🗨️「お盆に車で帰省したいけど、いつ出れば渋滞にはまらない?」
関東は下りが8月12日・13日、上りが8月14日・15日にピークが来ます。中央道下りは相模湖IC付近で最大45km・通過に約135分(通常約35分)の予測なので、渋滞の開始時刻より前に通過するか、終わる時間まで待つかの二択です。
[交通] この記事の要点
NEXCO東日本とNEXCO中日本が2026年7月17日、お盆期間(8月7日〜16日の10日間)の渋滞予測を発表した。首都圏では10km以上の渋滞が下り95回・上り141回の計236回、全国では上下線合計436回と予測されている。
2026年8月7日 発表
- お盆に車で帰省・旅行する人
- 8月7日〜16日に高速道路を使って移動する予定の人
- この期間に内覧・引き渡し・現地調査で車移動する不動産の実務者
この記事でわかること
- 関東の下り・上りそれぞれのピーク日と、路線ごとの最大渋滞長・通過時間
- 「渋滞の開始時刻」から逆算した、通過すべき時刻の決め方
- 休日割引が効かない5日間と、往復の高速料金への影響
関東のピークは下り8月12日・13日、上り8月14日・15日
NEXCO東日本とNEXCO中日本が2026年7月17日に発表した渋滞予測によると、お盆期間(8月7日〜16日の10日間)に首都圏で発生する10km以上の渋滞は、下り95回・上り141回の計236回です。全国では上下線合計436回が見込まれています。昨年は荒天で出控えがあったため、今年は渋滞が増える見込みとされています。
関東のピークは、下りが8月12日(水)・13日(木)、上りが8月14日(金)・15日(土)です。下りは3日間ではなく2日間に集中し、上りも同じく2日間に固まります。この4日は、どの時間に出ても何らかの渋滞に当たると考えたほうが計画を立てやすくなります。
路線別の最悪ケース:どこで何分よけいにかかるか
NEXCO東日本の別紙資料から、期間中に最も長い渋滞が予測されている区間を路線ごとに抜き出しました。「増加分」は、ピーク時の通過所要時間から通常時を引いた値です。
| 路線・方向 | 日・ピーク時刻 | 先頭 | 最大渋滞長 | 通過時間(増加分) |
|---|---|---|---|---|
| 中央道 下り | 8/8 5時・8/13 6時 | 相模湖IC付近 | 45km | 約135分(+約100分) |
| 中央道 上り | 8/11 14時 | 小仏TN付近 | 30km | 約120分(+約95分) |
| 関越道 上り | 8/15 18時 | 坂戸西SIC付近 | 40km | 約80分(+約55分) |
| 関越道 下り | 8/13 9時 | 高坂SA付近 | 30km | 約60分(+約40分) |
| 東北道 下り | 8/13 11時 | 矢板北PA付近 | 35km | 約85分(+約60分) |
| 東北道 上り | 8/15 17時 | 加須IC付近 | 35km | 約70分(+約50分) |
| 常磐道 上り | 8/15 17時 | 日立中央IC付近 | 25km | 約60分(+約40分) |
| 東名 下り | 8/13 8時 | 綾瀬SIC付近 | 20km | 約50分(+約35分) |
出典はいずれもNEXCO東日本の別紙-1(2026年7月17日)です。中央道下りの約135分は、同じ区間を平常時に走ったときの約35分の4倍近くになります。関越道上りの8月15日は14時から翌0時まで渋滞が続く予測で、夕方に出発すると10時間の渋滞帯のどこかに必ず入ります。
「早く出れば空いている」は今年の中央道では成立しない
予測資料で見るべきなのは最大渋滞長ではなく、渋滞の開始時刻です。中央道下りの8月8日は4時から渋滞が始まり、ピークは5時。8月13日は5時開始でピークは6時と予測されています。つまり、夜明け前に家を出た人がそのまま渋滞の先頭付近を作る側に回ります。私は、この時間設定を見るかぎり「早く出れば空いている」という従来の考え方は、少なくとも今年の中央道下りでは通用しないと考えています。
