2026年10月6日から、サントリーの金麦は酒税法上の「ビール」になりました。発泡酒だった旧・金麦との違いは、麦芽の量と原材料です。麦芽の使用は50%以上になり、旧・金麦に入っていた小麦のスピリッツが原材料から消えました。アルコール分は5%から5.5%に上がっています。
ただし、値上がりの理由はビールになったことではありません。店頭の想定価格は197円程度から206円程度に上がりましたが、上がったのは10月1日の酒税改正のときで、6日にビールへ切り替えた日は同じ値段のままです。10月1日からは、発泡酒もビールも350mLの酒税が同じ54.25円になっています。
運営者は新しい金麦を飲んでいません。味は、実際に飲んだ人の記事と投稿を、名前を添えて紹介します。
サントリー
金麦 350mL×24本【生ビールになった金麦】
品目:ビールアルコール分5.5%2026年10月6日発売
缶の中央にロゴと「生ビール」の文字が入った新しいデザインです。
画像:Amazon.co.jp の商品ページより(クリックでAmazonの商品ページが開きます)
先に結論
- ✓ 新しい金麦は麦芽50%以上のビール。旧・金麦は小麦のスピリッツを加えた発泡酒②でした。
- ✓ アルコール分は5%から5.5%へ。原材料は麦芽・ホップ・糖類だけになりました。
- ✓ 350mLの酒税は10月1日に46.99円から54.25円へ。発泡酒のままでも同じ額でした。

新しい金麦の商品ページは、下のボタンから開けます。
\Amazon.co.jp/
350mL×24本の商品ページです。
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金麦のビールと発泡酒の違い
サントリーの発表では、金麦は「従来の新ジャンル製法(発泡酒②)からビール製法に変更」されました。共同通信は、麦芽の使用を50%以上に上げたと報じています。麦芽の正確な割合は、サントリーの資料では確認できませんでした。
原材料の表記も変わりました。旧・金麦はAmazonの商品表記で「発泡酒(麦芽、ホップ、糖類)、スピリッツ(小麦)」、新しい金麦はサントリー公式で「麦芽、ホップ、糖類」です。発泡酒に麦由来の蒸留酒を加えるのが、いわゆる第三のビールの作り方でした。その蒸留酒がなくなっています。
アルコール分は、旧・金麦が5%、新しい金麦が5.5%です。100mL当たりのエネルギーは43kcal、炭水化物は3.3g(うち糖質3.2g)と、サントリー公式の栄養成分表示にあります。旧・金麦の栄養成分は、公式サイトに残っておらず確認できませんでした。
読者
缶に「発泡酒②」って書いてあったけど、第三のビールじゃなかったの?
どちらも同じ金麦の呼び方です。ビール酒造組合の資料によると、新ジャンル(第三のビール)は2023年10月から品目の表示が「発泡酒②」になりました。それが今回、「ビール」に変わりました。
値上がりはビール化のせい?
違います。財務省によると、ビール・発泡酒・新ジャンルの酒税は、2026年10月に1kL当たり155,000円、350mL換算で54.25円に一本化されました。旧・金麦が入っていた発泡酒②の税は、それまで46.99円でした。10月1日の時点で、1缶あたり7.26円上がっています。
共同通信によると、旧・金麦の店頭想定価格は10月1日に197円程度から206円程度へ上がり、6日のビール化のあとも同じ額です。差の9円のうち、酒税の7.26円に消費税10%を足すと約8円。値上げ分のおよそ9割は税、という計算になります(計算は当サイトによるもの)。
新ジャンルの税は、ビール酒造組合の資料で350mL当たり28円(2020年9月まで)、37.8円、46.99円、54.25円と4段階で上がってきました。6年で約1.9倍です。税のうえでは、第三のビールの安さはもう残っていません。サントリーは金麦の希望小売価格を設定していません。
味は変わった?
