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災害用伝言ダイヤル171は、毎月1日と15日などに体験できます。家族で同じ電話番号を決め、録音だけでなく別の人が再生するところまで試すと、使える連絡手段になります。
体験できる日を選ぶ
171は、災害時の安否を声で残すためのサービスです。毎日いつでも使う留守番電話とは違い、災害に応じた提供と、決められた期間の体験利用があります。電話をかけた日に録音できなかったとしても、操作ミスとは限りません。まず提供状況と体験日を確認します。
NTT(エヌティーティー)東日本と警視庁は、毎月1日・15日、正月三が日、防災とボランティア週間の1月15日9時〜21日17時、防災週間の8月30日9時〜9月5日17時を体験期間として案内しています。災害時の運用条件は状況に応じて変わるため、実際に使う日にはNTTの案内も見てください。
体験日をカレンダーへ入れるだけでは、家族が同じ時間に試せるとは限りません。練習する日を1日決めたら、録音する人と、後から再生する人を分けます。全員が同じ場所で操作画面を見るより、別々の電話から目的の伝言にたどり着けるかを確かめるほうが、連絡方法の抜けを見つけられます。
| 最初に決めること | 家族のメモ欄 |
|---|---|
| 伝言に使う電話番号 | 固定電話なら市外局番から控える |
| 録音する人/再生する人 | 初回は役割を分ける |
| 練習する日 | 体験提供日を公式サイトで確認 |
| 連絡が取れないときの次の方法 | 集合先・別の連絡先も決める |

写真の出典
出典:写真:Arina Krasnikova / Pexels(https://www.pexels.com/photo/wireless-gadgets-on-a-glass-desk-with-notebook-and-pen-5712074/)。イメージ写真。Pexels License。
停電でスマホを生かすための電源
設定で節約しても、数日の停電では足りません。充電の出どころを2系統以上にするのが現実的です。
災害時に多いつまずきが「ケーブルが見つからない・端子が合わない」です。本体にケーブルが付いている型だとそこで止まりません。20000mAhでスマホ数回分。
停電下で扇風機とスマホを動かせるかどうかが、夏の避難生活の体感を大きく変えます。大型より、避難所や車まで持ち運べる重さのほうが実際に使えます。
手回しは常用の充電手段にはなりません。電源が尽きたあとに情報を得る最後の一手として、そしてスマホの電池を情報収集で使い切らないための道具として持ちます。
停電時は懐中電灯より、部屋全体を照らせるランタンの方が使えます。電池でも充電でも点くものだと、どちらが尽きても止まりません。
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同じ番号を共有する
家族がそれぞれ自分の番号を思い浮かべていると、伝言は残せても探せません。誰の電話番号を登録に使うかを先に決め、全員の紙のメモにも同じ番号を書きます。固定電話の番号は市外局番から入力します。スマートフォンの連絡先だけに頼らず、充電がなくなったときにも読める形を1枚用意すると実用的です。
登録に使える番号は、NTT東日本の案内では加入電話、携帯電話、インターネット電話などの番号です。利用する電話回線によって条件があるため、家で使う固定電話、家族の携帯電話、公衆電話のどれから練習するかも共有します。会社の電話や家族以外の番号を、相手の同意なく目印にしないでください。
電話番号を決めるときは、番号の持ち主が必ず録音できる、という前提を置かないことです。家族のうち連絡を残せる人が、決めた目印へ伝言を残す運用を話し合います。誰か1人の端末が使えなくなっても、ほかの人が同じ目印を覚えていれば探し直せます。
電話番号は公開の掲示板やSNSへ練習用として載せず、共有する相手を家族内で決めます。伝言に細かい住所や不在状況、鍵の場所などをむやみに含めないことも、練習の段階で確認します。声の伝言板は、家族の連絡方法であって、私物の置き場所を残すメモではありません。
録音と再生を両方試す
電話から171を入力し、流れる音声案内に従います。警視庁の案内では、1が録音、2が再生です。暗証番号を使う場合の3・4の操作もありますが、最初から全部を覚えようとせず、家族が使う方式をそろえます。音声案内が出た後は、画面を見て思いつく番号を押すより、案内を最後まで聞いて進めてください。
録音では、家族で決めた目印の番号を入力してから、短く安否を残します。1件の録音は30秒以内です。話し始めてから場所や次の予定を考えると時間が足りなくなるため、先に言いたい項目だけを紙へ書きます。文章を長く作る必要はありません。
再生する人は、録音した人から答えを聞く前に操作します。同じ目印の番号を入れて、声が聞けるかを確認します。つながったこと、録音があること、必要な情報を聞き取れたことは、それぞれ別です。声が聞こえても、誰の伝言か分からなければ連絡としては途中になります。
体験の記録は、できたかどうかだけでなく、迷った箇所を一言残すと次に使えます。目印の番号が分からなかった、最初の録音・再生を選び間違えた、声が小さかった、といった点です。スマートフォンに慣れている人が、慣れていない家族の分まで全部操作すると、この迷いが表に出ません。
練習は、録音する側と再生する側を交代して1回ずつ。伝言の蓄積数や保存期間などは提供時の条件で変わるため、公式の最新案内を確認します。
30秒で伝える項目
話す内容は、名前、安否、今いる場所、次にどうするかの順に整理できます。これは家族で準備するための項目例であり、実際の被災体験ではありません。現在地を伝えるときは、家族が分かる施設名や避難先の正式名称を使い、近所のあそこ、といった言い方を避けると聞き取りやすくなります。
何時時点の伝言かを添えると、後から聞いた人が古さを判断できます。避難先を移動したのに、前の場所だけを繰り返し聞いていると、捜す側の行動がずれます。録音できたら、次の連絡をいつ、どの手段で残すかも家族でそろえます。安全確認や避難を妨げるほど、長い通話や頻繁な更新をする必要はありません。
伝言を聞いた人が、別の家族へ何を伝えるかも決めておきます。聞けた人だけが安心して終わると、ほかの人は連絡がないと思って同じ電話を何度もかけます。家族の連絡表には、誰がどの連絡先を取りまとめるかまで1行書ければ足ります。
私は、完成した長文を配るより、空欄のある小さなメモを全員が埋めるほうが、番号の思い違いに気づけると考えます。紙を作っただけで安心せず、実際に再生するところまで試す。それが体験日に行う確認です。
使えない時の連絡も決める
171だけに家族の連絡を集めると、使う電話や通信の状況によって行き詰まることがあります。警視庁はインターネットの伝言板や携帯電話各社のサービスなど、複数の安否確認方法を家族で確認するよう案内しています。ふだんの連絡アプリ、災害用伝言板、集合場所など、役割が違う方法を並べておきます。
ただし、サービスをたくさん登録するほど安心、とは限りません。全員が使えない方法を増やすより、まず1つを録音・再生まで試し、使えないときの次の方法を共有するほうが分かりやすくなります。子どもの学校や家族の職場に連絡ルールがある場合は、それも家族の計画と照合してください。
体験時の伝言は、体験の提供期間が終わると消去される案内になっています。防災メモや住所録の保管先として使うものではありません。練習が終わったら、目印の番号を紙で持てたか、再生できたか、次の連絡方法を言えたかを確認し、次の体験日に1つだけ改善を試します。
出典と確認日
出典
2026年10月29日に確認。制度・契約・サービスの条件はリンク先と個別の資料で確認してください。
表紙写真の出典
出典:写真:Arina Krasnikova / Pexels(https://www.pexels.com/photo/wireless-gadgets-on-a-glass-desk-with-notebook-and-pen-5712074/)。イメージ写真。Pexels License。
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