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「まさか噴火するとは」御嶽山と雲仙普賢岳、火山の名前だけでは分からない突然のリスク

「まさか噴火するとは」御嶽山と雲仙普賢岳、火山の名前だけでは分からない突然のリスク

🙋
💬 Aさん「前に桜島と磐梯山の話を聞いたけど、あれは大昔の噴火だよね?最近も噴火した山ってあるの?」
🏠
💬 購入経験者Bさん「あるよ。しかもそこまで昔の話じゃない。御嶽山と雲仙普賢岳、どちらも平成に入ってから噴火して大きな被害が出ているんだ」

桜島や磐梯山は明治・大正の噴火でしたが、今回紹介する御嶽山と雲仙普賢岳は、平成に入ってから実際に噴火し、多くの犠牲者を出した火山です。地名や山の名前だけでは分からない、火山災害の「予測しにくさ」について紹介します。

目次

1. 御嶽山は「警戒レベル1」のまま突然噴火した

2014年9月27日11時52分、長野・岐阜県境にまたがる御嶽山(3067m)の山頂南西付近が突然噴火しました。紅葉シーズンの土曜日、しかも昼前という、登山者が山頂付近に最も多く集まるタイミングでの噴火でした。

この噴火は「水蒸気噴火」と呼ばれるタイプで、地下水が地熱で熱せられて急激に膨張し、地表を突き破って起こります。マグマの直接的な動きを伴わないため、当時の観測技術では噴火の直前予知が極めて困難でした。噴火当時、噴火警戒レベルは平常を示す「レベル1」のままで、多くの登山者が山頂付近で噴火に遭遇し、死者58名・行方不明者5名という戦後最悪の火山災害になりました。

🙋
💬 Aさん「警戒レベルが普段どおりだったのに、こんな被害が出るんだ…」
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💬 購入経験者Bさん「そう。それが水蒸気噴火の怖いところなんだ。もう一つ、雲仙普賢岳の火砕流の話もしておくね」

2. 雲仙普賢岳の火砕流は、報道関係者にも大きな犠牲を出した

長崎県の雲仙普賢岳は、1990年から噴火活動が続いていましたが、1991年6月3日、噴火開始以来最大規模の火砕流(高温のガス・火山灰・岩塊が高速で山を流れ下る現象)が発生し、麓の市街地方向へと流れ込みました。この火砕流により、取材にあたっていた報道関係者や地元消防団員、住民など43名が死亡・行方不明となる大惨事となりました。

火砕流は時速数十〜百km以上という速さで斜面を流れ下るため、発生してからの避難はほぼ不可能とされています。「定点」と呼ばれた撮影地点に取材陣が集まっていたことも被害を大きくした要因として、その後の火山防災における教訓となりました。

火山 噴火年 特徴・教訓
御嶽山(長野・岐阜) 2014年 警戒レベル1のまま水蒸気噴火。予知が極めて困難
雲仙普賢岳(長崎) 1991年 大規模火砕流が市街地方向へ。避難の判断が命を分けた

3. 「活火山」であることは、地名だけでは伝わらない

御嶽山も雲仙普賢岳も、山の名前自体には危険を示す特別な意味はありません。しかし気象庁は両方とも「常時観測火山」に指定しており、これは今後も噴火の可能性がある活火山であることを意味します。日本には現在111の活火山があり、そのうち50火山が24時間体制で観測されています。登山・観光で火山に近づく際は、山の名前や景観の印象だけでなく、その山が活火山かどうかを事前に確認することが大切です。

4. 噴火警戒レベルと登山届は公的な仕組みで確認できる

気象庁は火山ごとに「噴火警戒レベル」を公開しており、登山前に確認することができます。また、多くの自治体・山岳会が登山届の提出を呼びかけており、万一の際の捜索・避難誘導にも役立ちます。御嶽山の噴火を教訓に、シェルターの整備や情報発信の強化も進められています。

火山噴火や落石から頭部を守るには、登山時に登山用ヘルメットを携行することも一つの備えになります。

災害リスク診断では、住所を入力するだけで土砂災害・洪水・地震などのリスクをまとめて確認できます。

このシリーズの他の記事もあわせてどうぞ。

👉 「桜島」「磐梯山」…噴火で集落が消えた話と、火山周辺の地名が伝える災害の記憶

👉 「立川断層帯」「跡津川断層」…活断層になぜ地名がつくのか?地名だけではわからない直下リスク

👉 噴火なのに死者ゼロ?2000年有珠山噴火が示した「予知できた火山災害」という奇跡

👉 「臭くないから安全」は間違い?草津白根山で実際に起きた火山ガス事故と、見えない危険への備え

まとめ

1. 御嶽山は2014年、噴火警戒レベル1のまま水蒸気噴火が発生し、戦後最悪の火山災害となった

2. 雲仙普賢岳は1991年の大規模火砕流で、取材関係者を含む43名が死亡・行方不明となった

3. 山の名前や景観だけでは活火山かどうかは分からず、気象庁の噴火警戒レベルと常時観測火山の情報で事前に確認できる

美しい山々の多くは活火山でもあります。登山やレジャーで訪れる際は、景観だけでなく火山活動の状況も事前にチェックする習慣をつけましょう。

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この記事を書いた人

ハウスメーカー2社で営業職を経験し、不動産・建築の基礎を習得。
その後、地域密着型の不動産会社にて営業事務として勤務し、
契約書作成、ポータルサイト管理、物件情報の入力・更新など、
実務全般に携わってきました。

特に、ポータルサイトを「より魅力的に見せる工夫」や、
反響につながる「分かりやすい間取り図作成」を得意としています。
自分が関わった物件に反響があった時の喜びが、今の原動力です。

現在は子育てのため一線を退いていますが、
これまでの実務経験を活かし、
フリーランスとして不動産会社様向けの
バックオフィスサポート業務を開始しました。

現場目線を大切にしながら、
「早く・正確に・伝わる」業務サポートを心がけています。

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