和歌山市で家や駐車場の冠水に備えるなら、道路の注意箇所だけでなく、市の内水ハザードマップで敷地と出入口を確認します。川があふれる前でも、排水しきれない雨水で浸水することがあります。
この記事は住宅・駐車場を住所で調べる入口です。アンダーパスの場所を探す場合は、既存の道路冠水記事をご覧ください。
自宅が載る地区図を選ぶ
市の地図一覧は地区名から開けます。まず自宅の地区を選び、同じ敷地でも玄関、駐車場、前面道路を別々に見ます。代表的な図の探し方は次のとおりです。地区の全域が浸水するという意味ではありません。
住まいのリスクに対する備え
土地の履歴やリスクを知ったら、次は「起きたときにどうするか」です。最低限そろえておくと動けるものを挙げます。
断水で最初に困るのがトイレです。備蓄で見落とされやすい一方、代用が効きません。
停電時は懐中電灯より、部屋全体を照らせるランタンの方が使えます。電池でも充電でも点くものだと、どちらが尽きても止まりません。
鍵につけて持ち歩けるサイズ。停電や夜道、内見での床下確認にも使えます。備えは「持ち歩けるかどうか」で使用率が変わります。
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地図の色と敷地の高さ

地図の出典と条件
出典:和歌山市「内水ハザードマップ」(4)地図面。2026年5月改訂、想定最大規模降雨1時間147mm。中之島・太田・宮前周辺の読み方を説明するために必要部分を引用。色・境界は改変していません。原図の凡例・避難所一覧と併読してください。
原図では、浸水深を0.1m未満、0.1〜0.3m未満、0.3〜0.5m未満、0.5〜1m未満、1〜3m未満、3〜5m未満、5〜10m未満、10m以上に分けています。色の境をまたぐ住所では、番地や建物の位置まで拡大します。
ここに示した中心部の図でも、着色や過去の浸水実績の記号は道路・区画ごとに異なります。「和歌山市のこの地区だから同じ水深」とは読めません。過去の浸水実績と将来の想定も、同じ記号ではありません。
地図の浸水深は周囲の地盤面からの目安です。住宅の床の高さ、地下室、道路より低い車庫、敷地の盛り土まで一括で保証する数字ではありません。賃貸を探すときも、部屋が2階という条件だけでなく、車を置く位置と1階の出入口を確認します。
河川の洪水図も重ねる
2026年5月の市の改訂では、内水の対象雨量は1時間122.5mmから147mmへ、対象地域は市域全域へ広がりました。147mmは想定の条件であり、そこまで降らないと冠水しないという境界ではありません。排水施設の能力を超えれば、それより少ない雨でも場所や降り方によって水がたまります。

イラストについて
AI生成。現地の写真や指定区域の図ではありません。住所ごとの範囲は公式地図で確認してください。
内水の地図だけでは、紀の川などの河川からあふれる水や高潮・津波の危険は読み取れません。洪水は河川の浸水想定図、海に近い住所では高潮・津波も、それぞれ該当する図を確認します。内水図の白地を、すべての災害で安全という意味にしないでください。
車と避難の準備
雨が強まってから川やがけの様子を見に行く行動は避け、自治体の避難情報と気象庁のキキクルを確認してください。移動に時間がかかる家族は警戒レベル3で、危険な場所にいる人はレベル4までに避難する計画を作ります。すでに冠水した道を歩いたり、車で通り抜けたりする計画は立てません。
「道路の名簿に自宅前がないから安心」とは限りません。名簿は道路の注意箇所、内水図は雨水がたまる範囲です。最後に見るのは、自宅の点だけでなく、駐車場の出口から避難先までの一本の経路です。
\住所と避難経路を原図で照合/
資料確認:2026年10月25日。平常時の備えの記事です。現在の冠水・氾濫・土砂災害の発生状況を示すものではありません。アイキャッチはイメージ写真です。
出典・確認した資料
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