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緊急銃猟 京都 クマが家に居座ったら、誰が撃つと決めるの? 舞鶴市では通報の53分後に市長が判断しています ところが撃ち始めるまでは、そこからさらに3時間35分かかりました

🗨️「家の軒下にクマが居座ったら、警察が来て撃ってくれるの?」

撃つと決めるのは、警察でも猟友会でもなく市町村長です。京都府舞鶴市が9月8日に公表した記録では、住民が警察に通報したのが17時12分、市長が実施を判断したのが18時05分。ところが実際に麻酔銃を撃ち始めたのは21時40分で、判断から3時間35分あいています。そのあいだに行われていたのは、半径約60メートルの7軒への屋内退避の指示と、道路・交差点7か所の通行規制でした。

[事件・事故] この記事の要点

発表日・更新日

2026年9月9日 発表

影響を受ける人
  • 山際や里山に接した住宅地に住んでいる人
  • クマの目撃情報が出ている市町村で、子どもを歩いて通学させている家庭
  • 庭や畑に、収穫する予定のない柿・栗などの果樹がある家
目次

舞鶴市が出した、通報から5時間49分の記録

舞鶴市は9月8日、市内で実施した緊急銃猟の経過を公式サイトに載せました。分単位で時刻が並んでいるので、そのまま追えます。

時刻できごと
17:12近隣住民から舞鶴警察署へ通報
17:21警察署から舞鶴市農林課へ連絡
17:40市職員が現場を確認
17:52市・舞鶴警察署・京都府で協議
18:05市長が麻酔銃による緊急銃猟の実施を判断
18:10委託業者へ連絡
〜20:40半径約60メートルの近隣住民7軒に屋内退避を指示。道路と交差点7か所で通行規制
21:06市から銃猟実施の委託が完了
21:40麻酔銃による緊急銃猟を開始
23:012頭(成獣25キロ・幼獣5キロ)の殺処分が完了

通報から市長の判断までが53分。撃ち始めるまではそこからさらに3時間35分で、全体では5時間49分かかっています。

クマの出る地域で用意しておくもの

出没地域に住む・通勤するなら、音で存在を知らせるのが基本です。遭遇を避けるための備えを挙げます。

熊鈴(消音機能・ホイッスル付き)
熊鈴(消音機能・ホイッスル付き)

出没地域では散歩やゴミ出しでも音を出すのが基本です。消音機能があると、街中では鳴らさずに持ち歩けます。

熊よけスプレー(携帯用・日本製)
熊よけスプレー(携帯用・日本製)

鈴で避けるのが前提で、これは遭遇したときの最後の手段です。屋外作業や通勤路が山際にある場合の備えとして。

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あいだの3時間半は、銃の準備ではなく人を動かす時間でした

18時10分から21時06分までに市の記録が書いているのは、屋内退避の指示と通行規制です。現場には専門業者・警察・市職員など約30名が入りました。撃つまでに時間がかかったのは、ためらっていたからではなく、弾が人に届かない状態を先に作る必要があったからです。

つまり、近所でこれが起きると、自分は「退避させられる7軒」か「通れなくなる7か所」の側に立ちます。夕方から夜にかけて数時間、家から出られなくなることがある、ということです。

撃つと決めるのは市町村長。撃つのは委託された人

緊急銃猟は、2025年に施行された改正鳥獣保護管理法で新しく設けられた仕組みです。環境省のガイドラインでは、権限は市町村長にあり、必要に応じて担当者に委任すると書かれています。撃つ行為そのものは市町村職員以外の人に委託できますが、その場合も責任は市町村が負います。

環境省が挙げている役割は9つです。

役割想定される対応者
撃つ人(捕獲者)捕獲の技術を有する者
撃つ人を現場で支える人捕獲の技術を有する者
実施を判断し、指示または委託する人市町村職員
通行制限を行う人市町村職員
住民に避難を呼びかける人市町村職員
様子を撮影して記録する人市町村職員
場所の管理者・地権者と調整する人市町村職員
広報を行う人市町村職員
原状回復を行う人市町村職員

9つのうち7つが市町村職員です。ハンターを1人手配すれば済む話ではなく、その日の夜に市役所の人が何人も出てくる仕組みになっています。舞鶴で約30名が現場に入ったのは、そういう組み立てだからです。

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この記事を書いた人

ハウスメーカー2社で営業職を経験し、不動産・建築の基礎を習得。
その後、地域密着型の不動産会社にて営業事務として勤務し、
契約書作成、ポータルサイト管理、物件情報の入力・更新など、
実務全般に携わってきました。

特に、ポータルサイトを「より魅力的に見せる工夫」や、
反響につながる「分かりやすい間取り図作成」を得意としています。
自分が関わった物件に反響があった時の喜びが、今の原動力です。

現在は子育てのため一線を退いていますが、
これまでの実務経験を活かし、
フリーランスとして不動産会社様向けの
バックオフィスサポート業務を開始しました。

現場目線を大切にしながら、
「早く・正確に・伝わる」業務サポートを心がけています。

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