洗濯物は、量を減らしたほうが早く乾きます
ここからは家の話です。日が差さない日が続くと、まず洗濯が滞ります。部屋干しで乾かないときにやりがちなのが「入りきらないから詰める」で、これが逆効果です。
洗濯物が乾くのは、まわりの空気が水分を受け取れるときだけです。詰めて干すと、洗濯物と洗濯物のあいだの空気だけ湿度が上がって、そこで止まります。1回に干す量を減らして、間隔を空けて2回に分けるほうが、結果的に早く終わります。扇風機やサーキュレーターで空気を動かすのも同じ理屈です。
閉め切っている場所ほど、湿気がたまります
もう1つが押し入れとクローゼットです。日照が少ない期間は、家全体の湿度が下がりきりません。そこで扉を閉めたままにすると、閉じた空間の中だけ湿度が高いまま維持されます。カビが出るのはたいていこの場所です。
やることは単純で、扉を開けて空気を動かす。それだけです。ついでに、床に直置きしている段ボールや布団は、いちばん湿気がたまる場所に置かれていることが多いので、この機会に浮かせておくと違います。
窓を開ける・開けないは、その日の外の湿度で変わります。外がじめじめしている日に窓を開けると、湿った空気を入れるだけになります。雨が続いているときは、窓より除湿機やエアコンの除湿のほうが効きます。
日当たりは、住み始めてからは動かせません
こういう期間が続くと、部屋の向きの差がはっきり出ます。南向きの部屋と北向きの部屋で、同じ量の洗濯物を干したときの乾き方が違う。1階と3階でも違います。
家の設備はあとから足せますが、方位と階数と、隣の建物との距離は、住み始めてからは変えられません。部屋を探している最中の人は、内見を晴れた日の昼間だけで済ませないほうがいいです。曇りの日にもう一度見ると、その部屋が本当はどれくらい暗いかが分かります。
生活・仕事にどう効くか
- 東京:9月11日までの10日間で7.0時間、平年比15%。直近5日間は2.8時間で12%。
- 名古屋:直近5日間の日照は0.3時間、平年比1%。10日間でも11.2時間、20%。
- 大阪:直近5日間6.5時間で23%、10日間16.6時間で29%。3都市では最も平年に近いが、それでも3割程度。
結局どうすればよいか
- 部屋干しは、量を減らして間隔を空けるほうが早く乾く。詰めると乾かない
- 押し入れ・クローゼットは扉を開けて空気を動かす。閉め切ると内側の湿度だけ上がる
- 窓を開けるより除湿機やエアコンの除湿のほうが効く日がある。外の湿度が高いときは開けない
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公式出典
- 気象庁「期間合計日照時間一覧表(2026年9月11日まで)」(2026年9月11日発表)
更新履歴
- 2026年9月12日 初版を公開。数値は気象庁の期間合計日照時間一覧表(2026年9月11日まで)から引用
※本記事は2026年9月12日時点で公表されている情報にもとづきます。数値・制度・進路などは今後変わる可能性があるため、最新の内容は各公式発表をご確認ください。
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