カリタの電動コーヒーミル「ナイスカットG」と「ネクストG2」の違いは、静電気を抑える装置の有無と、モーターの回り方です。公式の参考上代は48,400円と77,000円で、28,600円の差があります。
ただし、高いほうが全部で上というわけではありません。豆30gを挽き切る時間は、ナイスカットGのほうが20秒速いという計測があります。両方を持っていた人は、Yahoo!知恵袋で「ちょっと方向性が違うので単純比較はできません」と答えています。
運営者はどちらも買っていません。使い心地は、実際に使った人の記事・動画・投稿を、名前を添えて紹介します。
先に結論
- ✓ 公式の参考上代はナイスカットG 48,400円、ネクストG2 77,000円で、差は28,600円です。
- ✓ ネクストG2は静電除去装置つきで、モーターの回転をナイスカットGの半分に落とした静音型です。
- ✓ 挽く速さはナイスカットGが上です。30gを挽く時間は22秒と42秒という記録があります。

カリタ
ナイスカットG インディアンレッド
電動コーヒーミルカット式挽き目15段階
2017年に出た家庭用の電動ミルです。業務用の機種を小さく作り直しています。
画像:Amazon.co.jp の商品ページより(クリックでAmazonの商品ページが開きます)
ナイスカットGの商品ページは下のボタンから開けます。
\Amazon.co.jp/
色はインディアンレッドです。
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ナイスカットGとネクストG2の違い
形はどちらも、上から豆を入れて正面のダイヤルで挽き目を決め、受け缶に粉を落とす同じ作りです。違うのは次の4点です。
- 静電気。ネクストG2は静電除去装置で、粉の飛び散りと付着を防ぐとカリタは書いています。ナイスカットGにはありません。
- モーター。ネクストG2は回転数を従来品の50%、騒音を65%に抑えたとされています。
- 刃。ナイスカットGは金属、ネクストG2はセラミックだと販売店や使用者が書いています。カリタ公式では確認できませんでした。
- 容量と電力。ホッパーと受け缶は各60gと各50g、消費電力は60Wと120Wです(G2が先)。
ネクストG2は初代ネクストGの後継です。コーヒー器具のブログ「こまめ家」の問い合わせに、カリタは「性能は同等。デザイン面のみ変更しています。」と答えています。
2.9万円の差で付くもの
カリタのネクストG紹介ページは、回転数と騒音を「従来品」と比べています。ページ上では、従来品がどの機種かは書かれていません。こまめ家の問い合わせには、カリタが「従来品とは『ナイスカットミル』または『ナイスカットG』を指します」と答えています。
つまり28,600円の差で付くのは、半分の回転と65%の騒音と静電除去装置です。回転を落としたぶん、時間は延びます。こまめ家の計測では、30gを挽く時間がネクストGで42秒、ナイスカットGで22秒でした。
価格.comマガジンでナイスカットGを「長年、筆者が愛用しているミル」と紹介した筆者が、唯一気になると挙げたのは静電気でした。音は「特別大きいわけではありません」と書いています。
ナイスカットGはどんな商品か
ナイスカットGは、向かい合った円盤状の刃で豆を切るように挽くカット式です。2017年に発売され、2020年の新バージョンで電源スイッチが前面に移りました。
画像:Amazon.co.jp の商品ページより
ネクストG2は背の高いホッパーと丸い受け缶が目印で、色はカーキとロイヤルブルーです。
画像:Amazon.co.jp の商品ページより
主な仕様
カリタ公式と販売店の表記を、2機種並べました。
| 参考上代(税込) | ナイスカットG 48,400円(インディアンレッド)、52,800円(シルバー)/ネクストG2 77,000円 |
|---|---|
| 消費電力 | ナイスカットG 120W(販売店の表記)/ネクストG2 60W |
| ホッパー・受け缶 | ナイスカットG 各50g(販売店の表記)/ネクストG2 各60g |
| 本体の重さ | どちらも2,300g(ナイスカットGは販売店の表記) |
| 本体の大きさ | ナイスカットG 幅120×高さ337mm(奥行は販売店で218mmと229mmに割れています)/ネクストG2は確認できませんでした |
