久留米市では、田主丸町の益生田川・樋ノ口川などの土石流、草野町草野や山本町耳納の急傾斜地の崩壊が、市の区域一覧で確認できます。市は土砂災害の避難情報の対象を11校区としていますが、その校区全体が指定区域という意味ではありません。
2026年9月27日に公式資料を確認しました。平常時に住所・経路を調べるための記事で、現在の災害発生や通行止めを示す実況情報ではありません。
土砂災害の具体的な確認箇所
久留米市計画は2026年3月版ですが、土石流一覧に記載された時点は2023年10月30日です。急傾斜地の区域も同じ資料4から名称を紹介しており、現在の境界をこの記事の地名だけで判定しません。
雨の備えは、この記事の後半にある同じ市の冠水記事と合わせて確認できます。

1.益生田川(田主丸町益生田)
災害の種類:土石流。区域番号:482-D-016。
2026年3月版市地域防災計画の資料4、土石流一覧(一覧の時点は2023年10月30日)。益生田の住所を川の下流側まで県マップで照合する。
根拠:公式資料の該当箇所
2.樋ノ口川・水船谷川(田主丸町森部・石垣)
災害の種類:土石流。区域番号:482-D-001・482-D-002。
同じ土石流一覧に2つの区域名を掲載。森部・石垣の全域を示す名称ではなく、渓流から続く指定線を個別に確認するための手掛かり。
根拠:公式資料の該当箇所
3.草野町草野(a)
災害の種類:急傾斜地の崩壊。区域番号:203-K-001。
市資料4の急傾斜地一覧に掲載。川沿いの土石流とは別の現象で、住所の背後・脇にある斜面と指定範囲を確認する。
根拠:公式資料の該当箇所
4.山本町耳納-2
災害の種類:急傾斜地の崩壊。区域番号:203-K-008。
市資料4の急傾斜地一覧に掲載。山本町耳納には別番号の区域もあるため、「耳納」という地名だけで一致したと判断しない。
根拠:公式資料の該当箇所
住まいのリスクに対する備え
土地の履歴やリスクを知ったら、次は「起きたときにどうするか」です。最低限そろえておくと動けるものを挙げます。
一から集めると抜けが出ます。まずセットで用意して、家族の人数分と常備薬だけ足すのが早いです。
断水で最初に困るのがトイレです。備蓄で見落とされやすい一方、代用が効きません。
停電時は懐中電灯より、部屋全体を照らせるランタンの方が使えます。電池でも充電でも点くものだと、どちらが尽きても止まりません。
鍵につけて持ち歩けるサイズ。停電や夜道、内見での床下確認にも使えます。備えは「持ち歩けるかどうか」で使用率が変わります。
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避難情報の対象11校区と、家の指定範囲
市が示す11校区は、東国分・山川・御井・上津・山本・草野・高良内・荒木・青峰・竹野・水縄です。避難情報が自分に関係するかを確認するために校区を把握し、そのあと家の住所を県マップで拡大します。校区名と警戒区域の境界は同じではないので、通勤先や親族宅もそれぞれ照合してください。
上で紹介した場所は、市内の区域を全て挙げたものではありません。家のある地区が載っていなくても、最新マップで住所を検索します。指定区域の名称に施設や町名が使われていても、その施設の全敷地や町全体が危険という意味にはなりません。
住所から警戒区域を調べる手順
まず福岡県土砂災害警戒区域等マップを開き、家の住所を検索して拡大します。土石流・急傾斜地の崩壊・地すべりの表示を確かめ、区域名と番号を控えます。地図の凡例で警戒区域と特別警戒区域を見分け、色だけを覚えるのではなく、家がどの線にかかるかを確認してください。
次に、住所のピンだけでなく建物の位置と周辺の道まで見ます。検索で置かれたピンと実際の建物が離れることもあるため、地図を縮小したまま判断しません。境界付近で読み取れない場合は、マップの区域情報から指定図・縦覧図書を開き、所管窓口に確認します。
賃貸の住まい、離れて暮らす親族宅、送迎先も同じ方法で調べられます。家族に渡すときは、住所・確認日・区域名を一緒に保存すると、後で別の場所の地図と取り違えにくくなります。指定が更新されることもあるので、保存した画像だけを長く使い続けず、公式マップを開き直してください。
自宅の住所で、公的データを確認
洪水・土砂災害などのリスクを確認できます。指定範囲は県の公式マップと照合してください。
警戒区域・特別警戒区域とキキクルの違い
警戒区域は、土砂災害が発生した場合に住民の生命や身体に危害が生じるおそれがある土地の範囲です。特別警戒区域は、その中で建物の損壊と住民への著しい危害のおそれがある範囲です。雨が降るたびに表示が変わる実況図ではなく、地形や想定する現象に基づく指定です。

