北海道電力の12月分の燃料費等調整単価は、低圧で1kWh当たり5銭下がります。公式の家庭モデルは12円減ですが、11月の料金改定も含む実際の請求額が、必ず前月より12円下がるという比較ではありません。
燃料調整単価の変化
| 契約区分 | 11月分 | 12月分 | 増減 |
|---|---|---|---|
| 低圧 | -4.54円/kWh | -4.59円/kWh | -0.05円 |
| 高圧 | 0.75円/kWh | 0.68円/kWh | -0.07円 |
| 特別高圧 | 0.74円/kWh | 0.66円/kWh | -0.08円 |
北海道電力は10月29日、9月の貿易統計公表で7~9月の平均燃料価格が確定したことを受け、12月分の調整内容を発表しました。表の金額は消費税等を含みます。家庭で確認する低圧と、事業者の高圧・特別高圧を分けて見ます。
低圧の値はどちらもマイナスです。マイナス4.54円からマイナス4.59円になるため、1kWh当たりの差し引き額が5銭増えるという関係です。数字の絶対値が大きくなったことを、そのまま5銭の値上げと読み替えないようにします。

画像の出典
写真:J o/CC BY-SA 3.0。本文写真は縮小・JPEG再保存。表紙でトリミング・文字合成する場合、画像部分は同じライセンスで提供。 出典・元の案内。この写真と、写真を加工した表紙画像は、上記と同じライセンスで提供します。
家庭モデルは12円減
| 項目 | 12月分モデル |
|---|---|
| 基本料金+電力量料金 | 10,635円 |
| 燃料費等調整 | -1,056円 |
| 料金小計 | 9,579円 |
| 再エネ賦課金 | 961円 |
| 合計 | 10,540円 |
公式の算定モデルは、従量電灯B、契約30A(アンペア)、月230kWhです。同じ欄にある11月分の合計は10,552円で、12月分は12円少ない10,540円と発表されています。
再生可能エネルギー発電促進賦課金の単価は4.18円/kWh、モデルの賦課金は両月とも961円です。発表の比較では、基本料金と電力量料金も両月10,635円でそろっています。変わっているのは燃料費等調整の部分です。
1kWh当たり5銭という単価差と、月230kWhというモデルを組み合わせると、変化の規模が分かります。使用量がモデルより多い・少ない家庭や、契約の異なる家庭まで、同じ12円になるとは限りません。自宅の明細と照らすときは契約名と使用量を先にそろえます。
料金改定との違い
今回の表には「2026年11月1日以降に適用される見直し後の料金単価により算定」との注記があります。つまり、比較する11月分と12月分のモデルは、新しい基本料金・電力量料金を同じように使った計算です。
「手元の11月請求額から12円引けばよい」とは限りません。比較表は、両月とも見直し後の料金単価を使ったモデルだからです。11月1日からの料金単価の見直しと、毎月の燃料費等調整は別の変化です。検針や対象期間による違いも、自分の明細で確認します。
前月より使った電力量が増えた家庭では、調整単価が下がっても、使用量の増加で請求額が増えることがあります。この場合も、単価の変化と使った量を分けて並べると、どの部分が変わったかを追えます。節約額を今回の発表だけで決めない読み方です。
明細で見比べる所
比較の順番は、契約が従量電灯Bか別のプランか、契約アンペア、対象月の使用量、燃料費等調整の単価と金額です。公式モデルと同じ条件がどこまであるかを見ると、ニュースの数字を自分の家計へそのまま移す誤りを避けられます。
11月からの基本料金の変更については、別の公式案内と既存の記事で確認できます。基本料金を変える契約アンペアの見直しも、燃料調整費が変わることとは別の判断です。電気を同時に使う条件や契約先の手続きを確認して進めます。
12月分の公表は、7~9月の平均燃料価格に基づく確定情報です。まだ発表されていない月の料金や、今後の燃料相場まで値下がりすると決める材料にはしません。今回確認できるのは、12月分の単価と、その条件で作られた家庭モデルです。
結局どうすればよいか
- 公式案内で対象、日程、利用条件を確認する
出典の閲覧確認日:2026年10月31日。
公式出典
更新履歴
- 2026年10月31日 公式発表を確認して初版を作成
※記事の情報は2026年10月31日確認。販売・施設利用の条件は公式の最新案内をご確認ください。
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