スマホ写真は高画質で重い/形式が混ざる(iPhoneはHEICになりがち)ので、入稿前に整えると作業が止まりません。
この記事は ロゴがPNGじゃなくてもOK(ロゴがJPGでも進められる)前提で書いています。
元画像を入れる 入力フォルダ と、書き出し先の 出力フォルダ(空) を分けます。
- 入力フォルダ:スマホ写真(例:物件A_元画像)
- 出力フォルダ:書き出し用(例:物件A_JPEG書き出し)
まずは形式の統一。ここで “全部JPEG” に揃えると、その後の工程が止まりません。
- Photoshop:ファイル > スクリプト > イメージプロセッサー(Image Processor)
- 「①処理する画像」:フォルダーを選択 → STEP0の入力フォルダ
- 「②保存場所」:フォルダーを選択 → STEP0の出力フォルダ
- 「③ファイルの種類」:JPEGで保存 をON
- 品質(Quality):迷ったら 8〜10(まず10でOK)
- 必要なら:sRGBに変換(Convert Profile to sRGB) をON(Web掲載で無難)
- 実行(Run) を押して一括変換
「保存場所」を別フォルダにしておけば、元画像は残り、やり直しが簡単です。
スマホ写真は大きいので、アップや操作が重くなりがち。
まずは “軽くする” だけでも体感が変わります。
長辺:1200px 目安 品質:8〜10 sRGB
- イメージプロセッサーで サイズ変更して合わせる(Resize to Fit) をON
- 幅・高さに 1200 × 1200 を入力(長辺が1200以内に揃う)
- 実行(Run) で一括書き出し
ここからが時短の本番。ロゴ入れは「アクション」に記録して、まとめて実行します。
- テスト用に、書き出したJPEGを1枚開く
- ウィンドウ > アクション を開く
- 新規アクション作成 → 記録(●) を開始
- ロゴを配置(方法:ロゴ画像をドラッグ&ドロップ/または ファイル > 埋め込みを配置 等)
- 右下などに位置を決め、サイズを調整
- 必要なら不透明度を少し下げる(例:60〜85%)
- 停止(■) でアクション完成
さらに工夫するなら、描画モード(乗算/スクリーン等)で馴染むこともありますが、写真との相性があるのでまずは不透明度推奨です。
- ファイル > スクリプト > イメージプロセッサー(Image Processor)
- 入力:処理したいフォルダ(STEP1〜2の書き出しフォルダ推奨)
- 保存場所:別フォルダ(例:物件A_ロゴ入り)
- JPEGで保存 をON(品質も設定)
- 必要なら サイズ変更して合わせる(Resize to Fit) もON
- アクションを実行(Run Action) をON → 作ったロゴ入れアクションを選択
- 実行(Run) で一括処理
アクションの中に「保存」「閉じる」を入れないほうが、途中停止や上書き事故を避けやすいです。
保存はイメージプロセッサー側に任せるのがラクです。
毎回同じ処理をするなら、ドロップレットを作ると「フォルダをアイコンにドラッグ」で終わります。
- ロゴ入れアクションを作っておく(STEP3)
- ファイル > 自動処理 > ドロップレットを作成
- 実行する セット/アクション を選択
- 保存先・命名などを設定して OK
- 以後:画像フォルダをドロップレットへドラッグ → 自動処理
よくある詰まり(ここだけ先に見てもOK)
Q. iPhone写真(HEIC)が開けない
Windows:「フォト」で開く → 「別名で保存」でJPG(環境によってはHEIF拡張が必要)
Mac:「プレビュー」→「書き出す」→ JPEG
Q. ロゴの大きさが写真によってバラつく
→ 先にSTEP2で 1200×1200に収める をやってからロゴ入れ(STEP3)が安定します。
Q. 上書きが怖い
これだけで事故率がほぼゼロになります。
「自分でやるのがしんどい」場合は
画像の変換・リサイズ・ロゴ入れって、地味に時間を持っていかれます。
もし入稿作業自体が詰まっているなら、必要なところだけ外に出すのも手です。
現在、画像加工のみの単体サービスは行っていません。
ただし、入稿代行をご依頼いただく場合に限り、必要に応じて
・画像のリサイズ
・表札/ナンバー等のモザイク入れ
は対応可能です。
物件写真でつまずいたときに効く道具
撮り直しになる原因は、たいてい「入りきらない」「暗い」「傾いている」の3つです。先に手を打つならこの順番です。
狭い部屋がスマホだと入りきらないときに。倍率が高いものは四隅が歪んで物件写真に使えなくなるので、0.75倍くらいが扱いやすいです。
内見時間が夕方になると室内が暗く写ります。演色性(CRI)が高いものだと、壁紙やフローリングの色が実物に近く出ます。
手持ちだと水平が狂って、部屋が斜めに見える写真になります。高さを固定すると、同じ物件の複数室で見え方をそろえられます。
物件写真は1件で数百枚になります。加工前の元データを外に置いておくと、あとで差し替えを頼まれたときに作り直しが要りません。
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