🗨️「横浜市長選は、2025年8月に当選した市長がいたのに、なぜまた行われる?」
山中竹春市長が2026年9月7日に辞職したためです。市が7月30日に公表した第三者調査の報告書は、山中氏の言動をパワハラと認定しました。山中氏は8月28日に辞職を表明し、9月29日に出直しの立候補を表明。市長選は10月4日に告示され、7人が立候補して、投票は10月18日です。
[政治] この記事の要点
2026年10月13日 発表
- 横浜市に住民登録のある有権者
- 辞職までの流れを日付で確かめたい人
告発から投票日までの日付
| 日付 | できごと |
|---|---|
| 1月15日 | 当時の市人事部長が記者会見を開き、市長の言動を告発。16日に市長も会見を開く |
| 1月28日 | 市会が、真相の究明を求める決議を採択 |
| 3月16日 | 神奈川県弁護士会が推薦した弁護士3人による、第三者調査が始まる |
| 7月30日 | 調査委員が報告書を市に提出し、市が公表。報告書は市長の言動をパワハラと認定 |
| 8月13日 | 市会の総務委員会で市長に質疑。山中氏が謝罪した(報道) |
| 8月28日 | 山中市長が辞職を表明し、市会議長に辞職願を提出 |
| 8月31日 | 議長が市の選挙管理委員会に通知。選管が臨時会で、10月4日告示・18日投票を決める |
| 9月7日 | 市会が本会議で辞職に同意。同日付で辞職が成立 |
| 9月29日 | 山中氏が記者会見で、出直し選への立候補を表明 |
| 10月4日 | 告示。7人が立候補 |
| 10月18日 | 投票・即日開票 |
1月から7月までは市の調査報告書、8月以降は共同通信配信の報道と市選管のページによります。

第三者調査の報告書
報告書をまとめたのは、神奈川県弁護士会が推薦した弁護士3人の調査委員です。報告書は、告発の文書の内容を7つの事項に分けて調べ、そのほとんどの項目で事実があったと認定しました。一方で、一部の言動は、事実の存否を認定するには至らなかったとも書いています。
総合的な評価として、報告書は、圧倒的に優位な立場にある市長が、多岐にわたる不適切な言動を日常的に続けていた点を「極めて深刻」とし、重大なパワハラ行為があったと認定せざるを得ないとしました。
報告書の本体は約100ページ、概要版は7ページで、市のホームページに載っています。この記事は認定の細部には立ち入りません。内容は原文で読めます。
10月18日に決まった理由
首長が辞職した場合の選挙は、公職選挙法で日程の枠が決まっています。
- 第114条:市長が辞職を申し出ると、通知を受けた選挙管理委員会は、選挙の期日を告示して選挙を行います
- 第34条1項:その選挙は、行うべき事由が生じた日から50日以内に行います。起算日は、選管が議長から通知を受けた日です(同条4項)
- 第34条6項:指定都市の長の選挙は、投票日の少なくとも14日前に告示します
今回は8月31日が起算日で、50日目は10月20日です。その期限の内側で、投票は10月18日に決まりました。横浜市は指定都市なので、10月4日の告示から投票日までは、きっかり14日です。

出直し選と立候補の資格
公職選挙法第10条が市町村長の被選挙権として定める要件は、年齢満25年以上の日本国民であることです。辞職は、この要件に入っていません。辞職した首長が立候補し、改めて有権者に信を問う選挙は、「出直し選」と呼ばれます。
山中氏は9月29日の会見で、市民と約束した政策をやり遂げる責任があると考えたと述べ、無所属で政党には支援を求めない方針を示しました。職員との関係では、市長に戻ることで苦痛を感じる職員がいれば間に人を介すとし、自身の行動を第三者が評価する仕組みも必要だと話しました(共同通信配信)。候補者7人の一覧は、候補者の記事にあります。
生活・仕事にどう効くか
- 山中氏の立候補:被選挙権の要件は年齢と国籍で、辞職は入っていません。山中氏は無所属で立候補しています。
結局どうすればよいか
- 報告書の概要版(市のホームページ)で、認定された内容を自分で読む
- 7人の候補者と公報は、候補者の記事で確認する
- 投票は10月18日の午前7時から午後8時。期日前投票は17日までできる
公式出典
- 横浜市「第三者による調査にかかる調査報告書について」(2026年7月30日発表)
- 横浜市選挙管理委員会「横浜市長選挙(令和8年10月18日執行)」(2026年10月13日発表)
- e-Gov法令検索「公職選挙法」(第10条・第34条・第114条。2026年9月3日施行版を10月13日に取得)(2026年10月13日発表)
- 秋田魁新報(共同通信配信)「市長のパワハラ問題、揺れる横浜 辞職要求、月末に進退判断も」(2026年8月23日発表)
- 熊本日日新聞(共同通信配信)「横浜市長選、10月18日投開票 パワハラで辞意表明受け」(2026年8月31日発表)
- 熊本日日新聞(共同通信配信)「『約束した政策やり遂げる責任』 出直し選出馬の横浜・山中前市長」(2026年9月29日発表)
更新履歴
- 2026年10月13日 初版を公開
※本記事は2026年10月13日時点で公表されている情報にもとづきます。数値・制度・進路などは今後変わる可能性があるため、最新の内容は各公式発表をご確認ください。
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