アサヒスーパードライの味は、2026年に変わりました。アサヒビールの発表では、2026年8月上旬以降の製造分から順次、新しい中味に切り替わっています。1987年の発売以来、中味を変えるのは2022年に続いて2度目で、アサヒはこれを「スーパードライ3.0」と呼んでいます。
ただし、「リニューアルしたなら度数や炭酸まで変わった」わけではありません。変わったのは麦芽の比率とホップの配合で、アルコール分5%と炭酸のガス圧は同じです。切り替えは発売日ではなく「製造分から順次」なので、店やAmazonでは、しばらく新旧の缶が混ざります。
運営者は新しいスーパードライを飲んでいません。味はアサヒの発表と、発表会や始動イベントを取材した記事を、名前を添えて紹介します。
アサヒビール
アサヒスーパードライ 350ml×24本
2026年8月製造分から新しい中味アルコール分5%辛口〈生〉ビール
缶の左上に「New(ニュー)」の帯が入り、裏面に縦に大きく英字で「DRY(ドライ)」と書かれたロゴが入った新しいデザインです。
画像:Amazon.co.jp の商品ページより(クリックでAmazonの商品ページが開きます)
先に結論
- ✓ 8月上旬以降の製造分から、麦芽の比率を高め、ホップの配合を見直した中味に変わりました。
- ✓ アルコール分5%、ガス圧、「辛口」という狙いは変わっていません。
- ✓ 新しい缶は、正面の左上に「New(ニュー)」の帯があります。

スーパードライ350ml×24本の商品ページは、下のボタンから開けます。販売元はAmazon.co.jpです。
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今のスーパードライとの違い
アサヒのニュースリリースによると、今回の刷新は「キンキンに冷えた状態で最高にうまい」辛口を目指したものです。冷やすと麦芽のうま味や飲みごたえが弱く感じられるため、麦芽の使用比率を高めて、飲んだ瞬間の飲みごたえを上げました。
もう1つは、醸造の工程で煮沸の直後に入れるホップの品種の配合です。ここを見直して、ホップの香りを引き出し、後味のキレを感じやすくしたとしています。グルメWatchの発表会記事によると、ガス圧は変えていません。
| 中味の刷新 | 1987年の発売以来2度目(前回は2022年) |
|---|---|
| 麦芽 | 使用比率を高めた(数値は非公表) |
| ホップ | 煮沸直後に入れる品種の配合を見直した |
| アルコール分 | 5%(変わらない) |
| ガス圧 | 変更なし |
| 原材料(新しい缶) | 麦芽、ホップ、米、コーン、スターチ |
| エネルギー・糖質(100ml) | 42kcal・3.0g(新しい缶の表示) |
アサヒビールのニュースリリース(2026年5月29日)、グルメWatchの発表会記事、Amazonの商品画像の表示から。刷新前の栄養成分は確認できませんでした。
読者
カロリーや糖質も変わったの?
新しい缶の表示は100ml当たり42kcal、糖質3.0gです。刷新前の数値はアサヒの公式ページで確認できず、比べられませんでした。前回2022年の刷新では、価格.comマガジンが新旧の缶の側面を並べ、数値はすべて同じだったと書いています。
いつから変わった?値段は?
スーパードライと生ジョッキ缶は、2026年8月上旬以降の製造分から順次切り替わりました。決まった発売日はありません。アサヒは酒税が変わる10月に合わせて「スーパードライ3.0」を始動し、9月30日に始動イベントを開いています。
アルコール分3.5%のドライクリスタルだけは、10月6日に刷新品が発売されました。ホップの使用量を増やし、飲んだ瞬間の飲みごたえを高めたとしています。
値段にかかわるのは、10月1日の酒税改正です。ビールの酒税は350ml換算で63.35円から54.25円になり、9.1円下がりました。アサヒは10月1日から、スーパードライを含む商品の生産者価格を改定しています。下げ幅の金額は公表されておらず、確認できませんでした。
味は変わる?
アサヒは、飲み始めの3℃前後と、飲み終わりの8〜10℃の両方で、消費者の調査でおいしさの評価が上がったと説明しています。グルメWatchの稲葉隆司氏が、2026年5月29日の発表会を伝えた記事に書かれています。
刷新後のスーパードライを飲んだ人の声もあります。ニューズウィーク日本版によると、9月30日の始動イベントでは、新しいCMに出演する俳優の山田杏奈さんが刷新後の味を評価しました。広告に出る人の言葉なので、そう断ったうえで紹介します。
キンキンになることでよりキレが際立つ
ニューズウィーク日本版ウェブ編集部「酒税改正を追い風に『価格から価値へ』…ビール新時代に挑む『アサヒスーパードライ3.0』」2026年10月9日
アサヒが勧める飲み方は、冷蔵庫で冷やした缶を、飲む前に冷凍庫へ3分入れる「仕上げに3分冷凍庫DRY」です。アサヒの測定では、4.0℃の350ml缶が3分で3.2℃まで下がります。冷凍庫には20分以上入れないよう呼びかけています。
新旧の缶を並べて飲み比べた第三者の記事は、11月5日の時点で見つかっていません。味の違いは、アサヒの説明と取材記事の範囲で紹介しています。
買い間違えない見分け方
切り替えは製造分から順番に進むため、売り場によっては刷新前の缶が残っています。新しい味を選びたいときに見るところは3つです。
- 缶の正面の左上。新しい缶には赤い「New(ニュー)」の帯が入っています。
- 缶の裏面。新しい缶は、縦に大きく英字で「DRY(ドライ)」と書かれたロゴが入ったデザインです。
- 缶の底やケースにある製造年月。2026年8月上旬より後なら新しい中味です。
画像:Amazon.co.jp の商品ページより
画像はAmazonの商品ページのものです。届く缶がどちらかは、在庫によって変わることがあります。お店のサーバーの泡に近い飲み方がしたい人には、同じ中味に切り替わった生ジョッキ缶もあります。
どちらを選ぶか
- いつもの度数のまま、飲みごたえの増した辛口を試したい人は、新しいスーパードライ。
- 広い飲み口から泡ごと飲みたい人は、同じ中味の生ジョッキ缶。
- アルコールを控えたい人は、3.5%のドライクリスタル。10月6日に刷新されました。
- 刷新前の味が好きな人は、製造年月が8月上旬より前の缶を店頭で探すことになります。
この記事で確認した情報源
- ・アサヒビール ニュースリリース「『スーパードライ』ブランド刷新」2026年5月29日(PR TIMES)(8月上旬製造分からの切り替え、麦芽の比率、ホップの配合、ドライクリスタルの10月6日発売。)
- ・グルメWatch 稲葉隆司(2026年5月29日)(ガス圧は変更なし、温度帯ごとの評価、ビール9.1円の減税と価格改定。)
- ・ニューズウィーク日本版ウェブ編集部(2026年10月9日)(9月30日の始動イベントと、刷新後を飲んだ出演者の感想。)
- ・グルメWatch 稲葉隆司(2026年7月6日)(「仕上げに3分冷凍庫DRY」の温度の測定。)
- ・価格.comマガジン 中山秀明(2022年2月8日)(前回2022年の刷新時の新旧比較。)
スーパードライ350ml×24本の商品ページは、こちらのボタンから開けます。
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