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南海トラフ臨時情報 条件/M6.8で調査開始

日向灘や四国沖で地震があったとき、ニュースで「臨時情報は出ていません」と言われることがあります。子どもに「じゃあ、どんなときに出るの?」と聞かれて、困った人もいるのではないでしょうか。出るかどうかは、気象庁が前もって決めた場所と大きさで決まります。

先に結論

  • ✓ 決まった範囲(監視領域)でマグニチュード6.8以上の地震が起きると「調査中」が出る
  • ✓ 検討会の結果、Mw8.0以上なら「巨大地震警戒」、Mw7.0以上なら「巨大地震注意」
  • ✓ どれにも当たらなければ「調査終了」。ふだんの備えを続ける
目次

臨時情報の4つの種類

情報 出る条件(気象庁)
調査中 監視領域でマグニチュード6.8以上の地震が起きた。ひずみ計などでふだんと違う変化が出た
巨大地震警戒 想定震源域のプレート境界で、モーメントマグニチュード8.0以上の地震が起きたと評価した
巨大地震注意 監視領域でモーメントマグニチュード7.0以上の地震が起きたと評価した。またはふだんと違うゆっくりすべりが起きたと評価した
調査終了 上の2つのどちらにも当たらなかった

出典:気象庁「南海トラフ地震臨時情報の発表条件」。監視領域は、想定震源域と、その外側の海溝の向こう約50キロまでを含む範囲です。太平洋プレートが沈み込む深い所の地震は除きます。

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読者

マグニチュードとモーメントマグニチュードって、何がちがうの?

おかあさん

ニュースで最初に出るマグニチュードは、揺れの大きさからすぐに計算した値よ。モーメントマグニチュード(Mw)は、断層がどれだけずれたかを調べ直した値なの。だから「調査中」は速い方の値で始まって、注意か警戒かは調べ直した値で決まるのよ。

日向灘で実際に出た例

日向灘は、想定震源域の西の端にあたります。ここでは、この2年ほどで2回、臨時情報が出ています。

気象庁の報道発表資料「南海トラフ地震臨時情報(調査終了)を発表」。2025年1月13日21時19分の日向灘の地震(M6.9・深さ30キロ・モーメントマグニチュード6.7)の場所を、赤線の想定震源域と青線の監視領域の地図に示し、発生可能性が相対的に高まったと考えられる現象ではなかったと書かれている
赤線が想定震源域、青線が監視領域。気象庁「南海トラフ地震臨時情報(調査終了)について」(2025年1月14日)の資料
日 地震 臨時情報
2024年8月8日 日向灘・マグニチュード7.1。宮崎県で最大震度6弱 調査中 → 巨大地震注意(初めて)
2025年1月13日 日向灘・マグニチュード6.9(Mw6.7) 21時55分に調査中 → 23時45分に調査終了

2025年1月は、最初の値がマグニチュード6.9で、6.8を超えたので「調査中」が出ました。調べ直した値はMw6.7で、注意の条件の7.0に届かず、2時間ほどで調査終了になりました。

2026年10月25日朝の日向灘の地震はマグニチュード5.3で、6.8に届かないため臨時情報の対象になりません。くわしくは下の記事にまとめています。

出たら何をする?

情報 家でやること
調査中 続けて発表を見る。この時点で何かを決めない
巨大地震注意 家具の固定、避難場所と道、水と食べ物の置き場をもう一度確かめる。すぐ逃げられる準備をして過ごす
巨大地震警戒 市町村が決めた地域の人は、地震の前に避難する。それ以外の人も注意と同じ備え
調査終了 ふだんの備えを続ける。いつ起きてもおかしくないことは変わらない

津波がどのくらいの時間で来るかは津波 到達時間/南海トラフは最短2分に、宮崎市でどこまで水が来るかは宮崎市 津波 どこまで来るの?にまとめています。

出典:気象庁「南海トラフ地震臨時情報の発表条件」、気象庁「南海トラフ地震臨時情報(調査終了)について」(2025年1月14日)、気象庁「南海トラフ地震臨時情報(調査終了)」(2025年1月13日23時45分)。

アイキャッチ写真:宮崎県の日南海岸。利用者 Ippukucho(いっぷくちょう)/クリエイティブ・コモンズ 表示 3.0(ウィキメディア・コモンズ)。

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この記事を書いた人

ハウスメーカー2社で営業職を経験し、不動産・建築の基礎を習得。
その後、地域密着型の不動産会社にて営業事務として勤務し、
契約書作成、ポータルサイト管理、物件情報の入力・更新など、
実務全般に携わってきました。

特に、ポータルサイトを「より魅力的に見せる工夫」や、
反響につながる「分かりやすい間取り図作成」を得意としています。
自分が関わった物件に反響があった時の喜びが、今の原動力です。

現在は子育てのため一線を退いていますが、
これまでの実務経験を活かし、
フリーランスとして不動産会社様向けの
バックオフィスサポート業務を開始しました。

現場目線を大切にしながら、
「早く・正確に・伝わる」業務サポートを心がけています。

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