🗨️「台風25号、静岡はどこがいちばん降るの?」
東部と伊豆です。2日間で最大400ミリの予想に対して、西部は160ミリ。同じ県内で2.5倍の差がついています。接近するのは20日夜から21日です。
[災害] この記事の要点
2026年9月19日 発表
- 静岡県東部・伊豆に住んでいる人
- 連休に伊豆へ出かける予定がある人
- 静岡県内の海沿いに住んでいる人
県内4地域で、雨量の予想が2.5倍ひらく
静岡地方気象台が19日6時25分に出した解説情報の雨量予想です。24時間の数字を2期間ぶん並べました。
| 地域 | 20日の1時間 | 20日6時〜21日6時 | 21日6時〜22日6時 | 2日間の合計 |
|---|---|---|---|---|
| 東部(沼津市・富士市など) | 50ミリ | 200ミリ | 200ミリ | 400ミリ |
| 伊豆(熱海市・下田市など) | 50ミリ | 200ミリ | 200ミリ | 400ミリ |
| 中部(静岡市・焼津市など) | 40ミリ | 100ミリ | 100ミリ | 200ミリ |
| 西部(浜松市・磐田市など) | 30ミリ | 80ミリ | 80ミリ | 160ミリ |
東部・伊豆の400ミリと、西部の160ミリ。同じ県の天気予報なのに、2.5倍の開きがあります。台風が東海道沖から関東の東へ抜けるコースなので、県の東側ほど中心に近いところを通るためです。
千葉県のように「県内どこでも同じ数字」という出し方をしていないということは、気象台の側で降る場所を絞り込めている、ということでもあります。西部の人が東部の数字を見て身構える必要はなく、逆に東部・伊豆の人は西部の予報を見て安心しないほうがいい、という読み方になります。
住まいのリスクに対する備え
土地の履歴やリスクを知ったら、次は「起きたときにどうするか」です。最低限そろえておくと動けるものを挙げます。
一から集めると抜けが出ます。まずセットで用意して、家族の人数分と常備薬だけ足すのが早いです。
断水で最初に困るのがトイレです。備蓄で見落とされやすい一方、代用が効きません。
停電時は懐中電灯より、部屋全体を照らせるランタンの方が使えます。電池でも充電でも点くものだと、どちらが尽きても止まりません。
鍵につけて持ち歩けるサイズ。停電や夜道、内見での床下確認にも使えます。備えは「持ち歩けるかどうか」で使用率が変わります。
※ 本記事には広告(アフィリエイトリンク)が含まれます。紹介している商品は、記事の内容に関連するものを編集方針にもとづいて選んでいます。Amazonのアソシエイトとして、おかあさんのおうちは適格販売により収入を得ています。
20日の1時間50ミリは、道路の水があふれる降り方
東部と伊豆には、20日の1時間雨量として50ミリが出ています。気象庁の区分では「非常に激しい雨」で、解説情報の本文にも雷を伴った非常に激しい雨が降り、警報級の大雨となる所があると書かれています。
1時間50ミリは、道路の排水設備が処理できる量を超えます。側溝から水があふれ、道路の低いところに集まります。鉄道や道路の下をくぐるアンダーパスは、まわり中の水が一点に集まる構造なので、入ってから深さに気づく形になります。
静岡県は9月18日17時から、沼津市の国道414号・三ツ目ガード下で、雨量ではなく警報の名前を合図にして閉める新しい規制を始めています。今回がその運用が最初に効く場面になる可能性があります。
風は雨ほど差がつかない
21日の風の予想は、地域差が雨ほど大きくありません。最大風速と、かっこ内が最大瞬間風速です。
| 地域 | 陸上 | 海上 | 波 |
|---|---|---|---|
| 伊豆 | 18メートル(30) | 25メートル(35) | 伊豆南7メートル |
| 中部 | 18メートル(30) | 23メートル(35) | 中部南6メートル |
| 西部 | 18メートル(30) | 23メートル(35) | 遠州南6メートル |
| 東部 | 12メートル(25) | 16メートル(30) | 東部3メートル |
雨がいちばん多い東部が、風と波はいちばん弱い予想です。東部の海域は駿河湾の奥にあたるため、外洋に開いた伊豆南や遠州灘とは波の立ち方が違います。「雨がひどい地域」と「風と波がひどい地域」が一致しないのが、今回の静岡県の特徴です。
この住所は浸水しやすい場所ですか?
住所を入れるだけ。ハザードマップの指定(浸水・土砂・津波)と地盤の強さが5秒で出ます。会員登録も電話番号も要りません。
潮位も合わせて見る
解説情報の防災事項には、雨・風・波のほかにもう1行あります。潮位上昇による海岸や河口付近の低い土地の浸水や冠水に注意、という項目です。
静岡県では、土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫、暴風、うねりを伴った高波に警戒してください。また、落雷や突風、潮位上昇による海岸や河口付近の低い土地の浸水や冠水に注意してください。
台風が近づくと、気圧が下がったぶん海面が持ち上がり、風で海水が岸に吹き寄せられます。川の河口付近では、この海面の高さが上流からの水を押し戻す形になります。上流で降った雨と、海から押し戻される水が同じ時間に重なると、堤防の高さに余裕があっても水があふれることがあります。
河口や海岸に近い場所に住んでいるなら、雨量の予想だけでなく、21日の潮位の時間帯も見ておくと判断が早くなります。
次の発表は19日17時ごろ
台風は19日3時に父島の南西約190キロ、中心気圧975ヘクトパスカル、最大瞬間風速45メートル。ここからやや勢力を強めながら日本の南を北上し、20日から21日にかけて東海道沖から関東の東へ進む見込みです。
静岡県気象解説情報の次回発表は19日17時ごろ。東部・伊豆の数字が上がるか下がるかは、その時点でまた変わります。
生活・仕事にどう効くか
- 雨の量:東部と伊豆は20日6時からの24時間で200ミリ、続く24時間でも200ミリ。合わせて最大400ミリで、西部の160ミリの2.5倍になる。
- 1時間の降り方:20日の1時間雨量は東部と伊豆で50ミリ。道路の排水が追いつかず、アンダーパスや側溝の近くで水があふれる降り方。
- 海沿いの浸水:気象台は潮位上昇による海岸や河口付近の低い土地の浸水・冠水にも注意を呼びかけている。21日の波は伊豆南で7メートル。
結局どうすればよいか
- 東部・伊豆に住んでいるなら、20日夜までに外の片付けと買い物を終える
- 河口や海沿いの低い土地では、雨だけでなく潮位も合わせて見る
- 伊豆へ行く予定は、20日夜以降の帰り道が使えるかを先に確認する
公式出典
- 気象庁 静岡地方気象台「静岡県気象解説情報(台風第25号)」(2026年9月19日6時25分発表)(2026年9月19日発表)
- 気象庁「全般気象解説情報(台風第25号)」(2026年9月19日5時39分発表)(2026年9月19日発表)
- 気象庁 台風情報(台風第25号・2026年9月19日6時45分発表)(2026年9月19日発表)
更新履歴
- 2026年9月19日 初版を公開
※本記事は2026年9月19日時点で公表されている情報にもとづきます。数値・制度・進路などは今後変わる可能性があるため、最新の内容は各公式発表をご確認ください。
Googleで「おかあさんのおうち」の新着を優先表示する
災害・道路・住まいの新しい記事がGoogleのトップニュースに出やすくなります。ボタン1回で登録できます。










コメント