| 挽き目 | ナイスカットG 15段階(8段階を0.5目盛りずつ) |
ネクストG2の数字と価格はカリタ公式、ナイスカットGの価格はカリタ公式。2026年10月5日確認。
「販売店の表記」とした数字は、カリタ公式では確かめられなかったものです。
使っている人の動画
こまめ家が、ネクストGとナイスカットGの挽いている音を比べた短い動画を公開しています。ネクストGはG2の前のモデルです。
静音性比較(YouTube 珈琲器具研究室「こまめ家」・2021年9月22日公開)
次は、静電気対策がうまくいかずにネクストG2へ買い替えた人の動画です。概要欄には、音が静か、静電気対策が圧倒的、値段は高め、とまとめています。
ネクストG2(YouTube わくわくモンブランTV(ティービー)・2023年1月13日公開)
Xに投稿された使用感
ナイスカットGを手に入れた人が、静電気のひどさを写真で見せています。原因は本体の底がプラスチックだから、とも書いています。
カリタのナイスカットG買ってみたんだけど静電気ひどいらしいのでどれだけひどいかみてみたら、コレはひどいねwww
理由も、本体の底部分がプラスチックだからという pic.twitter.com/b5QVcNSItL
— 笹森イツキ (@gelmanes) 2026年9月15日
毎朝30gを挽く楽さを覚えると手放せない、という投稿もあります。ヒューズが飛ぶようになり、同じナイスカットGを買い直したそうです。
カリタのナイスカットG
昔は3万円以上出して手動のミルから電動にする価値あるかなと思ってたけど、毎朝30gの豆を挽いてくれる楽さを覚えると手放せなくなりました😄
ヒューズが飛ぶようになりコイルを洗浄しても復活せず時間かけたくないので迷わず新しいの買いました✨
黒色も引き締まって素敵☕️ pic.twitter.com/DcyUoS2F9O— けい@のんある (@nonal_kei) 2026年9月25日
紹介していた人の記録
コーヒー粉の吐出部に静電気が発生し、豆を挽いた後に、コーヒー粉が付着してしまうこと。
筆者は付いた粉を毎回布巾で拭いているそうです。挽き目はどれも粒がそろい、音は環境音40.2dBの部屋で最大90.8dBでした。
選ぶ前の注意点
- エスプレッソ用の極細挽きについて、カリタの公式な見解は見つかりませんでした。
- ナイスカットGは粉が吐出口に付きます。毎回拭く手間は残ります。
- ネクストG2は挽き終わるまでナイスカットGの倍ほどかかる、という記録があります。
- ナイスカットGの寸法・消費電力は販売店の表記で、カリタ公式では確認できませんでした。
- 改造用の静電気除去キットも他社から売られていますが、メーカー保証の扱いは確認できませんでした。
ナイスカットGの商品ページは、こちらからも開けます。
どちらを選ぶか
- 毎朝すばやく挽きたい人や、粉を拭く手間が気にならない人はナイスカットG。
- 早朝や夜に挽くので音を抑えたい人や、粉の飛び散りを減らしたい人はネクストG2。
- どちらも家庭用としては高いレベルで、優劣はつけにくい、と両方を使った人は書いています。
ネクストG2の商品ページは、こちらから開けます。
この記事で確認した情報源
- ・カリタ公式「ナイスカットG(インディアンレッド)」(参考上代と商品コードを確認しました。)
- ・カリタ公式「ナイスカットG(シルバー)」(参考上代を確認しました。)
- ・カリタ公式「NEXT G2(KAK)」(型式、消費電力、容量、参考上代を確認しました。)
- ・カリタ公式「ネクストG」紹介ページ(静電除去装置、回転数50%、騒音65%の記載を確認しました。)
- ・珈琲器具研究室「こまめ家」カリタ「ネクストG」の評判は?(カリタへの問い合わせ回答と、30gを挽く時間の計測です。)
- ・価格.comマガジン 雪か企画「カリタの“超定番”電動コーヒーミル『ナイスカットG』」2026年10月2日(長年使ってきた人の記録です。)
- ・Yahoo!知恵袋「ナイスカットGとネクストG2では、どちらが良いでしょうか?」(両方を持っていた人の回答です。)
ナイスカットGの商品ページは、こちらのボタンから開けます。
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