八女市の土砂災害は、星野村の土の谷・風月原の土石流、上陽町の納又の地すべりなど、区域によって想定する現象が違います。地名だけで判断せず、市の指定一覧で区域名を確かめ、住まいの住所を最新マップと照合します。
2026年9月27日に公式資料を確認しました。平常時に住所・経路を調べるための記事で、現在の災害発生や通行止めを示す実況情報ではありません。
土砂災害の具体的な確認箇所
八女市地域防災計画の資料編は2025年3月改訂版です。以下はその区域一覧に載る名称を紹介しています。追加指定や境界の変更は最新の県マップと縦覧図書で確認します。
雨の備えは、この記事の後半にある同じ市の冠水記事と合わせて確認できます。

1.土の谷-1(星野村)
災害の種類:土石流。区域番号:546-D-048。
令和7年3月改訂の市地域防災計画資料編2-12、資料83ページ。2~7も一覧に掲載。特別警戒区域欄○。
根拠:公式資料の該当箇所
2.風月原-1(星野村)
災害の種類:土石流。区域番号:546-D-058。
同2-12、資料83ページ。風月原2・3も掲載。特別警戒区域欄○。
根拠:公式資料の該当箇所
3.越後の谷-2(黒木町木屋)
災害の種類:土石流。区域番号:541-D-164。
同2-12、資料81ページ。特別警戒区域欄○。木屋全域の指定ではない。
根拠:公式資料の該当箇所
4.納又(上陽町上横山)
災害の種類:地すべり。区域番号:542-J-012。
同2-13、資料97ページ。地すべり警戒区域。急傾斜地一覧にも同名の納又1~4が別区域として掲載されている。
根拠:公式資料の該当箇所
5.真名子-1(上陽町北川内及び久木原)
災害の種類:急傾斜地の崩壊。区域番号:542-K-157。
同2-14、資料116ページ。特別警戒区域欄○。北川内・久木原全域の指定ではない。
根拠:公式資料の該当箇所
住まいのリスクに対する備え
土地の履歴やリスクを知ったら、次は「起きたときにどうするか」です。最低限そろえておくと動けるものを挙げます。
一から集めると抜けが出ます。まずセットで用意して、家族の人数分と常備薬だけ足すのが早いです。
断水で最初に困るのがトイレです。備蓄で見落とされやすい一方、代用が効きません。
停電時は懐中電灯より、部屋全体を照らせるランタンの方が使えます。電池でも充電でも点くものだと、どちらが尽きても止まりません。
鍵につけて持ち歩けるサイズ。停電や夜道、内見での床下確認にも使えます。備えは「持ち歩けるかどうか」で使用率が変わります。
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星野・黒木・上陽で、区域番号を確認
八女市では、星野村の土の谷に1〜7の区域があり、風月原にも複数の番号が並びます。上陽町上横山の納又は地すべり区域ですが、急傾斜地の一覧にも別区域として同名が出てきます。名称が似た区域は現象と番号を一緒に見ます。家の住所から調べる場合も、黒木町・上陽町などの地区名まで含めて検索してください。
上で紹介した場所は、市内の区域を全て挙げたものではありません。家のある地区が載っていなくても、最新マップで住所を検索します。指定区域の名称に施設や町名が使われていても、その施設の全敷地や町全体が危険という意味にはなりません。
住所から警戒区域を調べる手順
まず福岡県土砂災害警戒区域等マップを開き、家の住所を検索して拡大します。土石流・急傾斜地の崩壊・地すべりの表示を確かめ、区域名と番号を控えます。地図の凡例で警戒区域と特別警戒区域を見分け、色だけを覚えるのではなく、家がどの線にかかるかを確認してください。
次に、住所のピンだけでなく建物の位置と周辺の道まで見ます。検索で置かれたピンと実際の建物が離れることもあるため、地図を縮小したまま判断しません。境界付近で読み取れない場合は、マップの区域情報から指定図・縦覧図書を開き、所管窓口に確認します。
賃貸の住まい、離れて暮らす親族宅、送迎先も同じ方法で調べられます。家族に渡すときは、住所・確認日・区域名を一緒に保存すると、後で別の場所の地図と取り違えにくくなります。指定が更新されることもあるので、保存した画像だけを長く使い続けず、公式マップを開き直してください。
自宅の住所で、公的データを確認
洪水・土砂災害などのリスクを確認できます。指定範囲は県の公式マップと照合してください。
警戒区域・特別警戒区域とキキクルの違い
警戒区域は、土砂災害が発生した場合に住民の生命や身体に危害が生じるおそれがある土地の範囲です。特別警戒区域は、その中で建物の損壊と住民への著しい危害のおそれがある範囲です。雨が降るたびに表示が変わる実況図ではなく、地形や想定する現象に基づく指定です。

