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国道45号 通行止め 気仙沼から久慈まで16区間が雨で閉める区間です ところが「何ミリで閉めるか」は16区間とも空欄でした

🗨️「国道45号は、どれくらい降ったら通行止めになるんですか?」

公表されていません。国土交通省の道路情報提供システムで国道45号を開くと、雨で閉める区間として松島町から洋野町まで16区間が並びますが、「何ミリで閉めるか」の欄は16区間とも空欄です。同じ画面で関東の国道127号を開くと「連続雨量200ミリ」と数字が出ます。

[交通] この記事の要点

発表日・更新日

2026年9月7日 発表

影響を受ける人
  • 気仙沼・大船渡・釜石・宮古・久慈を車で行き来する人
  • 三陸沿岸に住んでいて、雨の日に国道45号しか出る道がない人
  • 雨の予報が出た日に、帰れるかどうかを前もって決めたい人
目次

国道45号で雨のときに閉める区間は16ある

「雨が強くなったら、そのとき危ないところを閉める」というやり方ではありません。国土交通省の道路情報提供システムには、雨が降ったときに通行止めにするとあらかじめ決めてある区間を路線ごとに並べた画面があります。7日20時に国道45号を開くと、宮城県松島町から青森県境の岩手県洋野町まで、16の区間が並びます。

#区間連続雨量規制条件
1宮城県松島町根廻前沢〜東松島市川下内響
2宮城県登米市津山町横山細屋〜南三陸町戸倉字滝の沢
3宮城県南三陸町志津川小森〜気仙沼市本吉町三島
4宮城県気仙沼市大峠山〜岩手県陸前高田市気仙町
5岩手県陸前高田市気仙町〜大船渡市大船渡町
6岩手県大船渡市立根町〜釜石市港町
7岩手県釜石市両石町〜鵜住居町
8岩手県山田町船越〜織笠
9岩手県山田町大沢〜豊間根
10岩手県宮古市愛宕〜田老
11岩手県宮古市田老払川〜岩泉町小本
12岩手県岩泉町小本〜小本
13岩手県田野畑村菅窪〜七滝
14岩手県普代村第16地割〜野田村玉川
15岩手県久慈市宇部町〜長内町
16岩手県久慈市夏井町〜洋野町小子内

区間の名前は市町村と字まで書いてあります。ところが右の2列、いま何ミリ降っているかを示す連続雨量と、何ミリで閉めるかを示す規制条件は、16区間とも横棒のままです。理由の欄に入っているのは「予防的通行規制区間」という語だけでした。

読者

数字が無いのは、まだ雨が降っていないからでは。

おかあさん

「雨が降っていないから空欄」ではありません。それなら連続雨量の欄だけが空になります。ここは規制条件のほうも空です。雨とは関係なく、線そのものが画面に出ていない、ということになります。

渋滞と通行止めで動けなくなったときに要るもの

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渋滞と通行止めで動けなくなったとき、いちばん先に困るのがトイレです。高速道路上ではパーキングまで降りられないので、車に積んでおくものの中では優先度が高い1つです。

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同じ画面で関東を開くと、数字が出る

この画面は地方整備局ごとに分かれています。関東の国道127号、内房の海沿いを通る道を同じ日に開くと、こうなっていました。

国道127号の規制区間連続雨量規制条件
南房総市富浦町南無谷〜富浦町小浦264ミリ連続雨量200ミリ
安房郡鋸南町元名〜富津市金谷235ミリ連続雨量200ミリ

閉める線は200ミリ、いまは264ミリと235ミリ。住んでいる人が、あと何ミリで閉まるのかを自分で数えられる形になっています。国道45号にはこれがありません。同じ役所の同じシステムで、片方は出ていて片方は出ていない、という差です。

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東北の77区間のうち、数字が出ているのは9区間

国道45号だけの話なのかを確かめるため、東北地方整備局の画面にある13路線を全部開いて数えました。規制区間は合わせて77あります。

路線区間数規制条件に数字がある区間
国道45号160
国道4号130
国道49号133(200ミリ・150ミリ・150ミリ)
国道13号92(180ミリ・150ミリ)
国道7号81(180ミリ)
国道47号52(150ミリ・150ミリ)
国道46号40
国道112号30
国道48号21(180ミリ)
国道6号・104号・113号・釜石自動車道各10

