🗨️「台風の上陸が多い県はどこですか」
気象庁の統計(1951年〜2026年第8号)で、台風の上陸が最も多いのは鹿児島県の45回です。2位は高知県と和歌山県の26回でした。上陸は1年に平均3.0個で、最も多い年は2004年の10個です。沖縄の島は気象庁の決まりで「上陸」に数えません。
[災害] この記事の要点
2026年10月24日 発表
- 台風の上陸が多い県・少ない県を知りたい人
- 年ごと・月ごとの上陸数を知りたい人
- 沖縄の台風が上陸に入らない理由を知りたい人
台風がいちばん多く上陸している県は、鹿児島県です。ただ、沖縄県はこのランキングに1回も出てきません。台風が来ないからではなく、気象庁の決まりで沖縄の島は「上陸」に数えないからです。
先に結論
- ✓ 1951年からの上陸数は鹿児島県45回が1位、高知県と和歌山県26回が2位
- ✓ 上陸は1年に平均3.0個。いちばん多い年は2004年の10個
- ✓ 76年分の221個のうち、8月と9月で149個
上陸数が多い都道府県
気象庁の台風の順位(上陸数)から、台風の上陸が多い都道府県を並べました。期間は1951年から2026年の台風第8号までです。
| 順位 | 都道府県 | 上陸数 |
|---|---|---|
| 1 | 鹿児島県 | 45回 |
| 2 | 高知県 | 26回 |
| 2 | 和歌山県 | 26回 |
| 4 | 静岡県 | 22回 |
| 5 | 長崎県 | 18回 |
| 6 | 宮崎県 | 14回 |
| 7 | 愛知県 | 12回 |
| 8 | 千葉県 | 10回 |
| 9 | 熊本県 | 8回 |
| 10 | 北海道 | 7回 |
| 10 | 徳島県 | 7回 |

1位の鹿児島県は45回で、2位の高知県・和歌山県の倍に近い数です。鹿児島県は、日本の南の海から北上してくる台風の進路の先にあります。上位11の道県のうち、九州が4県、四国が2県、紀伊半島から東海が3県です。
関東では千葉県が10回で8位です。東京都・神奈川県・茨城県は10位までに入っていません。北海道も7回で10位に入っています。
住まいのリスクに対する備え
土地の履歴やリスクを知ったら、次は「起きたときにどうするか」です。最低限そろえておくと動けるものを挙げます。
一から集めると抜けが出ます。まずセットで用意して、家族の人数分と常備薬だけ足すのが早いです。
断水で最初に困るのがトイレです。備蓄で見落とされやすい一方、代用が効きません。
停電時は懐中電灯より、部屋全体を照らせるランタンの方が使えます。電池でも充電でも点くものだと、どちらが尽きても止まりません。
鍵につけて持ち歩けるサイズ。停電や夜道、内見での床下確認にも使えます。備えは「持ち歩けるかどうか」で使用率が変わります。
※ 本記事には広告(アフィリエイトリンク)が含まれます。紹介している商品は、記事の内容に関連するものを編集方針にもとづいて選んでいます。Amazonのアソシエイトとして、おかあさんのおうちは適格販売により収入を得ています。
沖縄が入らない理由
気象庁は台風の統計の用語で、「上陸」を台風の中心が北海道・本州・四国・九州の海岸線に達した場合と決めています。小さな島や半島を短い時間で横切るときは「通過」です。
そのため沖縄や奄美の島は、台風の中心が真上を通っても上陸の数に入りません。沖縄の台風は「接近」で数えます。気象庁の平年値では、沖縄地方への接近は1年に7.7個で、全国の上陸3.0個の倍以上あります。
上陸していない県なら、台風は心配いらないってこと?
