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神戸で中古マンションを売るか迷っている人へ|成約件数は8四半期連続増、3月は前年比15.2%増でした

🗨️「神戸市で中古マンションを売ろうか迷っています。今は売り時ですか?」

近畿レインズの最新データでは、神戸市の中古マンション成約件数は8四半期連続で前年を上回り、2026年3月は前年比15.2%増でした。近畿圏では5地域が前年割れする中、神戸市は数少ない増加エリアです。

[地価・住宅市場] この記事の要点

何が起きたか

近畿圏不動産流通機構(近畿レインズ)は季刊市況トレンドレポート(2026年1〜3月期)で、神戸市の中古マンション成約件数が8四半期連続で増加したと公表した。2026年3月単月では前年比15.2%増と2桁の伸びとなり、近畿圏全体では5地域が前年割れする中、神戸市は突出した強さを見せた。

発表日・更新日

2026年8月10日 発表

影響を受ける人
  • 神戸市で中古マンションの売却を検討している人
  • 神戸市で中古マンションの購入を検討している人
  • 神戸市エリアを担当する仲介会社の営業担当者
目次

この記事でわかること

  • 近畿レインズの季刊データで、神戸市の中古マンション成約件数がどう推移しているか
  • 近畿圏の中で神戸市の何が突出しているか
  • 売却・購入を検討している人が、この数字をどう使えばよいか

何が起きたか

近畿圏不動産流通機構(近畿レインズ)が公表した季刊市況トレンドレポート(2026年1〜3月期)によると、神戸市の中古マンション成約件数は8四半期連続で前年を上回りました。単月では2026年3月が前年比15.2%増と2桁の伸びで、近畿圏全体では5地域が前年割れする中、神戸市は数少ない増加エリアの1つになっています。「今売ったほうがいいのか、それとも待つべきか」で悩んでいる人にとって、この数字は判断材料になります。

神戸市の何がすごいのか、数字で見る

今回の統計で目を引くのは「8四半期連続」という継続性です。単月・単四半期の増加であれば一時的な振れの可能性もありますが、2年間ずっと前年を上回り続けているとなると、一過性のブームではなく需要が積み上がっている状態だと判断できます。そのうえで直近の2026年3月は前年比+15.2%と伸び幅も拡大しており、勢いが衰えるどころか強まっている局面です。

近畿圏内での位置づけを比較すると、次のようになります。

地域中古マンション成約件数の動き(2026年1〜3月期)2026年3月の前年比
神戸市8四半期連続で前年を上回る+15.2%
近畿圏のうち5地域前年割れ非公表(地域別の内訳はレポートに記載なし)

近畿レインズのレポートは地域別の詳細な増減率までは開示していませんが、「5地域が前年割れする中での神戸市の増加」という対比が明記されており、近畿圏の中でも神戸市が例外的に強いエリアであることは読み取れます。

近畿圏で神戸市だけ強い理由

ここからは私の見方です。神戸市は大阪市・京都市に比べて中古マンションの価格帯が抑えられているエリアが多く、通勤圏としての利便性を保ちながら予算を抑えたい買い手の受け皿になりやすいと私は見ています。art-pi.comが公開している神戸市の区別データでも、東灘区は築年数によって価格が半分近く変わり灘区は築21〜30年が価格の基準になるなど、築年数のレンジが広く「予算に合わせて選べる在庫の厚み」があります。この在庫の幅広さが、他エリアより成約に結びつきやすい一因になっているのではないかと考えます。ただしこれは私の解釈であり、近畿レインズのレポート自体が理由を説明しているわけではありません。

売却を考えている人が今できること

成約件数が増えているということは、売りに出した物件が買い手に見つかりやすい局面が続いているということです。8四半期という長さは一時的な追い風では終わらない可能性を示していますが、いつまで続くかは近畿レインズも公表していません。「様子見」で待つ間に近隣で似た条件の物件が先に成約するリスクもあるため、売却を具体的に考えているなら、今の成約動向を踏まえて早めに査定を取っておくのが安全です。

購入を検討している人が気をつけること

買い手の立場では、成約件数が増えている局面は「競争が起きやすい局面」でもあります。良い条件の物件ほど早く決まりやすく、迷っている間に他の買い手に先を越される可能性が高まります。予算とエリアの優先順位を先に固めておき、条件に合う物件が出たときにすぐ動ける状態を作っておくことが重要です。

この数字だけでは分からないこと

今回の数字はあくまで「件数」の動きであり、成約価格そのものがどれだけ上がったか・下がったかは今回のレポートの範囲では分かりません。件数が増えていても、値引き交渉が活発になって1件あたりの成約価格は伸び悩んでいる可能性もあります。売却・購入の具体的な金額判断をするときは、件数の動向とあわせて、自分が検討しているエリア・広さ・築年数に近い実際の成約価格も確認してください。

生活・仕事にどう効くか

  • 売却のタイミング:8四半期連続で成約が増えている局面は、買い手の需要が途切れず付いている状態。売り出しても買い手が見つかりやすい期間が続いている。
  • 購入の判断スピード:件数が増えている=競争が起きやすいということでもある。条件の良い物件ほど早く決まりやすく、迷っている間に他の買い手に先を越されやすい。
  • エリア選びの前提:近畿圏では5地域が前年割れする中、神戸市は逆行して伸びている。同じ近畿圏でもエリアによって温度差が大きく、「近畿全体の相場」でひとくくりに判断できない。

結局どうすればよいか

  • 売却を考えているなら、今の成約動向を踏まえて早めに査定を取る
  • 購入を検討しているなら、条件に合う物件が出たときにすぐ動けるよう、予算と希望条件を先に固めておく
  • 自分が検討しているエリア・広さ・築年数に近い実際の成約価格を確認してから金額の判断をする

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公式出典

更新履歴

  • 2026年8月10日 初版を公開

※本記事は2026年8月10日時点で公表されている情報にもとづきます。数値・制度・進路などは今後変わる可能性があるため、最新の内容は各公式発表をご確認ください。

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この記事を書いた人

ハウスメーカー2社で営業職を経験し、不動産・建築の基礎を習得。
その後、地域密着型の不動産会社にて営業事務として勤務し、
契約書作成、ポータルサイト管理、物件情報の入力・更新など、
実務全般に携わってきました。

特に、ポータルサイトを「より魅力的に見せる工夫」や、
反響につながる「分かりやすい間取り図作成」を得意としています。
自分が関わった物件に反響があった時の喜びが、今の原動力です。

現在は子育てのため一線を退いていますが、
これまでの実務経験を活かし、
フリーランスとして不動産会社様向けの
バックオフィスサポート業務を開始しました。

現場目線を大切にしながら、
「早く・正確に・伝わる」業務サポートを心がけています。

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