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登記簿謄本の取り方

🗨️「登記簿謄本はどこで、いくらで取れますか。持ち主でなくても取れますか。」

いまの正式名称は登記事項証明書です。全国どこの法務局の窓口でも取れて、手数料は600円。オンラインで請求すると郵送受取520円、窓口受取490円と安くなります。持ち主でなくても誰でも請求できます。

[不動産] この記事の要点

発表日・更新日

2026年9月2日 発表

影響を受ける人
  • 家や土地を買う前に権利関係を確かめたい人
  • 相続の手続きで不動産の資料を集めている人
  • 境界や地目を確認したい人
目次

いまの名前は「登記事項証明書」

登記簿謄本というのは、紙の帳簿だった時代の呼び方です。いまは登記情報がコンピュータで管理されていて、その内容を証明する書面は登記事項証明書といいます。窓口で「登記簿謄本をください」と言っても通じますが、申請書に印刷されているのはこちらの名前です。対象は不動産(土地・建物)と、会社・法人です。

手数料は取り方で110円ちがう

取り方手数料受け取り
窓口で書面請求600円その場
オンライン請求520円郵送
オンライン請求490円法務局の窓口

1通なら110円の差ですが、相続で複数の不動産をまとめて取るときは効いてきます。使うのは「かんたん登記・供託申請」か「登記・供託オンライン申請システム」です。受付は平日の午前8時30分から午後9時までで、午後5時15分を過ぎた請求は翌業務日の受付になります。

ノートパソコンの画面に入力フォームを開いて、2人で操作している手元
オンライン請求なら窓口受取490円。受付は平日の午前8時30分から午後9時までです(写真: Pexels)

「持ち主本人しか取れない」わけではありません

ここが不動産の登記のいちばん大きな特徴です。登記事項証明書は誰でも請求できます。理由を説明する必要も、身分証を出す必要もありません。買う前に、その土地に抵当権が付いていないか、差押えが入っていないかを自分で確かめられるのはこのためです。逆に言えば、自分の持ち物の登記も他人から見えています。

草の上に広げられた青焼きの図面と、丸めた図面
登記は住居表示ではなく地番と家屋番号で管理されています(写真: Pexels)

つまずくのは住所ではなく「地番」

請求で止まるのはたいていここです。不動産の登記は郵便物が届く住居表示ではなく、地番と家屋番号で管理されています。「〇〇町3丁目5番12号」と「〇〇町3丁目105番3」が同じ場所を指すことは珍しくありません。

手元にあるもの地番の調べ方
固定資産税の課税明細書土地の欄に地番が載っている
売買契約書・権利証物件の表示欄に地番と家屋番号がある
何もない法務局に住所を伝えて地番を照会する

何が書いてあるのか

登記事項証明書は4つのまとまりでできています。表題部が土地なら所在・地番・地目・地積、建物なら家屋番号・種類・構造・床面積。権利部の甲区が所有権の移り変わり、乙区が抵当権や地上権など所有権以外の権利です。最後に共同担保目録が付くことがあります。買う前に見るなら、甲区で今の所有者が売主と一致しているか、乙区に抵当権や差押えが残っていないかの2点です。

取る前に決めておく2つ

1つ目は、全部事項証明書にするか一部にするかです。過去の所有者や抹消された抵当権まで見たいなら全部事項を選びます。2つ目は、証明書が要るのか、中身が読めればよいのかです。中身を見るだけなら登記情報提供サービスという別の仕組みもあり、証明書としては使えないかわりに安く済みます。提出先が決まっているときは、その提出先に「登記事項証明書でよいか」を先に聞いてください。手数料は改定されることがあるので、金額は請求の直前に法務局のページで確かめるのが確実です。

生活・仕事にどう効くか

  • 費用:窓口600円に対しオンライン請求の窓口受取は490円です。複数通取るときは差が積み上がります。
  • 時間:オンラインは平日午前8時30分から午後9時まで受け付けます。午後5時15分以降の請求は翌業務日の受付になります。
  • 調べ物:所有者でなくても請求できるので、買う前に抵当権や差押えの有無を自分で確認できます。

結局どうすればよいか

  • 登記情報の特定に使う地番・家屋番号を先に調べる(住居表示とは別)
  • 1〜2通なら最寄りの法務局の窓口、まとめて取るならオンライン請求を選ぶ
  • 手数料は改定されるので、請求前に法務局のページで金額を確認する

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公式出典

更新履歴

  • 2026年9月2日 初版を公開

※本記事は2026年9月2日時点で公表されている情報にもとづきます。数値・制度・進路などは今後変わる可能性があるため、最新の内容は各公式発表をご確認ください。

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この記事を書いた人

ハウスメーカー2社で営業職を経験し、不動産・建築の基礎を習得。
その後、地域密着型の不動産会社にて営業事務として勤務し、
契約書作成、ポータルサイト管理、物件情報の入力・更新など、
実務全般に携わってきました。

特に、ポータルサイトを「より魅力的に見せる工夫」や、
反響につながる「分かりやすい間取り図作成」を得意としています。
自分が関わった物件に反響があった時の喜びが、今の原動力です。

現在は子育てのため一線を退いていますが、
これまでの実務経験を活かし、
フリーランスとして不動産会社様向けの
バックオフィスサポート業務を開始しました。

現場目線を大切にしながら、
「早く・正確に・伝わる」業務サポートを心がけています。

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