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宛名ラベルを消すペン「シヤチハタ ラベケシ」

宅配便の段ボールに貼られた宛名ラベルは、感熱紙なら、ペンでなぞるだけで文字が消せます。シヤチハタが2026年1月13日に発売した「ラベケシ」は、そのための字消しペンです。

ただし、消せるのは感熱紙だけです。普通紙に印字されたラベルには効きません。そしてもう1つ、文字を消したあとのラベルも、段ボールに貼ったまま古紙に出してよいわけではありません。

この記事では、感熱紙の見分け方と消したラベルの扱いを、メーカー公式と古紙再生促進センターの資料で確かめます。運営者はこの商品を買っていません。使い心地は、実際に使った人の名前を添えて紹介します。

シヤチハタ

感熱紙専用 字消しペン ラベケシ KSC-ER4B/H

感熱紙専用 字消しペン ラベケシ KSC-ER4B/H

感熱紙の文字をなぞって無色化角芯4mm・水性メーカー希望小売価格 450円+税

宅配便の宛名ラベル、レシート、ATM(現金自動預け払い機)の利用明細書のような感熱紙が対象です。コピー用紙など普通紙の文字は消せません。

画像:Amazon.co.jp の商品ページより(クリックでAmazonの商品ページが開きます)

先に結論

  • ✓ 消えるのは感熱紙だけです。爪で強くこすって黒くなる紙なら感熱紙です。
  • ✓ 消したラベルは段ボールから剥がします。感熱紙・シール・宅配便の伝票は、古紙のリサイクルに混ぜてはいけない「禁忌品」です。
  • ✓ 消した文字は戻せません。返品や問い合わせに使う伝票番号は、消す前に控えておきます。

Amazonの商品ページは下のボタンから開けます。

\Amazon.co.jp/

ラベケシの商品ページを見る ›

1本入りのページです。

※ 本記事には広告(アフィリエイトリンク)が含まれます。紹介している商品は、記事の内容に関連するものを編集方針にもとづいて選んでいます。Amazonのアソシエイトとして、おかあさんのおうちは適格販売により収入を得ています。

目次

消したラベルは剥がして捨てる

シヤチハタの公式サイトは、ラベケシを「塗ってそのまま廃棄できるので、ラベルを破いたり、シュレッダーにかける手間がありません」と紹介しています。同じ文の下には「お住まいの地域の条例に従って廃棄してください」という注記があります。

この注記が大事です。公益財団法人 古紙再生促進センターは、古紙に混ぜてはいけない「禁忌品」の一覧を公開しています。そこには次の3つが別々に載っています。

  • シール、粘着テープ(雑誌付録など)。
  • カーボン紙、ノーカーボン紙(宅配便の伝票など)。
  • 感熱紙(レシートなど)。

センターは、禁忌品が混ざると生産工程での機械トラブルや不良品の原因になると説明しています。感熱紙の宛名ラベルは、感熱紙であり、シールでもあります。文字を消しても、紙の種類は変わりません。

京都市ごみ減量推進会議の禁忌品のページも、シールと「粘着物のついた伝票など」を「必ず取り除いてほしいもの」に分けています。

2023年5月、Xで「感熱紙だったらアルコールスプレーかければ消える」という投稿が話題になり、Togetter(トゥギャッター)にまとめられました。その反応の中に、同じ点を指摘した投稿があります。

すでに指摘があったけど感熱紙を貼ったままだとダンボールのリサイクルに支障があってはがさないと駄目だから、消さずそのままはがして丸めて燃えるゴミに入れてる。

Togetter「これって常識なの?宛名シールは『感熱紙だったらアルコールスプレーかければ消える』『毎回シュレッダーかけてた』」に引用された投稿

消すのは、個人情報を読まれないためです。剥がすのは、段ボールを資源に回すためです。目的が違うので、両方やることになります。剥がしたラベルを何ごみに出すかは自治体で違うので、住んでいる市区町村の分別表で確かめてください。

消えるのは感熱紙だけ

メーカーの注意書きには「感熱紙以外の印字は消すことができません」とあります。宅配便のラベルにも、普通紙に印字したものがあります。家電Watchで使った野本美樹氏も、普通紙のラベルにはラベケシが使えない場合があると書いています。

感熱紙かどうかは、紙を傷めずに確かめる方法があります。元製紙会社社員の紙コンサルタントは、見分け方として次の2つを挙げています。

  • 爪や1円玉でひっかく。感熱紙は黒っぽく色が出て、普通紙は型がつく程度で色は出ません。
  • 表と裏を比べる。感熱紙は表面がツルツルしていて、表と裏で色や光沢が少し違います。

宛名ラベルなら、文字のない余白の端を爪で強くこすれば足ります。黒い線が出たら感熱紙です。何も出なければ、ラベケシでは消えないラベルです。

?

読者

感熱紙なら、どれでも同じように消えるの?

