🗨️「国道127号、どこが通れないの?」
9月22日の千葉国道事務所の発表では2か所です。鋸南町元名〜富津市金谷の1.5キロは上下線とも通行止めで、21日20時ごろに斜面が崩れました。君津市北子安〜木更津市畑沢の1.1キロは館山方面だけ通行止めで、千葉方面は通れます。南房総市の小浦区間は解除されました。
[交通] この記事の要点
2026年9月22日 発表
- 内房の海沿いを通って館山・南房総方面へ向かう人
- 木更津から君津・富津方面へ南下する人
- 23日の連休最終日に房総へ出かける予定の人
同じ国道127号でも、閉まっている理由が違います
9月22日に千葉国道事務所が出した発表は、国道127号について3本ありました。区間ごとに状態がまったく違います。
| 区間 | 延長 | 22日時点 |
|---|---|---|
| 鋸南町元名(きょなんまちもとな)〜富津市金谷(かなや) | 約1.5km | 上下線とも通行止め(継続) |
| 君津市北子安(きたこやす)六丁目〜木更津市畑沢(はたざわ) | 1.1km | 館山方面のみ通行止め |
| 南房総市富浦町南無谷(なむや)〜富浦町小浦(こうら) | 約2.7km | 解除 |
「国道127号が通行止め」と一言で言われると、この3つが全部まざります。行き先によって、通れるかどうかは変わります。
渋滞と通行止めで動けなくなったときに要るもの
迂回路を調べるにも、その場で待つにも、要るのはトイレと電源の2つです。車に積みっぱなしにできる小さいものだけ挙げます。
渋滞と通行止めで動けなくなったとき、いちばん先に困るのがトイレです。高速道路上ではパーキングまで降りられないので、車に積んでおくものの中では優先度が高い1つです。
渋滞中はナビと地図と渋滞情報でスマホを使い続けるので、電池は思ったより早く減ります。迂回路を調べる段になって充電が無いと、動けるのに動けません。
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元名区間は、雨がやんでも開きません
鋸南町元名〜富津市金谷の区間は、もともと規制雨量に達したため9月21日5時30分から通行止めになっていました。雨の条件で閉める、いわゆる事前通行規制です。
ところが21日の20時ごろ、富津市金谷地先の23.7kp地点で斜面崩壊が発生しました。これで性格が変わります。雨量で閉めた通行止めは雨がやめば開きますが、斜面が崩れた通行止めは、土砂を片づけて安全が確認されるまで開きません。
いつ開くの?
まだ出ていません。千葉国道事務所は「本日、現地調査を実施し、迂回路や復旧見通しについてはあらためてお知らせします」と書いています。迂回路も、この時点では示されていません。
北子安は、片方向だけ閉まっています
君津市北子安の50.5kp地点では、21日19時ごろに道路の法面(のりめん)が崩落しました。通行止めは21日20時00分からで、区間は君津市北子安六丁目〜木更津市畑沢の1.1キロです。
ここで大事なのは向きです。発表には「千葉方面については通行が可能です」と書かれています。閉まっているのは館山方面だけです。南へ下る人は通れず、北へ戻る人は通れる、という状態になっています。
解除された小浦区間には「200ミリ」と書いてある
南房総市の小浦区間(富浦町南無谷〜富浦町小浦・約2.7キロ)は、パトロールで安全が確認されて解除されました。この区間の位置図には、規制雨量が200ミリと明記されています。
道路には、それぞれ「何ミリ降ったら閉める」という数字が決まっています。同じ千葉でも、旧外房有料道路は24時間雨量80ミリです。数字は道ごとに違うので、よく使う道の基準は一度調べておくと、次の雨のときに早く動けます。
同じ日に解除された国道16号のアンダーパス
国道16号の村田町アンダーパス(千葉市中央区浜野町の古市場交差点〜中央区村田町の浜野駅西側交差点・約1キロ)は、9月21日の23時50分に通行止めが解除されました。
この発表には、閉める条件が3つ書かれています。1つでも当てはまれば全面通行止めです。
- 「レベル4大雨危険警報」が発令された場合
- 時間雨量が50ミリに達した場合(予測を含む)
- 道路管理者または警察が冠水の可能性があると判断した場合
今回は3番目ではなく1番目で閉まり、レベル4からレベル3へ引き下げられたことと現地確認で解除されました。アンダーパスは冠水してから閉めるのではなく、降る前・降っている途中で閉める場所です。
7つの国道が「道路啓開」の区間に指定されています
千葉国道事務所は9月21日22時20分、災害対策基本法第76条の6第1項に基づいて、管内の7路線を区間指定しました。立ち往生した車や被災した車を動かして、緊急車両が通れるようにするための指定です。
- 国道6号(東京都境〜茨城県境)
- 国道14号(千葉市花見川区〜千葉市中央区)
- 国道16号(埼玉県境〜富津市)
- 国道51号(千葉市中央区〜茨城県境)
- 国道127号(館山市〜木更津市)
- 国道357号(千葉市中央区〜東京都境)
- 国道409号(木更津市〜袖ヶ浦市)
車を置いて離れると、この作業の対象になります。動けなくなったときは、車内で待つか、やむを得ず離れるなら鍵を挿したまま連絡先を残す、という判断が要ります。
生活・仕事にどう効くか
- 雨がやんでも開かない区間:元名区間は雨量で閉めたあとに斜面が崩れたので、雨の条件が戻っても解除されない。迂回路と復旧見通しはまだ発表されていない。
- 片方向だけ閉まっている区間:君津市北子安〜木更津市畑沢は館山方面のみ。千葉方面は通行できる、と発表に明記されている。
- 解除された区間:南房総市富浦町南無谷〜富浦町小浦の約2.7キロは、パトロールで安全が確認されて解除された。
結局どうすればよいか
- 出かける前に千葉国道事務所のサイトかX(@mlit_chibakoku)で最新の規制を見る
- 館山方面へ向かうなら、北子安〜畑沢は通れない前提で経路を組む
- 元名区間は迂回路が未発表なので、別ルート(館山道など)を先に調べておく
公式出典
- 国土交通省 関東地方整備局 千葉国道事務所「大雨による通行止めのお知らせ【第2報】~土砂災害発生(国道127号 千葉県富津市金谷地先)~」(2026年9月22日発表)
- 同「土砂災害による通行止めのお知らせ【第1報】~国道127号 君津市北子安地先~」(2026年9月22日発表)
- 同「大雨による通行止め解除のお知らせ【終報】~国道127号 小浦区間~」(2026年9月22日発表)
- 同「大雨による通行止め解除のお知らせ【終報】~国道16号 村田町アンダーパス~」(2026年9月22日発表)
- 同「災害対策基本法に基づき、道路啓開作業を実施します」(2026年9月22日発表)
更新履歴
- 2026年9月22日 初版を公開
※本記事は2026年9月22日時点で公表されている情報にもとづきます。数値・制度・進路などは今後変わる可能性があるため、最新の内容は各公式発表をご確認ください。
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