内覧会で指摘を出したあと、引渡しまでに何がどの順番で進むのかを知っておくと、確認の抜けを防げます。ここでは内覧会後から鍵を受け取るまでの流れと、それぞれの段階で施主が確認すべきことを整理します。
先に結論:補修の完了確認は、引渡し前に必ず自分の目で
もっとも避けたいのは、補修が終わっていないまま引渡しを受けてしまうことです。引渡し後は「入居後についた傷では」という話になりやすく、対応が長引きます。再内覧を必ず設定し、直っていることを確認してから残金決済に進んでください。
内覧会後の流れ
- 指摘リストを施工会社と共有し、補修内容と完了予定日を書面で受け取る
- 補修工事の実施
- 再内覧(補修確認)。直っていない箇所があればこの場で再度指摘する
- 住宅ローンの金銭消費貸借契約(実行日の調整)
- 残金決済(引渡し当日)
- 所有権移転登記の手続き
- 鍵と保証書・取扱説明書一式の受け取り
再内覧で確認すること
- 指摘した箇所がすべて直っているか、リストと突き合わせる
- 補修の跡が目立たないか(色味の違い、パテ跡)
- 補修の際に新たなキズや汚れがついていないか
- 前回時間が足りず見られなかった場所(点検口の中、屋外の設備)
引渡し当日に受け取るもの
- 鍵(本数を確認。玄関・勝手口・郵便受け・門扉)
- 建築確認済証・検査済証
- 保証書(住宅設備・防蟻・住宅瑕疵担保責任保険)
- 各設備の取扱説明書
- 竣工図・仕様書
- アフターサービスの連絡先と点検スケジュール
鍵は工事中に使われていた仮のシリンダーから、引渡し時に本鍵へ切り替わる場合があります。切り替えが済んでいるかも確認してください。
引渡し後の点検スケジュール
多くの施工会社では、引渡し後に3か月・1年・2年といった定期点検が設定されています。壁紙の継ぎ目や建具の調整など、住み始めてから出てくる不具合はこの点検で対応してもらえることが多いため、気づいた点はメモしておき、点検時にまとめて伝えるのが効率的です。
注意:保証の範囲は契約書で確認する
新築住宅では、構造耐力上主要な部分と雨水の浸入を防ぐ部分について10年間の瑕疵担保責任が定められています。ただし、設備や内装の保証期間はそれより短いのが一般的です。何が何年保証なのかは、受け取った保証書で必ず確認してください。
次に読むところ
続けて第三者の住宅診断(同行検査)は必要?もあわせて確認してください。
当日見る場所の一覧は新築の内覧会(施主検査)チェックリストにまとめています。

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