おかあさん

メーカーは「感熱紙の種類によっては文字が消えにくい場合があります」と書いています。どの紙が消えにくいかまでは、公式の資料では確認できませんでした。

修正テープや油性ペンとの違い

シヤチハタの公式サイトには、個人情報の隠し方を比べた表があります。油性マーカーはライトで透かすと読めてしまい、ハサミで切っても細かくなければつなぎ合わせて読める、という説明です。

仕組みは、感熱紙の性質を逆に使っています。感熱紙には2つの材料が入っていて、熱が加わると結びついて色が出ます。ラベケシのインキは、その結びつきを切る作用があると公式は説明しています。

家電Watchの野本美樹氏は、修正テープとラベケシで同じラベルを消して、裏側から見比べています。

修正液や修正テープでは白塗りするだけなので、裏から見ても文字は残ったまま。一方、ラベケシを使うと完全に消えるので、プライバシー保護の観点では安心感があると思いました。

家電Watch 野本美樹「裏面まで宛名が消える『ラベケシ』サッとプライバシー保護!」

普通紙のラベルや封筒の宛名には、ラベケシは使えません。シヤチハタは別の商品として、黒いのりで紙を貼り合わせて宛名を隠す「ケスペタ」も出しています。

取り上げたきっかけ

野本氏は、文字が消える速さはラベルやレシートによって少し差がある印象だったと書いています。そのうえで、なぞった直後にスーッと消えていくものがほとんどだった、という書き方です。

どんな商品か

太めの平たいペン先で、消したい行をなぞって使うペンです。

なぞる前となぞった後の宛名ラベルの例(メーカーの商品画像)。
なぞる前となぞった後の宛名ラベルの例(メーカーの商品画像)。
使い始める前の準備の手順。
使い始める前の準備の手順。
ペン芯の先まで色が染まった状態にしてから使います。
ペン芯の先まで色が染まった状態にしてから使います。

画像:Amazon.co.jp の商品ページより

Amazonの商品画像には、使い始める前にペン芯を上に向けて1度押して空気を抜き、そのあと不要な紙の上でペン芯全体が水色に染まるまで押す、と書かれています。押す回数の目安は30〜50回程度です。

主な仕様

品番 KSC-ER4B/H
メーカー希望小売価格 450円+税
発売日 2026年1月13日
インキ 水性(塗ると無色透明になります)
ペン芯 角芯4mm
サイズ 17.8×19.3×143.2mm
重さ 27g
インキの補充 できません
1本で消せる量 確認できませんでした

出典:シヤチハタ 商品カタログ(KSC-ER4B/H)

注意点

メーカーの注意書きと、商品画像の説明をまとめます。

  • 消した文字は戻せません。返品や配達の問い合わせに使う伝票番号は、消す前に控えておきます。
  • 感熱紙以外の印字は消せません。普通紙のラベルには効きません。
  • 感熱紙の種類によっては、文字が消えにくい場合があります。
  • ペン芯の先がしっかり染まるまで押さないと、塗る量が足りず消えにくくなります。
  • インキの補充はできません。

荷物が届いてすぐ消すなら、中身を確かめて、返品の心配がなくなってからにすると安心です。

ここまでの点を確かめたうえで、商品ページを見られます。

\Amazon.co.jp/

ラベケシの商品ページを見てみる ›

在庫や配送の状況は、リンク先の表示をご確認ください。

こんな人は見てもよさそう

  • 通販の荷物が多く、宛名ラベルを毎回ハサミで切ったりシュレッダーにかけたりしている人。
  • レシートやATMの利用明細書を、そのまま捨てるのが気になる人。
  • 一人暮らしで、名前と住所が書かれた紙をごみに出すのが不安な人。

反対に、届くラベルの多くが普通紙なら、ラベケシでは消せません。先に手元のラベルを爪でこすって、感熱紙かどうかを確かめてから選ぶことになります。

この記事で確認した情報源

ラベケシの商品ページは、こちらのボタンから開けます。

\Amazon.co.jp/

ラベケシを見てみる ›

在庫や配送の状況は、リンク先の表示をご確認ください。

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この記事を書いた人

ハウスメーカー2社で営業職を経験し、不動産・建築の基礎を習得。
その後、地域密着型の不動産会社にて営業事務として勤務し、
契約書作成、ポータルサイト管理、物件情報の入力・更新など、
実務全般に携わってきました。

特に、ポータルサイトを「より魅力的に見せる工夫」や、
反響につながる「分かりやすい間取り図作成」を得意としています。
自分が関わった物件に反響があった時の喜びが、今の原動力です。

現在は子育てのため一線を退いていますが、
これまでの実務経験を活かし、
フリーランスとして不動産会社様向けの
バックオフィスサポート業務を開始しました。

現場目線を大切にしながら、
「早く・正確に・伝わる」業務サポートを心がけています。

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