グルメWatchの日沼諭史氏は、新しい3種を発売日に紹介しました。新しい金麦は「味わいにリッチさがあり、しかし後味すっきり」。リニューアル前と飲み比べ、以前はややリキュールっぽさが残りやすかったが、新しい金麦はそれが薄まった、と書いています。
代わりにコクがしっかり増しているように思います。
日沼氏が家族にブラインドテストをしたところ、新しい金麦のほうがおいしいと答えたそうです。新旧の差は分かりやすい、というのが氏のまとめでした。
飲んだ人のX投稿
発売前後から、Xには新しい金麦を飲んだ人の投稿が出ています。発泡酒の金麦を純粋にアップグレードしたように思う、という声がありました。
金麦のビール飲んだが、思っていたよりよかった。
発泡酒の雑味みたいなのが消えて、発泡酒の金麦の純粋なアップグレードのように思う— Izumi (@Izumi92127113) 2026年10月5日
サントリーのビール「パーフェクトサントリービール(PSB)」にかなり似た味わいだった、という投稿もあります。
サントリーのビールになった金麦を飲んだんですが、自分の好きなPSBにかなり似た味わいで美味しかった♪
— タカにゃん (@Takanyan53) 2026年10月5日
発泡酒とビールの金麦を飲み比べ、ビールのほうは飲んだ瞬間に少し違う風味がした、という人もいました。
昨夜飲み比べしました。
ビール化の方が飲んだ瞬間ちょっと変わった風味がした。アルコール度数も上がっている。
普段金麦飲んでる人はどう思うんだろう。#金麦 https://t.co/Wmj0qgxaTT— グンソウ@魚魚TONIGHT&15番勝負 (@g178504) 2026年10月5日
糖質75%オフと豊潤の違い
ビールになった金麦は3種類です。10月6日に金麦と金麦〈糖質75%オフ〉、10月13日に新商品の金麦〈豊潤〉が出ます。どれも品目はビールです。
| 金麦 | アルコール分5.5%・43kcal・糖質3.2g |
|---|---|
| 金麦〈糖質75%オフ〉 | アルコール分4%・26kcal・糖質0.4〜0.8g |
| 金麦〈豊潤〉 | アルコール分6%・45kcal・糖質3.0g(10月13日発売) |
サントリー公式「金麦 製品情報」の100mL当たりの値。糖質75%オフは金麦との比較です。
日沼氏は、豊潤を「どっしりしています」、糖質75%オフを「よりクリアさが際立ち、苦味が後を引きます」と書いています。豊潤はダイヤモンド麦芽の一部使用・ダブルデコクション製法・銅炊き仕込で、原材料にコーンが入っています。
画像:Amazon.co.jp の商品ページより
糖質75%オフの商品ページは、こちらから開けます。
どんな商品か
金麦は2007年に発売されたサントリーのビール類です。サントリーは今回のビール化を、手ごろな価格で満足感のある「デイリービール」の市場をつくるため、と説明しています。容量は350mL・500mL・250mLの3つです。
画像:Amazon.co.jp の商品ページより
画像はAmazonの商品ページのものです。
注意点
- Amazonには、発泡酒の旧・金麦の商品ページも残っています。ビールの金麦は商品名に「生ビールになった金麦」と入っています。
- 糖質75%オフも同じで、発泡酒の版とビールの版が並んでいます。
- アルコール分は5%から5.5%に上がりました。同じ本数でも、飲むアルコールの量は1割増えます。
- 金麦〈豊潤〉は10月13日発売で、6日の時点ではまだ店に並んでいません。
新しい金麦の商品ページは、こちらからも開けます。
紹介していた人の記録
こんな人は見てもよさそう
- これまで金麦を飲んでいて、ビールになって何が変わったかを自分の舌で確かめたい人。
- 糖質を抑えたい人は、アルコール分4%の糖質75%オフ。
- もっと濃いビールが好きな人は、10月13日発売の豊潤を待つのも手です。
この記事で確認した情報源
- ・サントリー ニュースリリース「ビールになった新『金麦』誕生」2026年7月16日(ビール製法への変更、3種の度数と発売日、希望小売価格なし。)
- ・サントリー「金麦スタイル 製品情報」(原材料と100mL当たりの栄養成分。)
- ・財務省「酒税に関する資料」(2026年10月の一本化、350mL換算54.25円。)
- ・ビール酒造組合「ビールの酒税を考える」2025年(新ジャンルの税の推移と、発泡酒②の表示。)
- ・共同通信「ビール金麦10月6日登場」2026年7月16日(OANDA転載)(麦芽50%以上、店頭想定価格197円程度から206円程度。)
- ・グルメWatch 日沼諭史「ついにビールになった『金麦』3種、金麦らしさは失わず」2026年10月6日(3種と旧・金麦の飲み比べ。)
ビールになった金麦の商品ページは、こちらのボタンから開けます。
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