そうはならないの。上陸は「中心が海岸線を越えたか」だけの話よ。中心が沖を通っても、暴風域や大雨の範囲は何百kmも広がっているわ。
自分の町が暴風域に入るかどうかは、上陸地点ではなく予報円と暴風域で見ます。読み方は暴風域に入る確率 見方/低い数字でも入るにまとめました。
上陸が多い年・少ない年
年ごとの上陸数は、気象庁の台風の上陸数にあります。いちばん多いのは2004年の10個です。2位は1990年・1993年・2016年の6個でした。
反対に、上陸が0個の年も5回あります。1984年・1986年・2000年・2008年・2020年です。1991年から2020年の平年値は3.0個なので、2004年はその3倍以上でした。
2011年からの上陸数は次のとおりです。2026年は10月24日に見た時点の速報値で3個です。
| 年 | 上陸数 |
|---|---|
| 2026年(速報値) | 3個 |
| 2025年 | 3個 |
| 2024年 | 2個 |
| 2023年 | 1個 |
| 2022年 | 3個 |
| 2021年 | 3個 |
| 2020年 | 0個 |
| 2019年 | 5個 |
| 2018年 | 5個 |
| 2017年 | 4個 |
| 2016年 | 6個 |
| 2015年 | 4個 |
| 2014年 | 4個 |
| 2013年 | 2個 |
| 2012年 | 2個 |
| 2011年 | 3個 |
2010年代は10年で37個と、1950年代から並べて最も多い10年でした。ただ、2020年からの6年間は合わせて12個で、年に平均すると2個です。上陸の数は、年によって0個から10個まで大きく動きます。
そもそも台風が1年にいくつ生まれるかは台風 発生数 多い年/最多は1967年の39個にまとめています。発生した台風のうち、上陸までくるのは1割ほどです。
この住所は浸水しやすい場所ですか?
住所を入れるだけ。ハザードマップの指定(浸水・土砂・津波)と地盤の強さが5秒で出ます。会員登録も電話番号も要りません。
上陸は何月に多い
1951年から2026年までの上陸221個を、月ごとに足しました(気象庁の台風の上陸数から編集部で集計)。
| 月 | 上陸数(1951〜2026年) |
|---|---|
| 4月 | 1個 |
| 5月 | 2個 |
| 6月 | 13個 |
| 7月 | 37個 |
| 8月 | 80個 |
| 9月 | 69個 |
| 10月 | 18個 |
| 11月 | 1個 |
8月が80個、9月が69個で、2か月で全体の3分の2です。7月の37個を足すと、夏から秋の3か月で8割を超えます。1月から3月と12月の上陸は1回もありません。
気象庁の上陸日時の順位では、最も早い上陸は1956年4月25日の鹿児島県大隅半島南部、最も遅い上陸は1990年11月30日の和歌山県白浜町の南です。11月の上陸は、この1回だけです。
上陸した台風の中で、上陸したときの気圧が最も低かったのはどの台風かは台風 歴代 最強/上陸時の1位は第二室戸台風で並べました。
よくある質問
Q. 台風の上陸が多い県はどこですか。
A. 気象庁の統計(1951年〜2026年第8号)で、鹿児島県が45回で1位です。2位は高知県と和歌山県の26回、4位は静岡県の22回です。
Q. 沖縄に台風が上陸したことはありますか。
A. 気象庁の統計では、沖縄の島を中心が通っても「上陸」に数えません。上陸は北海道・本州・四国・九州の海岸線に中心が達した場合だけです。
Q. 台風は1年にいくつ上陸しますか。
A. 1991年〜2020年の平年値で3.0個です。いちばん多い年は2004年の10個、0個の年も5回あります。
Q. 台風の上陸が多いのは何月ですか。
A. 8月です。1951年〜2026年の221個のうち80個が8月、69個が9月でした。
生活・仕事にどう効くか
- 都道府県:鹿児島45回、高知・和歌山26回、静岡22回、長崎18回。
- 年:平年3.0個。最多は2004年の10個、0個の年も5回。
- 月:8月80個・9月69個。最も遅い上陸は1990年11月30日。
結局どうすればよいか
- 住んでいる県が上陸の多い県か、表で確かめる
- 上陸の有無ではなく、暴風域と予報円で備える時期を決める
- 住所の浸水や土砂のリスクを調べておく
あわせて読む・調べる
くわしく知る(保存版の記事)
公式出典
更新履歴
- 2026年10月24日 初版を公開
※本記事は2026年10月24日時点で公表されている情報にもとづきます。数値・制度・進路などは今後変わる可能性があるため、最新の内容は各公式発表をご確認ください。
Googleで「おかあさんのおうち」の新着を優先表示する
災害・道路・住まいの新しい記事がGoogleのトップニュースに出やすくなります。ボタン1回で登録できます。













コメント