新築の内覧会(施主検査)は、案内されるまま歩くと30分で終わってしまいます。限られた時間で確認を終えるには、当日の流れを先に把握し、動く順番を決めておくことが有効です。ここでは所要時間の目安と、当日の進め方を整理します。
先に結論:2時間を確保し、説明と検査を分ける
売主側の説明(設備の使い方、保証、鍵の受け渡し方法)と、自分の目で行う検査は、同時に進めると必ずどちらかが雑になります。最初に説明を受け、そのあと自分たちで一巡する時間をもらう形にすると、確認の質が上がります。事前に「2時間くらい見たい」と伝えておくとスムーズです。
当日の流れ(目安)
- 受付・書類の確認(10分)
- 担当者から設備の説明、保証書・取扱説明書の受け取り(30分)
- 自分たちで室内を一巡し、指摘箇所にテープを貼る(40分)
- 外回り・駐車スペース・境界の確認(20分)
- 指摘リストの読み合わせと、補修日程・再内覧日の決定(20分)
持ち物
- メジャー(5m以上)
- スマホ(写真・水平器アプリ・懐中電灯)
- マスキングテープ
- 図面一式(平面図・電気配線図・仕様書)
- 充電器(コンセントの通電確認用)
- スリッパ・軍手
誰と行くか
可能であれば2人以上で行ってください。1人が担当者の説明を聞き、もう1人が検査を進めると時間を有効に使えます。小さなお子さんがいる場合、検査に集中できる時間が短くなるため、預けられるなら預けたほうが確認は進みます。
建物の品質そのものに不安がある場合は、第三者の住宅診断士に同行してもらう方法もあります。判断材料は同行検査は必要?費用と依頼のタイミングにまとめました。
当日にやってはいけないこと
- 口頭の約束だけで引渡しに同意する
- 指摘を「あとでまとめて連絡します」と先送りする(その場でリスト化する)
- 再内覧の日程を決めずに解散する
雨の日はむしろチャンス
雨天の内覧会は敬遠されがちですが、雨樋の排水、外構の水はけ、窓まわりからの浸水、バルコニーの水たまりなど、晴れの日には分からない点が確認できます。日程が合えば、そのまま実施して構いません。
次に読むところ
続けて内覧会後から引渡しまでの流れもあわせて確認してください。
当日見る場所の一覧は新築の内覧会(施主検査)チェックリストにまとめています。

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