雌阿寒岳は11月4日10時、噴火警戒レベルが2から1へ下がり、火口周辺警報が解除されました。ただし、活火山としての注意は続き、登山道の全面開放まで確認した情報ではありません。
[災害] この記事の要点
2026年11月4日 発表
- 雌阿寒岳の最新警戒レベルと登山の案内を確認する人
レベル2から1へ
札幌管区気象台は11月4日10時、雌阿寒岳の火口周辺警報を解除しました。噴火警戒レベルは、火口周辺を規制するレベル2から、活火山であることに留意するレベル1へ下がっています。
判断の対象は、ポンマチネシリ火口から約500メートルの範囲に影響する噴火の可能性です。これが低くなったと説明しています。500メートルという数字を、今回新しく示された「ここまでなら入ってよい境界」と読み替えることはできません。

| 時点 | 公式案内 |
|---|---|
| 11月4日10時00分 | 気象庁が警報解除、レベル2から1へ引き下げ |
| 同日10時10分 | 活動が低下した経過と、火口付近に残る注意を説明 |
| 同日更新の釧路市 | 10時の警報解除・レベル1への変更を案内 |
気象庁の解説によると、2025年9月から活発な状態が続いていましたが、2026年5月以降は噴煙量や地殻変動に低下側の変化がみられ、6月以降は地震活動も低下しました。10月以降は低調に推移していることが、今回の判断につながっています。
3月16日以降、噴火は発生していないとも説明しています。過去の観測結果であり、これから噴火しないと保証する発表ではありません。
火口付近に残る注意
レベル1の名称には「活火山であることに留意」とあります。気象庁は今回も、火口内に影響する程度の噴出現象が突発的に起きる可能性を挙げ、火口内やその近くでは火山ガス・火山灰の噴出に注意するよう呼びかけています。
「警報解除」と「火山としての危険がなくなった」は同じ意味ではありません。見出しだけを見て、火口内や近傍まで自由に近づけると判断しないでください。

写真の出典と利用条件
663highland/ウィキメディア・コモンズの原写真/CC BY 2.5。2011年9月24日撮影。画像形式を変換、表紙はトリミングと文字合成。
登山道の状況は別確認
雌阿寒岳(めあかんだけ)は、北海道東部の釧路市と足寄町(あしょろちょう)にまたがる火山です。釧路市の火山情報も11月4日に更新され、気象庁と同じ警報解除・レベル変更を掲載しています。
一方、この確認で、各コースの積雪・凍結、登山口までの道路、現地の立入案内をすべて確認できたわけではありません。噴火警戒レベルの変更から、登山道の全面開放や各施設の営業を推定することはできません。
検索結果や過去のお知らせには、2025年9月にレベル2となった際の規制案内が残っています。そのページが残っているだけで、11月4日現在も同じ規制が続くとも、すべて解除されたとも断定せず、発表日と更新日を確かめてください。
釧路市は、登山計画書の提出や登山者名簿への記入、ヘルメットなどの備えに関する案内も掲載しています。実際に出かける前は、市町の最新案内と、利用する登山口の状況を別々に確認する形になります。
釧路市の最新の火山情報を見る火口・噴気孔の位置図
次の図は、気象庁の11月4日10時の解説資料にある図1を切り出したものです。ポンマチネシリ火口などの位置関係を示す図で、現在の立入規制範囲を示した図ではありません。


小さな地名や原図を拡大して確認する場合は、気象庁の解説資料PDFの3ページ目を開いてください。図に線や色があることを、新しい通行許可の範囲と解釈しないためにも、図の目的を分けて読む必要があります。
最新情報の確認先
警戒レベルと活動の変化は気象庁、登山口や地域の案内は市町が確認先です。今回の警報解除を記録した後に新しい情報が出た場合は、発表日時の新しいものを優先してください。
気象庁の雌阿寒岳の情報を見る生活・仕事にどう効くか
- 火口付近へ行く予定:警報解除後も火口内・近傍の注意は継続。現地の登山道状況は別途確認する。
結局どうすればよいか
- 気象庁で発表日時と警戒事項を確認する
- 登山道・登山口の現地状況は市町の案内で別に確認する
あわせて読む・調べる
くわしく知る(保存版の記事)
公式出典
更新履歴
- 2026年11月4日 公式発表と取得時刻を照合し、初版を公開
※本記事は2026年11月4日時点で公表されている情報にもとづきます。数値・制度・進路などは今後変わる可能性があるため、最新の内容は各公式発表をご確認ください。
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