番号といいます。船名も船主も国籍も変わりますが、この番号だけは残ります。
今回の船のIMO番号は 8625179。複数の船舶データベースで同じ番号を引くと、前の船名として FERRY KURUSHIMA が記録されています。
同じ番号なら、本当に同じ船なんですか
IMO番号は建造時に1隻ずつ振られて、解体されるまで変わりません。船名の変更履歴はデータベースに積み上がっていくので、追いかけられます
松山と小倉をつないでいた船
フェリーくるしまは1987年に竣工した4,277トンの船で、松山観光港と小倉港を結ぶ夜行の航路に就いていました。運航する会社は関西汽船から変わりながら続き、2025年7月1日に引退しています。旅客定員は竣工時が756名、2019年以降は481名でした。
日本の航路から退いた船が、そのまま解体されるとはかぎりません。まだ動く船は海外の船会社へ売られ、別の名前で別の海を走ります。今回はその行き先が、インドネシアの島と島をつなぐ航路でした。
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