アサヒビールのクリアアサヒは、2026年10月27日から酒税法上の「ビール」になります。商品名も「クリア アサヒ<生>」に変わり、缶の真ん中に「生ビール」と入ります。飲食店の樽は、10月6日から順に切り替わっています。
ただし、アルコール分は変わりません。今のクリアアサヒも新しいクリアアサヒも5%で、350mL缶の純アルコールは14gです。11月4日にビールになる本麒麟は6%から5%に下げますが、クリアアサヒは度数をそのままにして中身を変えます。
運営者は新しいクリアアサヒを飲んでいません。アサヒビールの発表と、ビール化を取材した新聞記事をもとに整理します。
アサヒビール
クリアアサヒ 350mL×24本
10月27日からビールアルコール分5%販売元 Amazon.co.jp
10月19日時点のAmazonの商品ページは、今の発泡酒②のクリアアサヒです。
画像:Amazon.co.jp の商品ページより(クリックでAmazonの商品ページが開きます)
先に結論
- ✓ 10月27日から、クリアアサヒは「クリア アサヒ<生>」という名前のビールになります。
- ✓ アルコール分は5%、純アルコールは350mL缶で14gのまま変わりません。
- ✓ 350mLの酒税は10月1日からどちらも54.25円。ビールになる日に増える税は0円です。

クリアアサヒの商品ページは、下のボタンから開けます。10月19日の時点では、今の発泡酒②の24本入りが載っています。
\Amazon.co.jp/
10月19日時点では発泡酒②の商品ページです。
※ 本記事には広告(アフィリエイトリンク)が含まれます。紹介している商品は、記事の内容に関連するものを編集方針にもとづいて選んでいます。Amazonのアソシエイトとして、おかあさんのおうちは適格販売により収入を得ています。
今のクリアアサヒとの違い
アサヒビールは2026年9月18日の発表で、クリアアサヒの「中味とパッケージを刷新し、規格を新ジャンル(発泡酒②)からビールへ変更」すると書いています。製造の途中で出る劣化物質を抑える独自の「鮮度製法」を使い、麦芽の比率を高めたそうです。
原材料の差は、法律の決まりから読み取れます。今のクリアアサヒの原材料は、Amazonの商品情報で「発泡酒(麦芽、ホップ、大麦、コーン、スターチ)、スピリッツ(大麦)」です。ビールは麦芽の比率が50%以上で、酒税法が認める原料にスピリッツは入っていません。新しいクリアアサヒからは、大麦スピリッツがなくなる計算です。
| 品目 | 発泡酒② → ビール |
|---|---|
| 商品名 | クリア アサヒ → クリア アサヒ<生> |
| 麦芽の比率 | 50%未満 → 50%以上 |
| アルコール分 | 5% → 5%(変わらない) |
| 純アルコール(350mL) | 14g → 14g |
| 容量 | 350mL缶・500mL缶(変わらない) |
| 新しい原材料表示 | 10月19日時点で確認できませんでした |
今のクリアアサヒはAmazonの商品情報(販売元Amazon.co.jp)、新しいクリアアサヒはアサヒビールの2026年9月18日の発表。麦芽の比率は酒税法のビールの定義から。
読者
「さわやか仕込み」や「贅沢ゼロ」もビールになるの?
9月18日の発表は『クリア アサヒ』本体だけの話で、ほかのクリアアサヒの名前は出てきません。さわやか仕込みと贅沢ゼロがどうなるかは、10月19日の時点で確認できませんでした。
値段は上がる?
「ビールになったら高くなる」とは限りません。財務省によると、ビール・発泡酒・新ジャンルの酒税は2026年10月に一本化され、350mL換算で54.25円になりました。今のクリアアサヒ(発泡酒②)の税は、10月1日の時点ですでに46.99円から54.25円に上がっています。
10月27日にビールへ切り替わっても、350mLの酒税は54.25円のままです。税のうえでは、ビール化で増える額は0円です。アサヒビールは新しいクリアアサヒをオープン価格としていて、希望小売価格は出していません。
西日本新聞は、各社とも値段の上乗せは増税分程度にとどめる方針だと伝えています。共同通信によると、先に10月6日にビールになった金麦も、店頭の想定価格が上がったのは酒税が変わった10月1日でした。酒税の変わり方は10月1日の酒税改正の記事にまとめています。
味は変わる?
アサヒビールは新しいクリアアサヒを、雑味のないクリアな味わいで、飲食店の注ぎたての生ビールのような味だと説明しています。アサヒがこれまでクリアアサヒの特長として挙げてきたのは、「麦のうまみ」と「雑味のない澄みきった後味」です。
なぜ各社がそろって第三のビールをビールにするのか。西日本新聞の伊東秀純記者は、3年前の苦い経験を背景に挙げています。2023年の税率改正で第三のビールは約9円の増税になり、売り上げが全体で1割落ち込みました。
クリアアサヒやサッポロゴールドスターも飲み応えや後味の良さを売り込む。
同じ時期に、サッポロのGOLD STAR(ゴールドスター)と麦とホップは10月20日、キリンの本麒麟は11月4日にビールになります。10月の終わりから11月の初めにかけて、スーパーの棚の「第三のビール」はほとんどビールに入れ替わります。
缶は発売前のため、新しいクリアアサヒを飲んだ人の記事や動画、X投稿は、10月19日の時点で見つかっていません。
買い間違えない見分け方
10月27日をまたいで、店にもAmazonにも新旧のクリアアサヒが並びます。度数はどちらも5%なので、度数では見分けられません。見るところは3つです。
- 缶の品目の表示。今のクリアアサヒは「発泡酒②」、新しいクリアアサヒは「ビール」です。
- 缶の真ん中の文字。新しいクリアアサヒには、商品名と一緒に「生ビール」と入ります。
- 商品名の<生>。新しいクリアアサヒは「クリア アサヒ<生>」です。黄色と白の缶と泡のデザインは変わらないので、色では見分けられません。
画像:Amazon.co.jp の商品ページより
画像はAmazonの商品ページのものです。今の発泡酒②の味が好きな人は、切り替わる前に買っておく手もあります。500mL缶の24本入りもあります。
どちらを選ぶか
- 麦芽の多いビールを、今と同じ度数で飲みたい人は、10月27日からのクリア アサヒ<生>。
- 飲む量を変えたくない人も、純アルコールは350mL缶1本14gで同じなので心配はいりません。
- 今の発泡酒②の味が好きな人は、切り替わる前に今のクリアアサヒを。
- 値段だけで選ぶ人は、ビールになる日に税は増えないので、店の値札を見比べてから決めても遅くありません。
この記事で確認した情報源
- ・アサヒビール ニュースリリース「新『クリア アサヒ<生>』10月27日発売」2026年9月18日(ビールへの変更、商品名、鮮度製法、5%・純アルコール量、樽の切替、オープン価格。)
- ・財務省「酒税に関する資料」(2026年10月の一本化、350mL換算54.25円。)
- ・西日本新聞 伊東秀純(2026年10月7日)(2023年の増税で売上1割減、各社の値段の方針。)
クリアアサヒの商品ページは、こちらのボタンから開けます。
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