77区間のうち、数字が出ているのは9区間だけでした。残る68区間は横棒です。青森から福島まで、太平洋側も日本海側も内陸も同じでした。

7日の三陸には、どれくらい降ったのか

数字が出ていないと、その日に降った雨が多いのか少ないのかも判断できません。7日20時までの24時間で、宮城の沿岸はこれだけ降りました。

観測所市町24時間の雨量
女川女川町133.0ミリ
雄勝石巻市119.5ミリ
志津川南三陸町76.5ミリ
塩釜塩竈市78.0ミリ

南三陸町の76.5ミリは、国道45号の3番目の区間がある土地の数字です。仮に東北も国道49号と同じ150ミリの線だったなら、この日はまだ半分でした。仮に関東と同じ200ミリなら、もっと余裕があったことになります。どちらなのかは、画面を見ても分かりません。

i この記事は「今日この区間が通行止めになっている」という話ではありません。雨で閉める区間として指定されているのはどこで、閉める線がいくつなのかを、公表資料から数えたものです。

三陸で通れるかを確かめるときに開く場所

国道45号は国が管理している道です。岩手県の道路情報提供サービスにははっきりと、国管理の国道4号・45号・46号の情報はここでは出していない、と書かれています。県の一覧を見て「何も出ていないから通れる」と判断すると外れます。

  • 三陸国道事務所——国道45号の規制情報・雨量情報・路面情報が路線ごとに分かれている
  • 岩手県道路情報提供サービス——県が管理する県道・市町村道の規制。国道45号は載らない
  • 日本道路交通情報センター——高速と主要国道をまとめて見るとき

私は、線が公表されていないこと自体より、公表している地方整備局と公表していない地方整備局が同じシステムの中に並んでいることのほうが問題だと考えています。関東で200ミリと出せるなら、東北でも出せるはずだからです。三陸沿岸は、その1本が閉まると迂回路が山を回ることになる土地が多く、あと何ミリで閉まるかを先に知れるかどうかが、出発するかしないかの判断そのものになります。

生活・仕事にどう効くか

  • 帰れるかどうかの判断:国道45号の16区間は、何ミリ降ったら閉めるという線が公表されていない。手元の雨量計を見ても、あと何ミリで閉まるのかを自分では計算できない
  • 関東との差:同じシステムの関東の画面では、国道127号が「連続雨量200ミリ」という条件と、当日の実測値264ミリ・235ミリの両方を表示していた。数値を出す運用そのものは存在する
  • 東北全体:東北地方整備局の13路線77区間のうち、規制条件の数字があるのは9区間。国道49号の3区間、国道13号の2区間、国道47号の2区間、国道7号と国道48号の各1区間だけ

結局どうすればよいか

  • 三陸沿岸を雨の日に走るなら、出る前に岩手県道路情報提供サービスと三陸国道事務所の国道45号規制情報を両方開く。県の一覧には国が管理する国道45号は載らないので、片方だけでは足りない
  • 自分が通る区間が16のどれに当たるかを、雨の降っていない日に一度だけ確かめておく。閉まってから調べると、同じことを考えた車がすでに迂回路へ出ている
  • 住んでいる土地が雨に弱いかどうかは、道路とは別に住所から確認できる。国道が1本しかない土地では、道が閉まったあとに残るのは自分の家の側の条件になる

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公式出典

更新履歴

  • 2026年9月7日 初版を公開

※本記事は2026年9月7日時点で公表されている情報にもとづきます。数値・制度・進路などは今後変わる可能性があるため、最新の内容は各公式発表をご確認ください。

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この記事を書いた人

ハウスメーカー2社で営業職を経験し、不動産・建築の基礎を習得。
その後、地域密着型の不動産会社にて営業事務として勤務し、
契約書作成、ポータルサイト管理、物件情報の入力・更新など、
実務全般に携わってきました。

特に、ポータルサイトを「より魅力的に見せる工夫」や、
反響につながる「分かりやすい間取り図作成」を得意としています。
自分が関わった物件に反響があった時の喜びが、今の原動力です。

現在は子育てのため一線を退いていますが、
これまでの実務経験を活かし、
フリーランスとして不動産会社様向けの
バックオフィスサポート業務を開始しました。

現場目線を大切にしながら、
「早く・正確に・伝わる」業務サポートを心がけています。

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