🗨️「東北の国道は、雨が何ミリ降ると通行止めになるんですか」
いわき市の国道49号が連続雨量200ミリ、福島と米沢を結ぶ栗子(くりこ)の国道13号と、仙台と山形を結ぶ関山(せきやま)の国道48号がどちらも180ミリです。16日6時の時点では、いわきの区間にすでに22ミリが積まれていました。国土交通省東北地方整備局が区間ごとに決めていて、降り始めからの合計がその数字に届いた時点で閉まります。
[交通] この記事の要点
2026年9月16日 発表
- いわきから郡山へ国道49号で抜ける人
- 福島から米沢へ国道13号(栗子)で向かう人
- 仙台から山形へ国道48号(関山)で向かう人
いわきの国道49号は、すでに22ミリ積まれている
いわき市から郡山市へ阿武隈高地を越える国道49号です。好間(よしま)町から三和(みわ)町までの区間が連続雨量200ミリで、16日6時の時点で22ミリが記録されていました。
| 区間 | 規制条件 | 16日6時の連続雨量 |
|---|---|---|
| 福島県いわき市好間町北好間字猪鼻〜三和町合戸字入藪 | 連続雨量 200mm | 22mm |
| 福島県河沼郡柳津町藤字古市〜耶麻郡西会津町野沢字田中甲 | 連続雨量 150mm | 0mm |
| 福島県耶麻郡西会津町上野尻字寺林〜宝沢字坊ノ前 | 連続雨量 150mm | 0mm |
「連続雨量」は降り始めからの合計です。1時間にどれだけ強く降ったかではなく、降り続いた総量が200ミリに届いた時点で閉まります。22ミリはまだ1割ですが、連続雨量は途中で減りません。降り続くかぎり積み上がるだけです。
会津側の柳津〜西会津は150ミリで、いわき側より50ミリ低く設定されています。同じ1本の道でも、場所によって線の高さが違います。
渋滞と通行止めで動けなくなったときに要るもの
迂回路を調べるにも、その場で待つにも、要るのはトイレと電源の2つです。車に積みっぱなしにできる小さいものだけ挙げます。
渋滞と通行止めで動けなくなったとき、いちばん先に困るのがトイレです。高速道路上ではパーキングまで降りられないので、車に積んでおくものの中では優先度が高い1つです。
渋滞中はナビと地図と渋滞情報でスマホを使い続けるので、電池は思ったより早く減ります。迂回路を調べる段になって充電が無いと、動けるのに動けません。
災害時に多いつまずきが「ケーブルが見つからない・端子が合わない」です。本体にケーブルが付いている型だとそこで止まりません。20000mAhでスマホ数回分。
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栗子と関山は、どちらも180ミリ
福島と山形、宮城と山形を結ぶ2本の峠道は、同じ180ミリでした。どちらもすでに雨が積まれ始めています。
| 区間 | 規制条件 | 16日6時の連続雨量 |
|---|---|---|
| 福島県福島市飯坂町中野字俎石〜山形県米沢市万世町苅安字赤浜(国道13号・栗子) | 連続雨量 180mm | 10mm |
| 宮城県仙台市青葉区作並長袋〜山形県東根市大字関山字大滝(国道48号・関山) | 連続雨量 180mm | 1mm |
| 山形県鶴岡市堅苔沢字深浦〜宮田(国道7号) | 連続雨量 180mm | 0mm |
栗子は、福島市から米沢市へ抜ける生活の道です。高速道路(東北中央道)が並行していますが、無料区間を含めて雨が強い日は両方の状況を見る必要があります。
最上と戸沢は150ミリ
山形県北部の最上(もがみ)地方には、150ミリの線が3本あります。
| 区間 | 規制条件 |
|---|---|
| 山形県最上郡金山町外沢〜真室川町及位(のぞき)(国道13号) | 連続雨量 150mm |
| 山形県新庄市畑〜最上郡戸沢村蔵岡(国道47号) | 連続雨量 150mm |
| 山形県最上郡戸沢村猪鼻〜草薙(国道47号) | 連続雨量 150mm |
国道47号は最上川に沿って新庄から酒田へ抜ける道です。戸沢村と猪苗代の一部には、雨量ではなく別の区分がついています。
特殊通行規制区間(山形県最上郡戸沢村蔵岡字黒渕〜古口真柄・国道47号)
特殊通行規制区間(福島県郡山市熱海町大字中山字西樋ノ下〜耶麻郡猪苗代町大字山潟字上戸前ほか・国道49号)
数字が公表されていない区間のほうが多い
東北の一覧を見ると、規制条件が「-」の区間が並びます。これは規制がないという意味ではなく、数字を公表せず現地の状況で判断する「予防的通行規制区間」です。国道13号だけでも次の7区間が該当します。
- 福島市飯坂町〜米沢市万世町
- 南陽市赤湯〜川樋
- 新庄市萩野〜最上郡金山町山崎
- 金山町金山〜真室川町及位
- 真室川町及位〜秋田県湯沢市上院内
- 秋田県大仙市協和峰吉川〜上淀川
- 秋田県大仙市協和船岡〜船沢
三陸の国道45号(松島・南三陸・気仙沼)、月山を越える国道112号、小国の国道113号、田沢湖へ向かう国道46号も同じ扱いです。「何ミリまでは大丈夫」と自分で計算できない道がある、と考えておくほうが安全です。
出発前に見る場所
国土交通省の道路情報提供システムでは、路線ごとに区間・規制条件・いま何ミリ積まれているかが同じ画面に出ます。いわきから郡山へ向かうなら国道49号、福島から米沢なら国道13号のページを開いてから出ると、途中で引き返す確率が下がります。
連続雨量は、一定時間雨がやむとリセットされます。ただし降り続く日は戻らないので、朝に20ミリ台なら夕方までに何ミリまで来るかを見ておくと判断しやすくなります。
生活・仕事にどう効くか
- 移動:連続雨量が基準に届くと、警報や避難情報とは関係なく閉まる。走っている途中でも規制がかかる。
- 住まい:東北は雨量が非公表の「予防的通行規制区間」が多い。何ミリまで大丈夫かを自分で計算できない道がある。
結局どうすればよいか
- 出発前に国土交通省の道路情報提供システムで、通る路線の連続雨量が今いくつかを見る
- 国道49号(いわき〜三和)を使うなら、200ミリまでの残りを確認する
- 閉まったときに迂回できる道を、地図で1本だけ決めておく
あわせて読む・調べる
くわしく知る(保存版の記事)
公式出典
- 国土交通省 道路情報提供システム 事前通行規制区間(国道49号・東北地方整備局)(2026年9月16日発表)
- 国土交通省 道路情報提供システム 事前通行規制区間(国道13号)(2026年9月16日発表)
- 国土交通省 道路情報提供システム 事前通行規制区間(国道48号)(2026年9月16日発表)
- 国土交通省 道路情報提供システム 事前通行規制区間(国道7号)(2026年9月16日発表)
更新履歴
- 2026年9月16日 初版を公開。
※本記事は2026年9月16日時点で公表されている情報にもとづきます。数値・制度・進路などは今後変わる可能性があるため、最新の内容は各公式発表をご確認ください。
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