🗨️「愛知はどこでいちばん降っているんですか」
16日午後1時20分までの24時間で、豊田市の阿蔵が73ミリ。同じ豊田市の観測所が59.5ミリ、大府市が55.5ミリです。この73ミリは、本州のアメダスでいちばん多い数字でした。豊田市はまだ降っていて、直前の1時間で9.5ミリが観測されています。
[災害] この記事の要点
2026年9月16日 発表
- 豊田市・大府市で車を使って移動する人
- 愛知県内の山あいの国道を通る予定の人
- この連休に愛知方面へ出かける予定の人
本州でいちばん降っているのは豊田市
気象庁のアメダス実況を、16日午後1時20分の時点で見ます。24時間降水量の多い順に並べると、愛知県が上位に固まっています。
| 観測所 | 市町村 | 24時間降水量 | 直前1時間 |
|---|---|---|---|
| 阿蔵 | 愛知県豊田市 | 73.0ミリ | 0.5ミリ |
| 豊田 | 愛知県豊田市 | 59.5ミリ | 9.5ミリ |
| 大府 | 愛知県大府市 | 55.5ミリ | 1.5ミリ |
| 茶臼山 | 愛知県豊根村 | 47.5ミリ | 1.0ミリ |
| 小原 | 愛知県豊田市 | 36.0ミリ | 6.0ミリ |
阿蔵の73.0ミリは、この時点で本州のアメダス観測所のなかでいちばん多い数字です。全国で見ると沖縄県那覇市の108.0ミリが最多で、本州では愛知が頭ひとつ出ています。
上位5つのうち3つが豊田市です。市内の別々の観測所が、そろって高い値を出しています。

住まいのリスクに対する備え
土地の履歴やリスクを知ったら、次は「起きたときにどうするか」です。最低限そろえておくと動けるものを挙げます。
一から集めると抜けが出ます。まずセットで用意して、家族の人数分と常備薬だけ足すのが早いです。
断水で最初に困るのがトイレです。備蓄で見落とされやすい一方、代用が効きません。
停電時は懐中電灯より、部屋全体を照らせるランタンの方が使えます。電池でも充電でも点くものだと、どちらが尽きても止まりません。
鍵につけて持ち歩けるサイズ。停電や夜道、内見での床下確認にも使えます。備えは「持ち歩けるかどうか」で使用率が変わります。
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まだ止んでいない
この表で見るべきは、いちばん右の列です。
豊田の観測所は直前1時間で9.5ミリ、小原で6.0ミリを記録しています。24時間の合計だけを見ると「もう降り終わった」ように読めますが、そうではありません。阿蔵と大府はほぼ止んでいる一方で、豊田と小原はまだ降っている、という状態です。
気象庁の目安では、1時間10ミリから20ミリが「やや強い雨」、20ミリから30ミリが「強い雨」です。9.5ミリはその手前で、地面に水がたまり始める水準にあたります。
愛知の国道は、いちばん低い基準が50ミリ
この数字が気になるのは、愛知には雨で閉まる国道の区間が多いからです。
国土交通省が定めている事前通行規制区間は、愛知県内に81あります。区間ごとに「連続雨量が何ミリに達したら通行止めにする」という数字が決まっていて、県内でいちばん低いのが豊根村の50ミリです。
いま豊根村にある茶臼山のアメダスは47.5ミリを観測しています。ただし通行規制の判断に使われるのは、その区間に設置された雨量計の値です。アメダスの数字とは別のものなので、「あと2.5ミリで閉まる」と読むことはできません。読めるのは、いま降っている量が規制の基準と同じ桁にある、というところまでです。
山あいの国道を通る予定があるなら、出発前に規制の状況そのものを見るのが確実です。
この住所は浸水しやすい場所ですか?
住所を入れるだけ。ハザードマップの指定(浸水・土砂・津波)と地盤の強さが5秒で出ます。会員登録も電話番号も要りません。
川があふれなくても、道路には水がたまる
24時間で70ミリという量は、河川を氾濫させる規模ではありません。それでも足を取られるのは、雨水が排水管の能力を超えたときです。
下水道は一般に1時間50ミリ前後の雨を流す設計で造られていますが、これは管が詰まっていない場合の話です。落ち葉や土砂で排水口がふさがれていると、1時間10ミリでも水がたまります。秋の雨は落ち葉と重なるので、この条件がそろいやすい時期です。
とくに危ないのは、アンダーパスと呼ばれる道路が線路や別の道の下をくぐる区間です。周りより低いので水が集まり、入ってしまうと出られなくなります。
自分の土地がどうなっているかは、住所で分かる
いま降っている量が自分の家にとって危ないのかどうかは、雨量の数字だけでは判断できません。効いてくるのは、その土地が周りより低いかどうか、過去に浸水したことがあるかどうかです。
愛知県内では、津島市のように国が数えた冠水の危険箇所が10か所すべて海面より低い土地にある、という自治体もあります。同じ雨でも、地形によって起きることがまったく違います。
住所を入れれば、浸水・土砂・地盤の想定をまとめて見られます。降っているうちに調べておくと、次に同じ雨が来たときの判断が変わります。
生活・仕事にどう効くか
- 移動:愛知の国道には連続雨量で閉まる区間が81ある。県内でいちばん低い基準は豊根村の50ミリで、いま降っている量と桁が同じ。
- 住まい:内水氾濫は川があふれなくても起きる。1時間9.5ミリでも、排水が追いつかない土地では道路に水がたまる。
結局どうすればよいか
- 自宅や通勤路が浸水想定区域に入っているかを住所で確認する
- 山あいの国道を通る予定なら、出発前に通行規制の状況を見る
- 連続雨量は降り始めからの合計なので、雨が降り出した時刻を覚えておく
あわせて読む・調べる
くわしく知る(保存版の記事)
公式出典
- 気象庁 アメダス実況(2026年9月16日13時20分)(2026年9月16日発表)
- 気象庁 気象警報・注意報(2026年9月16日発表)
- 国土交通省 道路防災情報 事前通行規制区間(中部地方整備局)(2026年9月16日発表)
更新履歴
- 2026年9月16日 初版を公開。16日13時20分時点のアメダス実況を記載。
※本記事は2026年9月16日時点で公表されている情報にもとづきます。数値・制度・進路などは今後変わる可能性があるため、最新の内容は各公式発表をご確認ください。
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