気象庁の土砂キキクルは、雨による土砂災害の危険度の高まりを確認する情報です。地図で自宅付近の表示を見て、市の避難情報と合わせて行動します。指定区域に入っていても今すぐ災害が起きているとは限らず、指定がない場所でも危険がないと断定はできません。
避難する道と避難先の確認
家が区域外でも、避難先へ向かう道が斜面の下や谷の出口を通る場合があります。平常時に自宅から目的地までの道を地図でたどり、指定区域との重なりや別の経路を確認しておきます。実際に出発する際は、準備した道でも最新の通行規制を優先してください。
学校やコミュニティセンターが資料に載っていることだけで、土砂災害時の避難先として使えるとは判断しません。自治体が指定する災害別の避難場所と、当日の開設情報を確認します。朝倉市の施設一覧のように土砂災害の区域情報が付く施設もあるため、施設名だけで選ぶことは避けてください。

崖や沢からの異音、落石、濁った水などを見つけても、近づいて確認しないでください。雨の最中に様子を見に行くための場所紹介ではありません。すでに外の移動が危険な場合にどう身を守るかも、住まいの条件に合わせて平常時に市の防災資料で確かめておきます。建物の2階なら必ず安全とは言えません。
雨の日に見る公式情報
雨の日は気象庁 キキクルで土砂災害の表示を確認し、八女市公式サイトで自治体の避難情報を確認します。防災アプリや市の配信サービスも利用し、停電・通信障害に備えて、家族の連絡方法と避難先を紙でも控えておきます。
夜間や雨が強まってからの移動は、道の状態を確かめにくくなります。高齢者や避難に時間がかかる人がいる家庭は、自治体の情報を早めに確認し、支援する人と連絡を取れるよう準備します。警戒区域の図を見ているだけで行動を決めず、周囲の状況と最新の避難情報を併せてください。
冠水も合わせて調べる
八女市の大雨の備えでは、土砂災害と道路冠水を別の地図で確認します。斜面を避けた経路が低い道路を通る場合もあるため、片方の地図だけで安全な道を決めません。
自宅の公的データを調べたい場合は、住所を入力して無料の災害リスク診断を使えます。診断結果だけで境界付近の指定や避難の安全性を判断せず、県の指定図・市のハザードマップと照合してください。
よくある確認
町名が載っていたら、町全体が警戒区域ですか
町全体とは限りません。区域の名称は場所を探す手掛かりで、指定範囲は地図の線で確認します。同じ町に複数の区域がある場合は、現象と区域番号を一緒に照合してください。
地図に色がなければ、雨の日も安全ですか
色がないことだけで安全とは判断できません。指定の対象・調査時点を確認し、現在の危険度と避難情報も見ます。道路冠水、倒木、落石など、土砂災害の指定図だけでは分からない危険にも注意します。
記事の場所へ行けば、危険の程度を確かめられますか
現地を見に行くための記事ではありません。平常時に公式地図で住所を調べるための案内です。大雨時は斜面や沢へ近づかず、避難情報と道路規制に従ってください。
福岡5市の土砂災害記事
公式出典と確認日
- 八女市地域防災計画(令和7年3月改訂)
- 八女市地域防災計画・資料編(2-12~2-14 土砂災害警戒区域指定一覧)
- 八女市防災ハザードマップ(令和7年3月改訂・地区別地図)
- 福岡県土砂災害警戒区域等マップ(令和8年9月25日現在)
- 福岡県砂防課
- 福岡県 土砂災害警戒区域の指定・縦覧図書
- 気象庁 キキクルの解説
確認日:2026年9月27日。計画の改定日と区域一覧の時点は本文に区別して記載しています。区域の変更や施設の運用は、最新の公式情報を確認してください。
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