🗨️「北海道電力の電気代、11月からいくら上がる?」
北海道電力のモデル家庭(従量電灯B・30A・月230kWh)で、月11,115円が11,596円になり、481円の値上がりです。上がるのはおもに基本料金で、使った量の単価は1kWhあたり0.08円しか上がりません。
[経済] この記事の要点
2026年10月30日 発表
- 北海道電力と契約している家庭(従量電灯B・C、エネとくポイントプランなど)
- 北海道電力と契約している商店・事務所・工場
北海道電力は11月1日から電気料金を見直します。送電線や変電所を使うための料金(託送料金)を、送配電を受け持つ北海道電力ネットワークが物価や金利の上昇を反映して引き上げるためです。北海道電力はその分を家庭や会社の電気料金にのせます。9月25日に公表していました。
モデル家庭で月481円の値上がり
北海道電力が示したモデル家庭は、従量電灯Bで契約30A、使用量は月230kWhです。この家庭の電気料金は、月11,115円から11,596円になります。481円、率にして4.3%の値上がりです。

この金額には消費税と再生可能エネルギー発電促進賦課金(1kWhあたり4.18円)が入っていて、燃料費等調整額は入っていません。実際の請求額は、毎月の燃料費等調整額によって上下します。
電気代を見ながら使うなら
セラミックヒーターの電気代は「消費電力×使った時間」で決まります。使う時間を減らす機能と、実際の電気代を測る道具です。
記事の計算に使った機種です。人の動きがなくなると止まる人感センサー付きで、消し忘れの時間がそのまま電気代から減ります。
人感センサーに室温センサーが加わった機種です。部屋が暖まったあとの運転を室温で調整します。
コンセントと家電のあいだに挟むと、その家電が実際に使った電力量と電気代が出ます。カタログの消費電力と、自分の使い方での値を比べられます。
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上がるのはおもに基本料金
今回の見直しで大きく上がるのは、使っても使わなくてもかかる基本料金です。使った量にかかる単価は、1kWhあたり0.08円しか上がりません。
| 従量電灯Bの基本料金 | 10月まで | 11月から |
|---|---|---|
| 20A | 836.00円 | 1,144.20円 |
| 30A | 1,254.00円 | 1,716.30円 |
| 40A | 1,672.00円 | 2,288.40円 |
| 50A | 2,090.00円 | 2,860.50円 |
| 60A | 2,508.00円 | 3,432.60円 |
出典:北海道電力「電気料金の見直しについて」。1か月あたり、消費税等を含みます。
30Aの家庭なら、基本料金だけで月462.30円上がります。230kWh使ったときの電力量料金の値上がりは約18円なので、モデル家庭の481円のほとんどは基本料金の分です。つまり、電気をあまり使わない家庭でも、契約アンペアが大きいほど値上がり額が大きくなります。
冬は暖房で電気をたくさん使うから、もっと上がるのかと心配してたの。
今回の見直しは、使う量が多くても単価はほとんど変わらないの。効くのは契約アンペアのほうね。明細の「契約電流」の欄を見て、上の表で自分の分を確かめてみて。
エネとくポイントプランも同じ幅
自由料金の「エネとくポイントプラン」も、基本料金が上がります。30Aなら1,144円が1,606.30円に、40Aなら1,562円が2,178.40円になります。使った量の単価は、こちらも1kWhあたり0.08円の値上がりです。
従量電灯Cの基本料金は1kVA(キロボルトアンペア)あたり418円が572.10円に、お店や工場で使う低圧電力の基本料金は1kWあたり1,413.06円が1,681.02円になります。そのほかのプランは、北海道電力の「電気料金見直し影響額シミュレーション」で自分の値上がり額を出せます。
11月分は10月31日までと日割り
北海道電力のよくあるお問い合わせによると、11月分の電気料金は、10月31日までに使った分には今までの単価を、11月1日から使った分には新しい単価をあてて、それぞれの日数で日割りします。11月分の請求では、値上がりが一部だけ反映される家庭が多くなります。多くの家庭では、値上がりの全額がかかるのは12月分からです。
基本料金が上がったぶん、契約アンペアを下げたときに安くなる額も大きくなりました。10A下げると月572.10円の差です。くわしくはアンペアを下げると電気代がいくら安くなるかの記事にまとめています。
問い合わせは北海道電力の専用フリーダイヤル(0120-785-203、平日9時〜17時)で受け付けています。
※この記事は2026年10月30日時点の北海道電力の公表資料にもとづきます。金額は燃料費等調整額を含みません。
アイキャッチ写真の出典
北海道電力本店(札幌市中央区)。撮影 J o(コモンズの利用者名)/クリエイティブ・コモンズ 表示-継承 3.0(ウィキメディア・コモンズ)。生活・仕事にどう効くか
- いつから:11月1日の使用分から。11月分の請求は10月31日までの分と日割り
- モデル家庭:従量電灯B・30A・月230kWhで月481円(4.3%)の値上がり
- 基本料金:30Aで1,254円が1,716.30円に。10Aごとに154.10円上がる
- 使った量の単価:1kWhあたり0.08円の値上がり
結局どうすればよいか
- 明細の「契約電流」を見て、自分の基本料金がいくら上がるか表で確かめる
- 北海道電力の影響額シミュレーションで自分のプランの値上がり額を出す
- 同時に使う家電が少ないなら、契約アンペアの見直しを考える
公式出典
更新履歴
- 2026年10月30日 初版を公開(北海道電力の公表資料とよくあるお問い合わせにもとづく)
※本記事は2026年10月30日時点で公表されている情報にもとづきます。数値・制度・進路などは今後変わる可能性があるため、最新の内容は各公式発表をご確認ください。
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