気象庁の土砂キキクルは、雨による土砂災害の危険度の高まりを確認する情報です。地図で自宅付近の表示を見て、市の避難情報と合わせて行動します。指定区域に入っていても今すぐ災害が起きているとは限らず、指定がない場所でも危険がないと断定はできません。
避難する道と避難先の確認
家が区域外でも、避難先へ向かう道が斜面の下や谷の出口を通る場合があります。平常時に自宅から目的地までの道を地図でたどり、指定区域との重なりや別の経路を確認しておきます。実際に出発する際は、準備した道でも最新の通行規制を優先してください。
学校やコミュニティセンターが資料に載っていることだけで、土砂災害時の避難先として使えるとは判断しません。自治体が指定する災害別の避難場所と、当日の開設情報を確認します。朝倉市の施設一覧のように土砂災害の区域情報が付く施設もあるため、施設名だけで選ぶことは避けてください。

崖や沢からの異音、落石、濁った水などを見つけても、近づいて確認しないでください。雨の最中に様子を見に行くための場所紹介ではありません。すでに外の移動が危険な場合にどう身を守るかも、住まいの条件に合わせて平常時に市の防災資料で確かめておきます。建物の2階なら必ず安全とは言えません。
雨の日に見る公式情報
雨の日は気象庁 キキクルで土砂災害の表示を確認し、久留米市公式サイトで自治体の避難情報を確認します。防災アプリや市の配信サービスも利用し、停電・通信障害に備えて、家族の連絡方法と避難先を紙でも控えておきます。
夜間や雨が強まってからの移動は、道の状態を確かめにくくなります。高齢者や避難に時間がかかる人がいる家庭は、自治体の情報を早めに確認し、支援する人と連絡を取れるよう準備します。警戒区域の図を見ているだけで行動を決めず、周囲の状況と最新の避難情報を併せてください。
冠水も合わせて調べる
久留米市の大雨の備えでは、土砂災害と道路冠水を別の地図で確認します。斜面を避けた経路が低い道路を通る場合もあるため、片方の地図だけで安全な道を決めません。
自宅の公的データを調べたい場合は、住所を入力して無料の災害リスク診断を使えます。診断結果だけで境界付近の指定や避難の安全性を判断せず、県の指定図・市のハザードマップと照合してください。
よくある確認
町名が載っていたら、町全体が警戒区域ですか
町全体とは限りません。区域の名称は場所を探す手掛かりで、指定範囲は地図の線で確認します。同じ町に複数の区域がある場合は、現象と区域番号を一緒に照合してください。
地図に色がなければ、雨の日も安全ですか
色がないことだけで安全とは判断できません。指定の対象・調査時点を確認し、現在の危険度と避難情報も見ます。道路冠水、倒木、落石など、土砂災害の指定図だけでは分からない危険にも注意します。
記事の場所へ行けば、危険の程度を確かめられますか
現地を見に行くための記事ではありません。平常時に公式地図で住所を調べるための案内です。大雨時は斜面や沢へ近づかず、避難情報と道路規制に従ってください。
福岡5市の土砂災害記事
公式出典と確認日
- 久留米市地域防災計画・2026年3月版資料編
- 久留米市 土砂災害における避難情報の発令
- 久留米市 ウェブ版ハザードマップ
- 福岡県 土砂災害警戒区域等マップ
- 福岡県 土砂災害警戒区域の指定・縦覧図書
- 気象庁 キキクルの解説
確認日:2026年9月27日。計画の改定日と区域一覧の時点は本文に区別して記載しています。区域の変更や施設の運用は、最新の公式情報を確認してください。
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