現実的な選択肢は2つです。1つは渋滞の開始時刻より前に渋滞ポイントを通過してしまうこと。中央道下りなら3時台に八王子付近を抜ける計算になります。もう1つは、渋滞が終わる時刻まで動かないこと。中央道下りの渋滞帯は14時に終わる予測なので、昼食を済ませてから出るほうが結果的に早く着く可能性があります。関越道下りも8月13日は6時〜14時、東北道下りは8時〜16時が渋滞帯です。
上りも同じ考え方です。関越道上りの8月15日は14時から翌0時、東北道上りは14時から22時。夕方に出るくらいなら、翌16日の午前に動かすほうが移動時間は短くなります。
この5日間は休日割引が効かない
期間中の土日祝のうち、8月8日(土)・9日(日)・11日(火・祝)・15日(土)・16日(日)は休日割引が適用されません。NEXCO中日本の発表に明記されています。休日割引は地方部で3割引になる制度なので、往復で1万円前後を見込んでいた区間なら、その割引分がそのまま実費として乗ります。
逆に言えば、8月10日(月)・12日(水)・13日(木)・14日(金)はもともと平日で割引対象外なので、割引の有無で日程を動かす意味はありません。判断材料になるのは「土日に動くつもりだったが、割引が効かないなら平日にずらす」というケースだけです。
帰省のついでに実家で見ておくと得なもの
お盆は、離れて暮らす親の家の状態と名義をまとめて確認できる年に1回の機会です。相続登記の義務化には経過措置があり、2024年4月1日より前に発生した相続の登記期限は2027年3月31日です。正当な理由なく過ぎると10万円以下の過料の対象になります。残りは8か月を切りました。
確認するのは3点だけで足ります。1つ目は、実家の登記名義が誰になっているか(祖父母の名義のまま止まっていないか)。2つ目は、権利証・固定資産税の納税通知書がどこにしまってあるか。3つ目は、使っていない土地や建物が他にないか。この3点が分かっていれば、相続が起きたときに司法書士へ渡す情報がそろいます。帰省中に写真を撮っておくだけでも後の手間が変わります。
生活・仕事にどう効くか
- 移動時間:中央道下り 高井戸IC→相模湖ICは、8月8日・13日のピーク時で通過に約135分。通常の約35分に対して約100分の上積みになる。
- 高速料金:8月8日(土)・9日(日)・11日(火・祝)・15日(土)・16日(日)は休日割引(地方部3割引)が適用されない。休日割引を前提に往復の予算を組んでいると、その分だけ実費が増える。
- 仕事:この10日間は現地調査や立ち会いの移動時間が読めない。午前中の予定を詰めると、渋滞のピーク時間帯(下りは朝6〜9時、上りは夕方15〜18時)に丸ごとかぶる。
結局どうすればよいか
- 自分が使う路線の「渋滞の開始時刻」を調べ、その1時間前までに渋滞ポイントを通過する計画にする
- 早朝に出られないなら、下りは14時以降・上りは22時以降まで待つほうが早く着く区間がある
- 8月8日・9日・11日・15日・16日は休日割引が効かないので、往復の高速料金を割引なしで見積もり直す
あわせて読む・調べる
くわしく知る(保存版の記事)
自分の場合を調べる(無料ツール)
公式出典
- NEXCO東日本「お盆期間の高速道路における渋滞予測について【首都圏版】」(2026年7月17日発表)
- NEXCO東日本「別紙-1 関東甲信地方・静岡県内の高速道路などにおける主な渋滞予測(最大渋滞長10km以上)」(2026年7月17日発表)
- NEXCO中日本「お盆期間の高速道路における渋滞予測について【首都圏版】」(休日割引の適用除外日)(2026年7月17日発表)
- NEXCO東日本「お盆期間の高速道路における渋滞予測について【全国版】」(2026年7月17日発表)
更新履歴
- 2026年8月7日 初版を公開
※本記事は2026年8月7日時点で公表されている情報にもとづきます。数値・制度・進路などは今後変わる可能性があるため、最新の内容は各公式発表をご確認ください。


コメント