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奈良県 水害リスクマップ/冠水の頻度

奈良県で冠水の備えを考えるときは、「最大で何m浸かるか」に加え、「どの規模の雨から浸水が想定されるか」を水害リスクマップで確認できます。道路冠水の名簿とは違い、河川の氾濫による浸水の頻度を調べる地図です。

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県の水害リスクマップは河川の氾濫を扱います。下水道や水路からあふれる内水、現在の冠水、土砂災害の実況を示す地図ではありません。
目次

生活圏に合う図を選ぶ

奈良盆地・生駒方面

大和川水系の図を選びます。奈良市・大和郡山市周辺や、川西町・三宅町・田原本町周辺も、地図を拡大して自宅と道を確認します。

五條・吉野・大淀・下市方面

紀の川水系の図が入口です。奈良県内の吉野川を確認するときも、県の資料名は「紀の川」です。紀の川・高見川・丹生川の図を選びます。

宇陀方面

淀川水系の図を開き、宇陀川・芳野川を確認します。大和川水系の図だけでは県東部の確認は終わりません。

住まいのリスクに対する備え

土地の履歴やリスクを知ったら、次は「起きたときにどうするか」です。最低限そろえておくと動けるものを挙げます。

トイレの女神PREMIUM(プレミアム) 簡易トイレ 100回分

トイレの女神PREMIUM(プレミアム) 簡易トイレ 100回分

断水で最初に困るのがトイレです。備蓄で見落とされやすい一方、代用が効きません。

Lepro LED(レプロ・エルイーディー)ランタン(電池・充電の2way給電)

Lepro LED(レプロ・エルイーディー)ランタン(電池・充電の2way給電)

停電時は懐中電灯より、部屋全体を照らせるランタンの方が使えます。電池でも充電でも点くものだと、どちらが尽きても止まりません。

キーホルダー型 LEDライト(充電式・小型)

キーホルダー型 LEDライト(充電式・小型)

鍵につけて持ち歩けるサイズ。停電や夜道、内見での床下確認にも使えます。備えは「持ち歩けるかどうか」で使用率が変わります。

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頻度の色は水深と別

奈良県の大和川水系水害リスクマップから奈良盆地北部と中部を切り出した図
大和川水系の頻度図の一部。画像を選ぶと凡例付き原図へ。
地図の出典と条件

出典:奈良県「大和川水系 国管理河川及び県管理河川からの氾濫を想定した水害リスクマップ【現況河道】・浸水が想定される範囲を表示」。大和郡山市・奈良市周辺から田原本町・橿原市方面を説明するため必要部分を引用。色は頻度で、深さではありません。

この図は、同じ「浸水あり」の条件で、年超過確率1/10、1/30、1/50、1/100、1/200などの雨による範囲を重ねています。原図の紫・赤・橙・黄などは頻度の区分です。通常の洪水ハザードマップで似た色を見ても、同じ水深を表すとは限りません。

「1/10なら、10年に一度だけ冠水する」と決まるわけではありません。その規模以上の雨が1年間に起こる確率が10%という意味です。続く年に起きることも、しばらく起きないこともあり、前回から何年たったかで次を待つ地図ではありません。

地図を選ぶ基準 読み取ること
浸水深0.0m以上 わずかな浸水も含む範囲。敷地と道路の広がりを見る
浸水深0.5m以上 県が「床上浸水相当」とする深さに達する範囲
浸水深3.0m以上 県が「一階居室浸水相当」とする深さに達する範囲

たとえば、自宅が「浸水あり」の頻度図に入る場合は、0.5m以上、3m以上の図でも同じ位置を調べます。頻度と深さを別々に読むと、玄関から水が入る備えと、上階まで含む避難計画を分けて考えられます。実際の床の高さや建物の構造も合わせて確認します。

\住所から複数の災害リスクを確認/

自宅周辺のリスクを調べてみる ›

無料・登録不要。最終確認は自治体の原図で

内水と対象外を確かめる

県は、国が公表している大和川等の図に県管理の水位周知河川23河川の図を重ねています。大和川水系は2025年6月16日、紀の川水系・淀川水系は2026年6月11日の公表です。河川名の一覧にない水路や、想定の対象外にある住所まで安全と判断する資料ではありません。

川沿いの低い住宅地への浸水と、くぼんだ道路や地下入口に雨水が流れ込む位置関係を示した模式イラスト
一般的な模式イラスト
イラストについて

AI生成。現地の写真や指定区域の図ではありません。住所ごとの範囲は公式地図で確認してください。

奈良市は別に、内水ハザードマップを公開しています。新しい水防法に基づく図は西部の一部地域が対象です。従来の既往最大降雨の図は2000年5月13日の時間雨量79mmを基にし、対象は合流式下水道処理区域で、水防法に基づくものではありません。同じページの図でも対象地域と雨量条件を見分けます。

「白い場所だから、雨の日も通れる」とは限りません。対象外の内水や小さな川、低い道路、地下入口は残ります。住まいを探すときも、建物の場所だけでなく駅・学校・避難場所へ向かう道路まで確認してください。

自宅と避難経路を記録

確認する住所を一つ決める

地図に家、勤務先、学校などを同時に探す前に、自宅を番地で合わせます。地図の縮尺が小さい場合は分割図を開いてください。

頻度・深さ・時間をそろえる

頻度図だけで終えず、想定最大規模の浸水深、浸水継続時間、家屋倒壊等氾濫想定区域も別の図で照合します。

経路が使えない場合も決める

普段使う橋や地下道に頼り切らず、災害の種類に合う避難先と別経路を平常時に相談します。冠水が始まってから水深を確かめに出ないでください。

雨が強まってから川やがけの様子を見に行く行動は避け、自治体の避難情報と気象庁のキキクルを確認してください。移動に時間がかかる家族は警戒レベル3で、危険な場所にいる人はレベル4までに避難する計画を作ります。すでに冠水した道を歩いたり、車で通り抜けたりする計画は立てません。

奈良の冠水を知る地図は一枚ではありません。頻度図で雨の規模を、洪水図で深さと時間を、内水図で排水しきれない雨水を確認し、最後は家から避難先までの道をつなげます。

\住所と避難経路を原図で照合/

県の水系別リスクマップを見てみる ›

資料確認:2026年10月25日。平常時の備えの記事です。現在の冠水・氾濫・土砂災害の発生状況を示すものではありません。アイキャッチはイメージ写真です。

出典・確認した資料

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この記事を書いた人

ハウスメーカー2社で営業職を経験し、不動産・建築の基礎を習得。
その後、地域密着型の不動産会社にて営業事務として勤務し、
契約書作成、ポータルサイト管理、物件情報の入力・更新など、
実務全般に携わってきました。

特に、ポータルサイトを「より魅力的に見せる工夫」や、
反響につながる「分かりやすい間取り図作成」を得意としています。
自分が関わった物件に反響があった時の喜びが、今の原動力です。

現在は子育てのため一線を退いていますが、
これまでの実務経験を活かし、
フリーランスとして不動産会社様向けの
バックオフィスサポート業務を開始しました。

現場目線を大切にしながら、
「早く・正確に・伝わる」業務サポートを心がけています。

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